Saturday, 26 November 2016

温泉ジェットコースター




再生回数が100万回を超えたら、
本当に別府に温泉の遊園地が出来るらしい。
温泉のジェットコースターとか
温泉の観覧車とか。
これ実現したらすごい。
地震のこととか、
温泉水で機械がおかしくならないのかとか
気になることは気になるけど、
本当に出来たらすごいな。
ということで、
皆さん再生して下さいませ。





Friday, 25 November 2016

トンカ豆のチョコレートタルト




街中でカフェに行きたくなって、
いつもと違う通りに入ったら、
ブダペストっぽくないカフェがあった。

置いてあるケーキも何か近代的なカフェ。
チョコレートタルトに金粉が吹きかけてあるものがあって、
聞いてみたら、トンカ豆を使ったチョコレートタルトだそう。

「トンカ豆って何?」と聞いたら
「豆と言っても普通に食べる豆とは違って、
独特の味がするの。スペシャルだからオススメ!」
と、よく分からない説明だけでは
よく分からなかったので頼むことにした↓↓↓


待っている間にネットで調べたら、
中南米原産のスパイスで
エキゾチックな甘い香りがするので
最近お菓子に入れるのに流行ってるんだそう。

(他サイトから写真拝借中)

ブダペストで最近世界で流行っているものを
教えてもらうとは思わなかった。

食べてみたら確かにおいしい。
シナモンとかみたいに強くなく
甘ったるくもなく
マイルドにエキゾチックな甘い香り。

まだ来て2年弱だけど、
最近ブダペストって
どんどん西欧っぽくなろうとしてる感じがする。

と思わせるカフェだった。


そうは言っても
こんなお洒落なカフェなのに
お客さんの一人が、
ヨレヨレ ジャージの太ったおじさんだったから
あ、やっぱりまだブダペストだな。
と思ってしまった。


http://desszertneked.hu








Tuesday, 22 November 2016

般若心境



【般若心境】

「お、この人は協力的でいい仕事してくれそう。オーストリア人だし」
って思った人が思いの外やる気なくって、
やっぱり「言い訳せずに、しっかりやれっ!」って感じで
食い付いていかなくてはいけなかった時に、

あぁ、日系企業で外人と働くということは
鬼にならなくてはいけないってことなんだなぁ。
と思い、

そういえば、日本で激務をこなしている女友達が
「男性ホルモンが出ちゃってる」
と言っていたけど、
私から出てるのは男性ホルモンみたいなバリバリ働く系の
やりがいのあるような物ではなく、
鬼ババが子供を上から叱りつけているような
そんな感じだな。

うん、鬼ババっていうかもう般若の面みたいな心持ちだな。
般若の面みたいな顔で「やれ〜!!!」って言い続けるしかないんだな。
と若干 落ち気味になった今日の仕事中、

般若→心持ち→般若心経→心境→

般若心境!

と思いつたダジャレ。

我ながら久々にいいダジャレ思いついたわ。
天才かもしれない。
と思ったら元気になった。

心の健康はダジャレと自尊心で保つ。






Sunday, 20 November 2016

ミルクティーへの道


昔、東京の職場で冬の朝に座っていると、
必ず毎朝目の前を物凄くシャイな香港人が通り過ぎていった。

話してる人の目も見てくれず、
表情もあまり変わらない その人。
30秒後に戻って来て、
また目の前を通り過ぎる彼の手には、
必ず小さめの缶に入った紅茶花伝があって、
アチッ、アチッ、って左右の手で交互に持って苦戦している彼の顔が
毎朝同じ様にすんごい幸せそうだったので、
かなり癒されていた。

寒い朝に甘いミルクティーを飲む幸せ。
わかるわ〜。

ということで、
ミルクティーが好きで
飲みたいと思っているんだけど、
家の外でミルクティーを飲むことに苦戦している。

苦戦の理由①「ハンガリーがレモンティーの国だから」
こんなに近くにイギリスがあって、
ケーキとかはゲロッゲロに甘ったるいのが好きなくせに、
何を思ったか、彼ら紅茶だけはスッキリ派らしい。

ということで、カフェでミルクティーを頼むと、
1: 聞き取ってもらえずに、「えっ?」って言われる
2: 「ん?ミルク?入れるの?紅茶に?本気?」と戸惑われる
3: ミルク入れる概念が無いから、熱湯を9分目まで入れられてしまい
カップにミルクに対して残されたスペースが無くなる

って感じで、
最低ミルクを3割は入れて欲しい私は
ハンガリー人のミルクティー作りのスキルの無さに欲求が不満な状態。

苦戦の理由②「カフェラテのアジア人と覚えられている」
朝によく行くパン屋さんで、
行き始めの頃にたまたま毎朝カフェラテを頼んでいたら、
カフェラテのアジア人と認識されてしまい、
最近は店に入った瞬間に自動でカフェラテを作られてしまう。

特によくいる恰幅の良いチャキチャキおばちゃん。
私のことが視界に入ると、
掃除とか別のことをしていても手を止めて、
コーヒーマシンへ向かって行く。

例えば店に着いた時
私の前に3人の列が出来ていたとしても、
私の番が来た時には
カフェラテが自動で完成している状態。

別の店員が私の注文を取っていて
「コーヒーに砂糖入れる?」と聞いてくると
私が返事するよりも早く
「ブランシュガー二つだよ」
と会話に入ってくる。

覚えてくれることは嬉しいんだけど、
ミルクティーが飲みたいんだ今日は。
って言いたいんだけど、
何せ店に入った瞬間に作り始めちゃうから
おばちゃんを止めることが出来ない。

そのやる気と記憶力、
パン屋に留めておくのが勿体なくて仕方がなさすぎる。
この無気力な国に生まれて、
何故そんなにやる気満々に育つことが出来たのか。
そして何故そんなにも私の注文に固執するのか。
(他の客の注文を差し置いてでもコーヒーマシンへ向かっていくことが多い。
外国人だからなのか?)

というような話を会社ですると、
「へー、そんなに美味しいの?」
と言われて全然理解してもらえない。

会社の人たちもまた、
人生で一度もミルクティーを飲んだことの無い人達だから。

流石のイギリス人も
東の方までミルクティーの良さを伝えることは
出来なかったらしい。

ということで最近
「ミルクティー疲れ」という
新種の疲労感に襲われている。







Sunday, 6 November 2016

赤いマフラー


旅行先からの帰り、空港の搭乗ゲートから、
飛行機までシャトルバスに乗った。

バスの中は、ツアーでブダペストを訪れようとしている
日本人のおじちゃん、おばちゃんで溢れていて、
更に中国人団体客でも溢れていて、
それに紛れてドイツ人らしき人とハンガリー人らしき人がチラホラ。

日本人老夫婦の、
夫婦なのに「◯◯ですねぇ」って敬語使って
縁側的な穏やかな会話が久々に耳に入り
ほっこり。
と思っているうちに飛行機へ到着。
もうすぐバスのドアが開きますというところで、
日本人ツアー客のおばさんが、
既に先のバスで到着していて友人を待っているらしき
アジア人5人を見て何とも嫌そうに言った。

「出たわ、あの赤いマフラー」

よく見ると、そのアジア人5人が全員、
赤いマフラーを首に下げていた。

バスから降り、階段へ向かっている間に
ふと周りに目をやると、
バスに一緒に乗っていた中国人団体客の全員が、
首に赤いマフラーをさげて、
ワーワー言いながら中国人オーラ全開で
階段へ向かっている。

きっと日本人のおばさんは、アジアからの飛行機か
空港内のカフェかどこかで
既に赤いマフラー集団にうんざりしていたに違いない。

と勝手に想像をしつつ、
ふと自分のショルダーバッグに目をやると、
肩掛けヒモに赤いマフラーが縛り付けられている。

しまった。
色だけじゃなく、「マフラー」というアイテムまで
中国人団体客とかぶってしまった。

違います。私中国人じゃないんです。
あの団体客の一員じゃありませんっ!
と心で叫びながら一生懸命オーラを消し、
添乗員さんへは努めて笑顔。
自分の席に着いた途端、
思わずマフラーをリュックに隠してしまった。

飛行機が離陸し、
まだシートベルト着用サインが点灯している中、
フライトアテンダントがマイクで言った。
「席に戻って下さい!まだシートベルトサインが消えてないので
座って下さい。Excuse me! Hello? Hellooooo!」
見ると中国人のおじさんが立っていて、
英語が分からない様で完全に無視をしている。

その後、私の後ろの席の若い中国人女性が
大音量で携帯で中国語のテレビを見始める。

私の隣の席に座っていた、ハンガリー人っぽいけど
フランス語の本を読んでいた真面目そうなおじさんが一言。

「うるさいからヘッドホンしてくれませんか」

それに対して中国人女性が一言。

「This is `i phone 5`!」

え…??

どうやらi phone 5だからヘッドホンがつけられない
と言いたかったようで、
だったらそう説明すればいいのに
機種名言われても意味分からない。

と、ちょっと笑いたかった私と、
半ギレの隣のおじさん。

ほんと、中国人って見ていて飽きない謎の生物。
あの図太さと日本人の繊細さを足して二で割れば
なんだかすごい生き物が完成しそうな気がする。

ということで、
どうやら赤いマフラーは
中国人団体客の目印として使われているらしい。

次回この団体に出会った時は
逆に紛れてみたら面白いのかも。
と思ったり、思わなかったり。







Sunday, 25 September 2016

「脱 共産の扉」からのヒツジ村




うちのアパートは、ザ・共産!って感じの集合団地的な建物で、
1階毎に60戸位ある上、居住階は5階ある。
エレベーターから降りると、何とも言えない統一感というか、
全部同じドアがズラッと並んでいて、少し不気味な感じ。

泊まりに来たスペイン人の友達も、
「こんなに沢山の家が同じ廊下に並んでて怖くないの?」
と言っていた。
大家さん曰く、どの家も中の作りまで同じらしい。

内装はそれぞれ大家さんがリノベーションしているので、
うちもピンクベージュの壁の快適なIKEA部屋。
私の入居前に色々手直ししていたので、
部屋に共産感は無い。

ただ、キッチンのガス線とか、
変更不可なものは共産感が漂っている。

そんな我が家で一番共産感が漂っているのが、
玄関のドア↓


この真ん中の鍵穴に鍵をさして、グルグル回し続けると、


茶色いケース(?)の中から二本の鉄棒がニョキニョキと両側に出てきて、
壁の鉄製の穴に引っかかることにより施錠される。


見た目もそうだけど、音がまた何とも言えない牢屋感。
原始的な感じ満載だけど、
何となく近代的な鍵より頑丈そう。

ということで、
この残された共産感をどうにか排除したかった。
そんな中、友人に連れて行ってもらった手芸屋さんで、
異様にツボな木の小さなヒツジを見つけた。

結果↓↓↓




新聞受けにも。


小さくて見えないかもだけど、
ヒツジ、花、カタツムリ、ヤギ。


ニワトリ、ハリネズミ、柵。


ロバ、親子ヒツジ。


ハチもいる。


何となくヨーロッパなので教会を中心に、
ヒツジ村の完成。


改装は出来ないので、貼ってはがせる両面テープで草色の紙を貼り、
そこにボンドでヒツジたちを固定。

残ったヒツジたちは本棚の上へ。



何て小さくて可愛いんだろう。
こうなってくると、ドアの暗い茶色が違和感なので、
今度は空色の紙でも貼ってやろうかと思ってしまう。
でもやっぱり改装出来ないので手作り感満載の
チャッチイ感じになってしまいそう。
あ〜、自分の家欲しい。

そんなこんなで
指先がボンドでカピカピの土曜日の夜。
サタデー ヒトリ ナイトフィーバーだった。








Sunday, 18 September 2016

Coco pops



もう一つ思い出した。
イギリス語学留学中の話。

ある日の授業で先生が、
「hesitate」という言葉を教えてくれた。

「では、二人組で最近「hesitate」していることを
話し合ってください」と言われ、
その週に来たばかりのアルゼンチン人の女の子とペアになった。

その頃の私は既にスペイン語圏の友達が何人かいて、
すっかりスペイン語訛りに慣れていたので、
彼女が何を言っているのか聞き取れたけど、
彼女は私の日本語アクセントのみならず、
先生の言っていることも少しピンと来ていない感じ。
ただ、プライドが高いのか、
決して分からないとは言わない。

ということで、
彼女はお題が良く分かっていない感じだけど、
分かっていないとも何とも言わない。
じゃあ私が話さねば。と話すことを考えること数秒。
そうだ!と思って話を始めた。

「私はCoco popsが大好きなんだけど、Coco popsは他のシリアルに比べて
ちょっとだけ値段が高いんだ。
だからスーパーに行くとシリアルコーナーの前でいつも迷って、
結局安いのにするんだけど、
その次にスーパーに行くと、
やっぱりCoco popsの方が好きだから、
どうしてもしばらく考え込んで迷っちゃうんだよね〜」

と、ここまで話して相手の反応を見ると、
話題がCoco popsレベルなのに、
ものすごい真剣な顔で、
ふんふん話を聞いている彼女。

あ、通じてないやー。と思ったので、

「Coco popsって知ってる?あの朝に牛乳かけて食べるやつ。
コーンで出来てるのとか色々種類があるけど、
Coco popsはお米で出来ていて、チョコが染み込んでて
牛乳と混ざると美味しいんだよねぇ〜」

と言ったら、
やっとCoco popsって分かったみたいで、
「あ〜分かった!」と彼女も話題が分かって安心した様子。

と、ひと段落した瞬間、
背後で一部始終を聞いていたらしい先生が
我慢の限界を迎えたらしく
物凄い勢いで噴き出した。

確かに、悩んでることがCoco popsレベルなのに、
割とものすごく真剣に悩んでる体で話している私と、
全然話が分かっていないので、
ものすごく真剣に聞いているパートナー。
英語のネイティブからしたら、
とんでもなく下らなかった様子。

二人組で話し合う時間が終わった後、
じゃあそれぞれ何を話し合ったか言いましょう。
って時に先生が、
「じゃあmoe、君のそのとてつもなく大きな悩みを話してもらおうか」
と言って一番に発表することになった。

確かに、他の生徒の話を聞いていると、
将来の話とか、意外と深い話をしていて、
あれっ、話題間違えちゃったかな〜。って感じだった。
そんなに悩むならCoco pops位買えよ!って先生思ったんだろうな。

ただ、当時1ポンドが213円から急上昇して
220円とかドンドン上がっていたので、
切実にお金が無く、
当時は真剣な悩みごとだった。
(今は135円位)

なんかあの頃も色々悩んでた気がするけど、
確かに一番最初に思い浮かんだことがCoco popsなら
割と幸せだったんだなぁ。と今になって思う。
そんな思い出 2。








Wednesday, 14 September 2016

アパタイト


イギリスに留学して間も無い頃、
語学学校の先生が授業中に、
「アパタイト」という単語を連発していた。

何とも真面目な顔で
何度も何度も「アパタイト」って言うんだけど、
歯磨き粉の話をしている様子ではない。

でも何回も言うので、
何回も「やっぱアパタイトって言ってる!」と思ってしまった私。
確信が無いなら黙っていればいいのに、
「日本ではアパタイトっていう歯磨き粉があるよ!」
とついつい言ってしまった。

先生は、
「アパタイトって歯磨き粉があるの!?
へぇー、それは見てみたいかも。」
と本当に興味ありそうだった。

実際、アパタイトの歯磨き粉の名前の由来も知らなかったし、
何がそんなに歯磨き粉の名前だとおかしいんだろう。
と不思議に思っていたら、
先生の話の中に「白人」「アフリカ」という
私でも聞き取れる簡単な単語が出てきた。

ん?白人…アフリカ…アパタイト…アパタイト…
「アパルトヘイト」じゃん!

と、やっと完全なる聞き間違いに気付いた時には、
真剣な話なのに、
東幹久を思い浮かべながら
歯磨き粉があるのは嘘じゃなくて本当だよ!
と力説しすぎてしまった後だったので、
もはや日本にそういった歯磨き粉があるという体で
授業の終わりを待つしかなかった。
(説明する英語力も無かったけど)

とんでもない聞き間違い。
しかも歯磨き粉というものは
歯を白くする役割もあったりする訳で、
完全な勘違いなのに、こじつけようと思えば
アパルトヘイトとこじつけられてしまう。

あの先生が
まだ日本にそんな歯磨き粉があると勘違いしているのか、
後から来たレベルの高い日本人の生徒に、
「そんな歯磨き粉はありません!誰ですかそんなデタラメ吹き込んだの!」
って言われてたらどうしよう。

もし誰かそんな勘違いをしているイギリス人に出会ったら、
是が非でも訂正してあげて欲しい。

ということで、
アパタイト…Apatite
アパルトヘイト…Apartheid

あぁ、完全に"R"とか"H"とか母音とか聞き取れてませんね。
フランスか!
みたいな。
そんな思ひで。







Tuesday, 13 September 2016

ハンガリー人カップル GO


テレビも無く、携帯も会社の物なので、
ポケモン GOって一体どんなの?
というレベルの知識だけど、

「街に出てポケモンを探して、
いたらボールを投げてゲットするゲーム」
という認識でいる。(違うかもだけど)

ハンガリーでもポケモン GOは出来るらしいけど、
良く分かっていない私が
街中でよく見つけて、
見つける度にボールをぶつけたくなるのが、
異様にイチャイチャしているハンガリー人カップル。

ヨーロッパに初めて長期滞在してから
早10年。
もはや街中でキスをしているカップルを見ても
何も思わないけれど、
ハンガリー人のそれは、
「えっ?家ですか?」と思うくらい
異様にイチャイチャしている。

この間アメリカ人の女の子と地下鉄に乗っていたら、
後から入って来たカップルが、
ドアの目の前で、
それはそれは濃厚なキスを始めた。
車内にその音が響き渡ること2-3駅。
結局私たちが降りるまで
ずーっとそんな感じ。

ハンガリー人の他の乗客は特に無反応。
私は真後ろ過ぎて音だけリスニング。
アメリカ人の女の子は、
私越しに「あなた見過ぎです!」と言う位凝視。
「アメリカであんなの無いわー。あっても軽いキスだけだよ」
と言って興味津々だった。
というようなカップルが街中に溢れている。

その他にも
私の通っている病院の前の歩道のど真ん中に立ち止まり、
魚が口をパクパクしているような
変なキスをしているカップルがいた。
息継ぎもせずにずーっとパクパクしている。

「目のやり場に困る」という表現があるけど、
あまりに恥じらいが無さすぎて、
逆に冷静に観察してしまう私。
「私が言うのも何だけど、魚じゃあるまいし、
二人とも下手くそだなぁ。テンポ早すぎ。」
みたいな。

そんな感じで堂々としているなら
まだいい方で、
たまに中途半端な時間で空いている飲食店の
2階の奥とかに行くと、
階段登りきった所からは全く見えない柱の影で
イチャつくハンガリー人カップル。

そんな所に!という所に隠れているものだから、
ビックリして心臓に悪い。
家でやるか、
遠目から気付いて避けられる位の感じでやるか
どっちかにして欲しい。
爽やかさに欠けるから全然見たくない。

知人のオーストリア人が、
「ハンガリーの生活は好きだし、
ハンガリー人の部下に特に不満も無いけど、
彼らは何か心の奥底に大きな怒りを抱えてるよね。
だからあんなに攻撃的な運転をするんだ。」
と言って、その日轢かれそうになった話をしていた。

確かに、私が運転してる時も、
前の車が遅いから抜かそうとした瞬間、
急にスピードを上げて挑んできて、
うまく抜かせずに
対向車線とぶつかりそうになって
私がクラクション鳴らされたりとか、

基本的に歩行者が横断歩道で待っていても
すぐに止まって譲ってあげる人がおらず、
歩行者は5台位は普通に待たされている。

ハンガリーが大好きで、
最近やっと仕事を見つけて移住してきたスイス人も、
「ハンガリー人って基本的にいつも他人に嫉妬している」と言っていた。

世界でも住みやすい国と言われている国や、
ヨーロッパの経済を引っぱっている国がすぐ横にある一方で、
同じEUでもそれらの国とは何か壁があって、
そこには自分たちの望んでいた訳ではない歴史的な背景があったりして、
っていうような複雑な心境が奥底に根付いていて
他の国で見かけるのとは違った感じで
表に出て来てんのかなぁ。
その一部が怒れる運転手やら
異様にイチャつくカップルなのかな。
と考えたりした。

自分も含め、
日本人も大分変わってるなと思うけど、
ハンガリーも大分ずれてんな。ってよく思う。
変な国。
(別に悪いと言っている訳ではありません)










Sunday, 11 September 2016

Reservedな私のダイレンマ


この間、私にしては珍しく、
英語のネイティブ2人と私。
という状況でカフェで一杯飲んでいた。

一人はオックスフォード大学で生物学を専攻していた
ロンドン出身のお坊っちゃま。

もう一人は、オックスフォード付近では
アウトレットの街として
他に何もないのに有名なビスター出身で
作曲の学位を取った後、
自分のロックバンドを組んだばかりのおしゃべりな青年。

共通点があるとすれば、
割とオックスフォードにゆかりのある3人。
位しか言いようのない、
チグハグな3人。

海外ではありがちな、
自国だったらこの3人で飲むことなんて絶対ないけど
この状況だから何故か仲良し。
みたいな会合だった。

今までスペインやらフランス訛りの英語ばっかりと会話してきたから、
ネイティブのきれいすぎる英語が久々すぎて調子が狂い、
言ってることは分かってるのに、
会話に割り込めないというお粗末さん。
自分の英語力にガックリ。
やっぱりネイティブって全然違う。

そんな中、一人が「ダイレンマ」と言った。
話の流れでジレンマのイギリス発音だと分かったけど、
「ディレンマ」って発音だと思ってたのに、
「ダイレンマ」ってもう、何そのイギリス発音。
むしろ「大連間」って感じの日本語ですか?
って妙にツボにハマる。

そして何度も何度も「僕たちイギリス人は「reserved」だから」
と言っていた。
私はずっと日本語でいうシャイな人を表す時に
「shy」って言葉を使っていたし、
周りもネイティブじゃないから、
ツッコミが入ったことはなかったけど、
「shy」だと人前でオドオドしちゃって、
どうしよう。。ってなってしまう
少し問題がある感じで、
「reserved」だと元々あんまり自分の思ってることとか
言わない性格の人だから、
別に問題があるわけではない的な、
そんな違いがあるらしい。

70%位聞いてるだけだったけど、
数時間ネイティブが話してるのを聞いていただけで
新たな発見がいくつかあった。
やっぱり母語話者と話すのって大事だと再認識。

ってことでイギリス人の友達欲しいな。
と思うんだけど、
Reservedなイギリス人と、
外国人からしてみれば、ほぼほぼシャイ寄りな私。
ちっとも友達になれたことがない。

やっぱり発音も文法もボロボロなのに
ガンガン話しかけてくるラテン系に
安心感を抱いてしまう。

という最近のダイレンマ。
(新出単語使ってやったり)










Friday, 2 September 2016

柴犬


(他サイトから拝借中)

ヨーロッパで柴犬を見ると、
「君も頑張ってるね!」と思ってしまうのは
昔柴犬を飼っていた私だからなのか?

その国で生まれ育っていることは確実なので、
移住して来たんじゃないし、
別に異国で頑張ってるんじゃないんだろうけど、
妙な親近感を持ってジーっと見てしまう。

やっぱなんか日本人っぽい雰囲気醸し出してる気がする。
目とシッポがたまらない。






Wednesday, 22 June 2016

中国四千年の言いまつがい


昨年末から仕事で中国人と毎日電話やメールをしている。

丁度担当の人が「日本語堪能」と謳っている人なので、
彼とやり取りをすることが殆ど。

とは言え電話で話をすると、
段々会話が噛み合わなくなり、
かなりトンチンカンな感じになっていく。

そして忙しくなると
大分メールの日本語が雑になる為、
「ブッキング」のことを「ボッキング」と書いたり、
「プッシュしてください」を「ポッシュしてください」
と書いていて、
メールを開くと一人笑ってしまうことが多い。

今年の春になり、
更に日本語が堪能と言われている
別の中国人男性がよくメールをしてくるようになった。

確かにこっちの人は日本語が堪能で、
ビジネス系の難しい言葉を使った文章や、
レベルが高くないと使えないような言い回しを
サラッとメールに入れてくる。

と思ったのも束の間、
少し問題が起き、中国側がものすごく忙しくなった。

日本語堪能な彼も、
段々メールの文章が崩れていく。

ある日、彼が送ってきたメールに「Hamburg」と
ドイツの街の名前がアルファベットで登場した。

と、見慣れている筈のこの名前、
心なしか字面が長い。

…「Hamburger」...

た、食べ物になってる!

一人で耐え切れず、隣のハンガリー人にメールを見せて
二人で大爆笑。
お腹空いてたんだね〜と楽しく笑わせてもらった。

後日、彼がまた<緊急!>と言ってメールを送ってきた。
ブッキングが取れなくて焦っている内容のメール。

「ブッキングをしましたが、出来ませんでした。
今日出来ないと大変なので、そちらからも、プッシュして下さい。」
的な文章。

↓↓↓

「クッキングをしましたが、出来ませんでした。
今日出来ないと大変なので、そちらからも、おプッシュして下さい。」

またお腹空いてて今度はクッキングしちゃった上に
プッシュが物凄く丁寧!
と思って一人おかしくて笑いがとまらず、
これを大真面目に書いている姿を想像すると苦しくて苦しくて、
ただ流石に日本語なのでハンガリー人には通じず、
一人笑いを堪えるのに必死だった。


そんなある日、
私のチームのハンガリー人が担当している案件の内容で、
インド人が送ってきたメールが私にCcで届いた。

開けてみると
「Dear San,」
と宛名が入っている。

うちのチームにSanという名前の人はおらず
「Sanって誰?」
と思わず大きな独り言をつぶやく。

するとチームのハンガリー人(女性3人)が
一斉に大爆笑を始め、
「Bea(担当の女の子の名前)のことだよ」
と言ってとても楽しそうにしている。

どうやら、日系企業で働く外国人に有りがちの、
「⚪︎⚪︎さん」を「⚪︎⚪︎ san,」と日本式の宛名でメールするやり方を勘違いし、
「Dear Sir,」的なノリで名前を勝手に抜いて使ってしまっているよう。 

インドにも日本人駐在員がいるであろうに
誰も指摘しないようで、
勘違いしすぎていて、私も一緒にツボにはまって大笑い。
その後何度もメールが来る度に、
宛先が San になっていて、皆んなで笑っている。

かく言う私も、
取引先の会社の名前を至急別の会社にメールする必要があった時、
「⚪︎⚪︎ corporation」という会社名を
「⚪︎⚪︎ cooperation」と気付かずにメールし、
隣のハンガリー人に笑われたことがある。

あと請求書についてメールをしていた時、
仕事で毎日、ハンガリー人のDavidとやり取りをしていたせいか、
「Debit note」のことを一瞬「David note」と書いてしまい、
焦って書き直したりしている。

母国語でも急いでいると色々間違えることあるのに
外国語であればしょうがないんだけど、
テレビのない生活を送っている私にとって、
これらの間違いがお笑い番組的な役割になっている今日この頃。

きっと英語のネイティブなんかは
毎日笑いのネタに事欠かないんだろうなぁ。
と、羨ましかったりする。











Sunday, 19 June 2016

10ftを笑う者は10ftに泣けばいいのに



10 HUF = 3.739 JPY (6月19日現在)

先日いつもの洗車へ行った。
基本、若い兄ちゃんが2人体制で、
一人がお会計のやり取りをしている間、
もう一人が機械に入る前の下洗い的なことをする流れ。

この日、割といつも適当な若い青年Aと、
割といつも丁寧なさわやか青年Bがいて、
私は790 HUFの料金に対し、
800 HUFを青年Aに渡した。

その後青年Aはどこかへいなくなり、
青年Bが下洗い後にレシートを持って
やって来た。

いつものように車の窓越しに
レシートを渡しながら、
きめ笑顔で「Thank you!」と言った青年Bに、
何も考えず、
「あれっ?10 HUFは?」
と言った私。

実際私がお金を渡したのは
青年Aなので、Bはどうなってるの?という顔で
Aのことを見つめている。

この時Aの顔は見えなかったものの、
確かに10 HUFのお釣りであることを伝えたようで、
Bが私に「No problem!!」と言って
10 HUFを返してきた。

一瞬、お釣り間違えといて
No problemって何だその上から目線。と思った後、
よく思い起こしてみれば、
この国の人はお釣りが小さな額だと、
勝手にチップとして悪気もなく取っていく傾向がある。

レストランとかならチップについて考えるけど、
洗車でチップをあげるなんて考えてもいなかった。

チップというものは一度お釣りをお客に返した後
お客の判断で渡し返すべきであると考えるものの、
ハンガリーの習慣はよく分からないので、
一応会社のハンガリー人に一連のやり取りを話した。

「10 HUFのお釣りを要求するなんて気前が悪いと思われるよ」
と言われ、私がケチということにされた。

そんな中、また洗車に行く機会があった。
今回も青年Aが私の受付をし、
今回は1000 HUFを渡す。

私の顔を見て、
珍しく満面の笑みを浮かべる青年A。

その日いた、これまた丁寧な青年Cに向かって
何かをニヤニヤしながら言った後、
オフィスへ消えて行き、
しばらく帰って来なかった。

その間青年Cは私の車を丁寧に下洗い。
さぁ機械に入りますというところで、
青年Aがお釣りを持って戻って来た。

「⚪︎×⚪︎× 10 HUF ⚪︎× ウヘヘ〜」とゴチャゴチャ言って
ニヤニヤしながら返された210 HUFのお釣りが、
片手に乗り切れず床に溢れた程の
21枚の10 HUFコインだった。

一瞬、床にコインが落ちたことに気を取られ、
そのまま機械に入って行ったので、
全部が10 HUFコインであることに気づいたのは
機械の中だったけど、
なんて幼稚なことをするもんだと
今でも腹立たしい。

きっと前回のことを根に持っていて、
私が来たらこうしようと
作戦を練って待っていたに違い無い。

勝手にお客のお釣りを取っていくなんて
とても許せないし、
勝手に取っていく程の素敵なサービスをこの国で
受けたことは無い。

日本人からすると、
とても微妙な西ヨーロッパのサービスですら、
今や感動して嬉しくなってしまうくらい、
この国のサービスにチップをあげたいと思うことは
95%位無い。

先ずお客にお釣りを返してから
お客がチップを渡し返すという順序については
私の複数のヨーロッパの友人も同意見なので、
チップ文化が無い日本人だからということでは無いと
私は思っているし、
たかが10 HUFだからという金額の問題では無い。

そろそろ車が汚れてきて、
来週あたり洗車に行く感じだけど、
青年Aがいたら、どう対応しようか今も考え中。

79枚の10 HUFコインでも集めてやるのか、
そんなにお金が無いのねと皮肉を言って10 HUFのチップをあげるのか。
いや、あんな若造のイタズラの相手をするなんて
大人気ないから普通にするか。
でも腹立たしい。
という葛藤。







Sunday, 5 June 2016

手を入念に洗い、歯を磨かない人々


前、ハンガリーの別の会社で働く日本人の友人と
ハンガリー人の慣習の話になり、
二人ともが疑問に感じていることがあった。

それは、ハンガリー人が、
トイレに入って直ぐ、個室に入る前に手を洗い、
個室から出てきてまた手を洗うこと。
一人だけでなく、ほぼ全員が同じ様にしている。

自分の会社のハンガリー人だけでないことが分かり
気になるので会社のハンガリー人に聞いた。

「特に月のものの時なんかは、汚い手が自分に触れない様に
個室に入る前に手を洗うんだよ。
気にする人は手を洗った後、手を拭く紙を使って個室のドアを
開ける時にドアノブに触らない様にしてるよ」

と言われた。
この国の人にそんな綺麗好きな印象はなく、
お店やレストランのトイレとか、微妙な感じなので、
なんとなく腑に落ちない答え。

でも確かにその後気にして見ていたら、
手を洗って個室に入る時に、
直接ドアノブに触らない様に紙を使ってドアを開ける人を見た。

ここまで来ると、
トイレに行って手を洗わずに個室に直行する自分が
不潔な人間に思えてくる。
更に私のいるオフィスには私しか日本人女性はいないので、
私だけ洗ってない疎外感。

でも、硬水で何度も手を洗うと手がやられてしまうし、
そんなに神経質になる程自分を触らないですよね?
と思って個室から出た時だけ手を洗っている。

先日、日本文化について研究して本とか出している
ハンガリーの社会学の先生と話す機会があり、
日本とハンガリーの文化や習慣の違いについて質問はありますか。
と聞かれたので、この手洗い文化について聞いた。

先生の答えは、
「それはハンガリーの幼稚園教育の賜物です。
子供の頃にトイレに入った後よりも、トイレに入る前に
手を洗うことが菌から自分を守るのに大切であると
きちんと教育しているのです。
特に男の子にはしっかりと教えられますから、
それを見た女の子たちにも自然に身についていくのです。
残念ながらハンガリーではそういった幼稚園教育の素晴らしさが
その後の学校教育には活かされていません。」
的なものだった。

なんか、予想以上に誇りに思っているらしい。

ただ、私がその他に気になっているのが、
会社でお昼ご飯の後に歯を磨いている人がほとんどいないこと。

オフィスに女性が20人以上いるにも関わらず、
歯磨きをしている人は2人位しか見かけない。

私がトイレで歯磨きしている時に
↑でトイレの手洗いについて教えてくれたハンガリー人が入ってきて、
「歯磨くんだね〜。私は朝起きてご飯食べる前と、
寝る前にしか磨かないんだ」と、
トイレの個室に入る前に手を洗いながら教えてくれた。

分からない。
その感覚がちっとも分からない。

これが文化の違いというものか。と、
日々実感している今日この頃。









Tuesday, 31 May 2016

また車をぶつける。からの友情のアイス。


今日も暑かった。
ということで、近所の坂道に車を停めて
お気に入りのアイス屋さんへ。

少しクールダウンして、
さぁ帰ろう。と坂道に戻ると、
私の前に停まっていた車が変わっていて、
出やすい様に車間を広く停めたのに
狭くなっていた。

出られるか否かみたいな感じだったので、
まさかのバックの坂道発進やるかぁ。

と、試みるも坂が急すぎて前進。
車間が更に狭くなったので、
再度バックの坂道発進を試みるも
また前進してしまい、
諦めて擦りながら脱出し、
車を停めて傷確認。

相手も自分も少し擦れている。

相手の車には誰も乗っておらず、
どうしたもんかと思っていたら、
カリフォルニアガールが
タバコ吸いすぎて、しゃがれ声になって
大人になったみたいなネエちゃんが
ビーサン&ガニ股で走って来た。

どうやらネエちゃんの友人が坂の上の家に住んでいて
一部始終を見ていて、電話で呼んだらしい。

と思ったら、
今日は店にいなかったはずの
アイス屋で働いているネエちゃんだった。

向こうは私の顔は覚えておらず、
「私の車に何すんだ、コラァ」風の喋り方だったので、
あぁ、あのアイス屋もう二度と行けないのかも。。

と思いながら、いつものように会社の人に電話。
微妙な英語の話せる人だったけど、
会社の人にハンガリー語で説明してもらったら、
ネェちゃんの気持ちも落ち着いた様子で、
保険用の紙に相談しながら記入していく。

ネェちゃんこういう書類系苦手そうで、
「え〜、何だコレ、こんなん書いたことないから分かんねぇや!」
って感じになっていき、
最後の方「で、ハンガリーで何してんの?仕事?まじで?」
みたいな感じにドンドン話が逸れていく。

ついでだったので、
「あなたあのアイス屋の人だよね?
私好きでよく行くから見かけるよ。
今日も実は今アイス屋行くために車停めて、
食べ終わって帰るところだったんだ」

と言ったら、
「まじかー。あれ私の旦那の店なんだよね。
だから毎日この時間に店に様子を見に来るんだ。
ってか保険の紙が店に行かないと無いから、
ちょっと店の方戻っていい?」

と、店の前のベンチに場所を移動し、
クラスメイトが適当に相談しながら課題を終わらせてる
みたいな雰囲気になっていく。

そんな感じだから、
今まで私がぶつけてきた史上最長に
書類書くのに時間がかかり、
最後は
「あ〜、これでいいんじゃね?
終わったからアイス食べて行きな!」
と、言われる。

「え、いいの?ってか私さっき2玉食べたよ」
と言うと、
「今日一番の大仕事だったでしょ。大変だったんだから
何でも好きなだけ食べなよ!」
と、アイスをご馳走になってしまった。


「車ごめんね、アイスも色々ありがとう。何か書類に問題があったら、
いつでも会社の人に電話してね!」
(決して自分にとは言わない笑)
と言ったら、

「こっちこそ、当て逃げせずに正直に居てくれてありがとう」
と言ってくれた。

どこの国でも
口の悪いギャルって、
フタを開けると
めっちゃいい人。

ということで、
一度はアイス屋に行けない危機かと思いきや、
アイス屋のオーナーと距離が縮まってしまった。

なんか久々にいい出会いだったなぁ〜。
と、車をぶつけたことが完全に美化された出来事だった。











Monday, 30 May 2016

I need Spain!!!


自分がスペインに留学してたこと、
もちろん覚えてるけど、
細かい所まで思い出すこともなく過ごしていた先日。

久々にスペインが大好きでたまらなかった時に
これまた大好きだったゲイのスペイン語の先生のこと思い出した。

なんてイケメンだったんだろうという考え事から始まって、
留学してた時とか行く前のこととか思い出していたら、
もう無性にスペイン行きたくて行きたくて、
明日会社行かずに行きたい気持ちで悶々している今日この頃。

スペインの観光キャンペーン?的な広告の
「I need Spain」というキャッチコピーが
正にピタリ賞な気持ち。


なんて上手い広告なんだろう。
他国に住んでるスペイン人って
一時帰国からしばらく経つと、
この言葉を必ず言っている気がする。

その愛国心の強さから
イラッとすることもあって、
自分にはザ・ラテンは少し距離を置いた所から
見てる程度がちょうどいいと思ってたけど、
たまに必要なんだな、あの感じ。

そんな気持ちなのに
明日も神経質な隣のハンガリー人のご機嫌の様子を伺って
15分おきにこの世の終わりみたいな溜息を聞き続けなくてはいけない苦痛。

あー、スペイン行きたっ!






Sunday, 29 May 2016

Hungarian Kitchen


ハンガリーに来てすぐのこと、
家探しを手伝ってくれていたエージェントの人が、
家を見て回っていた車の中で、
「どうハンガリーは慣れた?''Hungarian Kitchen''はどう?」
と聞いてきた(英語)。

この''Hungarian Kitchen''という言い回しに、
一瞬、ん?となって、
あぁ、ハンガリー料理のことかぁ。と思ったのが一年ちょっと前。

それ以降も色んなハンガリー人の口から
''Hungarian Kitchen''という言葉を何度も聞かされていて、
きっとハンガリー的英語なんだろうと思っていた。

先週、オーストリアへ旅行した時のこと、
泊まったホテルのおばちゃんが、
''Hungarian Kitchen''も美味しいけどね〜的なことを口にした。

オーストリア人も使うなら、
私が単に知らないだけで、英語が母語の人も使うんだろうか。

と、気になって気になって、
でもアメリカ人の友人は先日帰国してしまったぞ、
と、Google画像検索することにした。

まずは''British Kitchen''の検索結果。


台所ばっかり。

続いて''American Kitchen''の検索結果。


やっぱり台所ばっかり。

ついでにカナダとオーストラリアも。


台所ばっかり。

そして''Hungarian Kitchen''の検索結果。



ハンガリー料理ばっかり!

いや、Googleが全てじゃないけど、
やっぱり何故かハンガリーだけで多用されている言い方なんだ。
と、自分の正当性を意地になって証明しようとする人って
見てる周りが恥ずかしいのは分かるんだけど、
つい調べてしまった。

ついでに、
オーストリア人とハンガリー人が使うなら、
ドイツ語的表現で、それが隣のハンガリーに流れてきたのかも。
ということで、ドイツとオーストリアで検索した結果。


やっぱり台所ばっかり。

こんなの調べてる私ってヒマ人なんだろうな。

どうでもいいけど、
海外の台所って可愛いな。

ただの自己満足調査結果でした。
合ってるか分からないけど。。










Tuesday, 10 May 2016

スーツケースの自動暗証番号変更システム


この間、友人が日本から泊まりに来た。
家に着いて早速スーツケースを開けようと
3桁の暗証番号をカチカチ回す友人。

どうやら設定してある番号が
勝手に変わってしまったようで開かない。。

パニックの友人。
先の細い物を探し、開けようと試行錯誤するも
開かない。
数分間めちゃくちゃに番号を回していたら、
全く関係のない番号で開いた。

という出来事があったのが数ヶ月前。

先週旅行で飛行機に乗った私。
リュックが重かったので、
着陸後空港でスーツケースを受け取ったら
中にリュックを入れて、傘を取り出して
街へ向かう気満々。

スーツケースが流れてきて、
いざ開けようと3桁の暗証番号を回す。

と、全くビクともしない。
開くのあの字もなく、
鍵が開かなくなってしまった。

暗証番号は高校生の時から10年位使っているので
今更間違えようもなく。

とりあえず開けるのを諦め、
万が一の為にスーパーでハサミを買って
宿泊先へ向かう。
チェックインまで時間があったので、
途中のカフェで時間を潰している間、
どうしようか悶々。

とりあえず時間があるので、
000から地道に回してみることに。
001、002、003…と無駄と思いながら回し続け、
020番台にさしかかったその時。
カチッと開いた。

回し始めて5分。
こんな短時間で開くなんて奇跡だ。
友人の時と全く同様に
全然関係ない番号で開いた。
それとも20毎位で開く番号が複数存在してるのか。

何だこの自動暗証番号変更システムは。
きっと安物だから、どこかにぶつけられた衝撃で
勝手に番号が変わったのかも。

その後、何の問題もなく、
勝手に変更された番号で鍵が開いている。

皆さんも同様の問題が発生した場合は
諦めずに地道に回し続けて下さい。

きっと割とすぐ開くはずです。








Sunday, 8 May 2016

隣のゲジ眉子さん


隣の席のハンガリー人は金髪で、
結構眉毛が薄い。

イメージで言うと
↓これをもっと薄い金髪にした感じ。


それが何故だか月に2回位、
ビックリする位の黒いアイブロウペンシルで
眉毛を描いてくる日がある。

その差をイメージで言うと
正に↓こんな感じ。


カーラは目ヂカラがあって、
元気キャラみたいのが売りなモデルなので、
彼女のゲジは職業柄理解が出来る。

でもうちのハンガリー人は
どちらかと言うと神経質な性格で、
機嫌が悪いとオフィスに響き渡るため息をつく人で
常に表情もちょっと怖いのに、
ゲジ眉毛にしたらダメだよ。
せめてブラウンを使いなよ。
それか一緒にアイメイクすればいいのに
何故眉毛だけガッツリ描いて目はスッピンなんだろう。

と密かに思っているけど言えない。

しっかり眉毛の隣人(私)を毎日見てて
自分も黒い眉毛が欲しくなったのかな。
確かに眉毛ないと幸薄そうだよね。
でもなんで月に2回位だけなんだろう。
↓こういう雰囲気目指してるんだろうか。


と、どうしても話している内容に
集中してあげられない日が
月に2回位ある。