Sunday 31 May 2015

当て逃げ あてられ 車嫌い



少し前のこと、
車を停めていた場所から、
バックで渋滞している道に出庫しなければならず、
気づいた時には、前の車にぶつかる寸前。
ということがあった。

「危なかったー。」とヒヤヒヤしながら、
その前の車が道の脇に停車したので
普通に横を通り過ぎたら、
窓から「ハロー」と言われた。

普通に「ハロー」と言われたと思って
無視をして、
横道に入ろうとした時、
バックミラーから、
ハローのおじさんが独り言を言いながら、
怒った顔で再び渋滞に合流して、
私の車との間にいる車を追い越そうとしつつも
追い越せずにいるのが見えた。

「あれ?もしかして、ぶつけてた??」
と思い、
ヒヤヒヤし始めたけど、
確信もなく、
既に横道に入っていたので、
おじさんが追いつきたければ追いつけるスピードで
ノロノロ進んでみた。

結局おじさんは追いかけて来ず、
ナンバープレートも控えられる時間は十分あったはずなのに、
連絡は来なかったものの、
帰って車を見たら、
擦れた痕が。。
ティッシュで拭いたら消えたけど、
当て逃げをしてしまった。
という事実。

そんなこんなで、
やっぱ運転するのは気を使うので
疲れるわー。と思っていた矢先の、
一昨日の帰り道。

交差点の向こう側が渋滞していることに気づいた私は、
青信号だったけど信号の手前ギリギリの位置でブレーキを踏んだ。
ゴンッ!
と、いう音とともに、衝撃で体が前に大きく揺れる。

なかなか豪快に当てられたもんだ。
というのが上の写真。

会社の人に電話をして通訳してもらったものの、
渋滞の一番前にいたので、
クラクション轟々。

前も後ろも同時に見てられん!
微妙に首が痛いんじゃ!
と思って、
やっぱ運転するのは気を使うので
疲れるわー。と思っていた矢先の、
昨日の朝。

私の前を大型トラックが走っていた。
時速60km位。
路肩に大型バスが停まっている所を通過した時、
バッキーン!と、
トラックが何とも豪快にバスのサイドミラーを破壊。

大きな破片が宙を舞って目の前に降ってくる。
鏡なだけに、踏んだらパンクすると思い、
ハンドルを左右に切りながら無事通過。

リアルマリオカートなのかと思った。

トラックは、やばいと思ったようで
一瞬速度が落ちたものの、
結局そのまま走行。

やっぱ運転するのは気を使うので
疲れるわー。








Monday 25 May 2015

遊び心 星3つです



急遽思い立って、
お隣の国オーストリアはウィーンへ
弾丸一泊バスの旅。

↑なんの変哲も無い銅像。


よく見たら、
苦しそうなオジさんがタバコくわえてるし、


えらそうに怒りながら指差すオジさんの手には
つぶれたコーラの缶。

ズーム機能のない私のカメラでは見えにくいし、
雨降ってたから、
周り歩いていた人も無反応だったけど、
両方うまくハマりすぎてて、
一人で大興奮。

運良く出会った人の家で
Euro visionの決勝を見たり、
その後飲みに行ってみて、
想像以上にノリのいいオーストリア人に感動。
そんなイメージなかったけど、
明るい国っていいわ〜。

美術館も見応えある所ばっかりで、
全然一泊じゃ足りなかった。

明るい気分を注入されて、
明日からも1トーン暗いハンガリーで頑張ろう。

ウィーン近いから足繁く通おうと思う。
オススメです。





Friday 22 May 2015

イスケンデルケバブ発祥のレストラン





イスケンデルケバブ発祥のレストランが
Bursaにあるとのことで行ってきた。

Iskender

門が瓦屋根で、
一瞬日本ぽかった。


建物も綺麗で、


机のモザイクもかわいい。


暗いけど、こちらです。
お肉の下にはパンが隠れていて、
トマトソースがかかって
ヨーグルトが添えられている状態。

その後店員さんが熱々のバターを
その場でかけてくれ、完成。

このお店には
メニューはこれ一つなんだそう。

と言われたけど、
友達が、何か出せ!
と言ったらしく、
フライドポテトが出てきた。

確かに、下に敷かれているパンは
もはやソース&バターまみれなので、
何か一緒に食べる物がある方がいい。


店内は、半博物館的に展示物がたくさん。
17世紀のオットマン建築スタイルらしい。


戸棚の装飾が半端ない。
なんだかハンガリーを思い出してしまった。

そこも影響しているんだろうか。
あり得る。








Thursday 21 May 2015

Ulu Camiiで祈る。



友達が朝のお祈りに、
ブルサの一番大きいモスクへ行くというので、
ついて行った。

朝4:30出発予定。
朝5:00出発。

みんな眠いんです。

友達の友達が、
お酒を一度も口にしたことが無いという、
信仰心が強い人だったから、
シャキーンと起きるのかと思ったら、
3人中一番起きるの遅かった。

ちなみに、
モスクから町中に響き渡るおじさんの歌声は、
お祈り始まるから来てください
の呼びかけであって、
本番の祈りではないらしい。

私はずっと祈りなんだと思っていた。


1399年に完成した、
古くて大きいモスク。


古いだけあって、
色合いが素朴な感じ。

お祈り前に体を清める場所が、
モスクの中にあるという
変わったスタイル。


男性は前の方で祈るので、
一旦友達とお別れ。
女性お祈りエリアに混ざってみる。

すると、どんどん混雑してきて、
後ろで祈っていたオバさんが、
頭を床に付ける度に、
私のお尻に頭突きしている状況。

でも身動き取れなかったから、
頭突き連続技。

私のお尻に遮られて、
あんまりご利益なさそうだったけど、
いいんだろうか。


お祈りが終わり、
友達と合流。

色々説明してもらっている間に、
あちらこちらで
↑のように座っているグループが。



観光客向けに、
グループに一人、
説明してくれる人が付いているのだそう。
古い歴史を持つモスクだけに、
訪れる人がたくさんいるみたい。
朝の5時なのに。



右端に写っている柱の色が
半分ずつ違うのは、
昔電気がなく、
明かりがロウソクだった頃、
モスクの中は煙がモクモクで、
周りもよく見えない状態だった、
その頃の煙で汚れた柱の状態を残しているとのこと。

柱のカリグラフィーは、
99あると言われている神の名等が
書かれているそう。



知らなかったので、
↑の写真だけ他サイトから拝借。

このモスクの屋根は、
20個のドームになっていて、
それは、20個のモスクの代わりに
この大きなモスクを建てたかららしい。

確かに、下から見ると、
今まで見たモスクみたいに
屋根が丸くなくて、
一見物足りない感じ。


その後は、
モスクの裏手にある小さいお店で、
おっさん達に混ざってお茶。


↑小さい机と椅子が並んでいる。


私の友達が、
体が大きいからと、
↑一つだけ大きいサイズのチャイ。

お祈りの後に、
少し宗教についての討論会。

私の友達は、
その友達の中でも信仰心が控えめで、
ものすごく熱く語ってはいたものの、
内容を要約すると、
人間だから悪いことをしてしまうけど、
お祈りをしていたら天国に行ける。
と言っていた。

10年前、
Oxfordの語学学校の図書室で、
スイス人の友達が、
そのトルコ人の友達に、
「ドーナツ食べる?」と聞いたら、
「ラマダン中なんだから、やめてよ〜」
と言っているのを見て、
私は、こんな現代っ子もラマダンするんだ〜と
思っていたのだけど、
別のスペイン人の友達は、
そのトルコ人の友達に、
「ご飯を少し我慢するだけで
天国に行けるとでも思ってるのか」
とツッコミを入れて、
二人で熱く宗教について語り合ったんだそう。

今回一緒にお祈りに行ってみて、
話も聞いてみて、
私が思い描いていたよりも、
結構ゆるい感じの宗教なのかな。
と感じた。

トルコだからなのかもだけど。







Tuesday 19 May 2015

エステルゴムは〜






そう言えば、行くまで気づかなかったけど、
ハンガリーの一部は、
昔オスマン帝国に支配されていた歴史がある。

ブダペストの観光スポットとかで、
説明を受けると、トルコの名前が結構出てきて、
第三国から来た私には、
全然関係のないところで訪れた
二つの国に、歴史的関わりがあるのが
なかなか面白い。

今回、友達の友達と初めて会ったので、
色々お互いの国について質問し合っていた。

「ハンガリーでブダペスト以外にどこに行った?」
と聞かれたので、
答えている中に、エステルゴムという街の名前があった。
そしたら、異様に反応を示され、
「トルコには、Esztergom castleという歌がある」
と言いだした。

私の中で、エステルゴムには、
ハンガリーで一番大きな大聖堂はあるものの、
それしかない印象で、
他国で歌になるような場所なのか?
と思ったのだけど、
実際の歌を検索して聞かせてもらった。

確かに、
「エステルゴムは〜」って言ってる。
(多分実際は「は〜」じゃないけど)

その人曰く、
古い言葉だから、
100%なんて歌ってるか分からないけど、
「トルコに妻や子供を置いてきているけど〜、
エステルゴムの城を
取りに行かなくてはいけないから〜、
俺は行く〜」
的な歌らしい。

帰ってきて調べてみたら、
本当にエステルゴムのお城が、
オスマン帝国によって破壊されていて、
今現在のものは修復&改築されたものなんだそう。

そして、トルコの首都アンカラには、
最近エステルゴム城の複製が建てられたらしい。
そんな重要なスポットだったとは知らず、
「大きいけど、ヨーロッパの聖堂だなぁ」
程度で観光してしまった私。

今でこそ飛行機で2時間の距離だけど、
当時の距離感を考えると、
スケールがすごいなと思ってしまった。

ハンガリーに来る前、
火山もなさそうなのに、
温泉が有名なことに、
「へぇ〜なんでだろう」と思っていたけど、
トルコの影響だったのねぇ。

と、旅行先で、
今自分が住んでいる国について学ぶ。
という
なかなか面白い旅だった。







Sunday 17 May 2015

トルコの簡易すぎる結婚式@Bursa



今回の旅のメインイベント。
友達の友達の結婚式@Bursa

トルコの結婚式と聞いて、
勝手にド派手な雰囲気の妄想を膨らませていた私は、
一体何を着たらいいのやらと頭を悩ませ、
友達に候補のドレスの写真を送ってみた。

「君は外国人だから、変なの着ててもみんな変だと思わないし
何でも好きなの着ればいいよ〜」
と、一番困る適当な返事をされ、
無難なピンクベージュの7部丈袖ワンピースにした。

当日、
友達の奥さん軍団が、
髪をセットしてもらいに美容院に行くと言ったので、
一緒に行くことに。

正直、トルコの美容院で髪をセットしてもらったら、
どんなことになるんだろうと不安だったけど、

友達の奥さんが、
「あなたはストレートヘアだから、
いつもと違う編み込みのアップにしなよ!」
と写真をダウンロードしてくれたので、
それにしてみる。

意外と手際よく、
綺麗に仕上げてくれた。
お値段50トルコリラ。

ホテルで着替え。
と、奥さん軍団が意外とパンツスタイル。
子供いるからかもしれないけど、
ここでド派手結婚式の妄想が崩れていく。


↑ご覧の通りジーンズの人までいた。
気合の入ったドレスの人もいたけど、
服装のトーンがバラバラで、
本当に何でもいいんだな。って感じ。

トルコも色んなタイプの結婚式があるけど、
今回私がお邪魔したのは、
本当に簡単なタイプらしく、
公園の中の貸しスペースみたいな所で、
サックリ30分以内に終わってしまった。


最初、緊迫感のあるトルコ風の音楽が流れ、
新郎新婦、その友達2人ずつが登場すると、
みのもんた みたいな司会者が登場。

新郎新婦とその友人に質問をしていく。
本当にクイズミリオネアっぽかった。
そして皆んなが「はい」って言ったら、
「夫婦です。おめでとー!」
拍手&音楽で退場。

みたいな。




その後は外へ移動し、
新郎新婦と挨拶&写真撮るために行列。

新郎新婦の横に、
針を持ったお姉さんがいて、
その針で、新郎新婦に肩にかかっている
襷に、お金を付けていく。

私は折り紙で折ったカード
を付けてみたら、
新婦笑ってた。
お金が良かったかな。

その後は、
砂糖でコーティングされたアーモンドをもらって
解散。

なんか、すっごい普通だった(笑)

もっと伝統的な式を見たかった〜って言ったら、
友達が「トルコに伝統的な式はない!」と言いだした。
我が友人ながら本当に適当なことばっかり言う人だな。
と思った簡易すぎる結婚式体験完了。







Friday 15 May 2015

Migros@トルコ



(スイスのMIGROS)

イスタンブールからブルサへ車で移動中、
どこかで見たことのある
オレンジ色のロゴが目に入ってきた。

スイスのスーパーMigros。
と思いつつ、
スイス近郊以外の海外で展開しているイメージもなく、
トルコとスイスってのも何か不思議な組み合わせで、

iが小文字の''MiGROS''だったから
そこら辺のトルコ人のおじさんが、
スイスが好きでパクったのかも。

と思ってたら、
またしばらくして違うMigrosを発見。

(トルコのMiGROS)

友達に聞いてみたら、
「あれはトルコ人の金持ちの会社だから、
スイスの会社じゃないよ。
スイスでも展開してるんだね〜
知らなかった〜。」
と、トルコの金持ちの会社が
スイスに進出している感じで
返事をされた。

いや〜、Migros、
トルコ企業がスイス進出した感じではないよな。
と、すごい気になって、帰ってから調べてみた。

今やトルコの会社ではあるけど、
やっぱりスイスのMigrosがちゃんと関係していた様子。



あー、すっきりした。

私がセブンイレブンのことを、
ずっと日本企業だと勘違いしていたのと
同じ感じだなと思ったら、
ちょっと笑えた。






Thursday 14 May 2015

死んだように眠る犬



と、
その犬を起こそうとする
友人の子供。


@ブルサへの道中。





Wednesday 13 May 2015

目指せブルサ


いよいよ友人の友人の結婚式の朝。
イスタンブールからブルサへ車の旅。

フェリーに車ごと乗って移動。


オスマン帝国最初の首都で、
緑のブルサと呼ばれるだけあって、
木がたくさん生えている道を数時間走り、
本日のお宿へ到着。

(部屋から見たお風呂の建物)

ボンボンの子だけあって、
ホテル内にHammamがついている
なかなかいい感じの場所を選んでくれていた。

前回イスタンブールに旅行で来た時は、
Hammamに行けなかったので、
今回初挑戦した。


↑この広場を通り、
受付をして、
ロッカーに荷物入れて


水着着て入る。


水受けの横に腰掛けて、
水受けに溜まったお湯を、
銀のお椀ですくって
体を流すスタイル。
古代ローマっぽくて一人で感動。

一緒に行ったトルコ人の友達は、
「ここは小さすぎる。もっと大きくて素敵なところは
たくさんあるわ。」と、
言っていたけど、
日本人の私には十分素敵。


湯上りは、このお姉さんのように、
借りたタオルで水気を取ってから、
火照りが落ち着くまで休憩。
という流れだそうな。

ハンガリーの家にはシャワーしかないので、
久々にホッとした。
やっぱお風呂はいいなぁ。

時間がなかったので
アカスリは出来なかったけど、
十分満喫した。

ということで無事ブルサ到着。







Tuesday 12 May 2015

トルコ流 朝食ピクニック


トルコ到着翌日、
友達の友達夫婦がホテルに迎えに来てくれ、
みんなで朝食を食べようという話で歩いていた。

途中、夫婦が「買うものがある」と、
地元の商店的な店に入り、
何やらチーズとかを味見しつつ店員さんと話している様子。


よく見たら↑箱の中がハチミツたっぷりで、
ここからすくったハチミツとチーズのようなものを
入れたものを買っていた。

これから今日の朝食に行くのに、
更に翌日の朝食的なものを買っていくのかと、
少し変に思っていたけど、
特に気にせず、
ボスポラス沿いの大衆食堂的な所に到着。




絶対観光では行かなそうな、
地元感たっぷりの雰囲気。

と思ってよく見てみたら、
お客さんみんな自分で持ってきたタッパーとかの
ご飯を広げて食べている。


ということで、
持ち寄りの朝食ピクニック@大衆食堂的な会が始まった。


さっき友達夫婦が買っていたのも、
翌日ではなく、今日の朝食だったらしい。

そして、チーズだと思っていたのは、
牛乳を熱した際に出来る膜のペーストだった。

これとハチミツをパンにつけて食べるのが、
それはそれはおいしくて、
ミルクの素朴な味がたまらない。

ミルクの膜とハチミツなら家で作れるのか聞いたら、
スーパーで売っている牛乳は、
殺菌のため既に熱されて膜を取り除いた後のものなので、
同じようなペーストにはならず、
搾りたての牛乳が手に入るなら、
ちょっと違うけど、出来なくはないそう。


もちろん食堂にもメニューはあって、
↑名前は分からないけど、
チーズとトマトと卵とトルコっぽいスパイスの
オムレツというかグラタンというか、
煮込みみたいなものとか、
チャイとかはお店のものを注文。

これもまた美味しい。


↑定番の食べ物らしく、他のお客さんも食べてる人が多かった
パイみたいなもの(名前覚えてない)
中身は肉とかチーズとか種類があるそう。



こんな感じで、
取り皿をくれる。


さっきのミルク&ハチミツと、
このピーナッツバターのゴマ版みたいのの
甘いものと、
チャイのお代わりで終了。

余談だけど、
端っこに写ってる何でもないトマトが、
ものすごくおいしかった。
きゅうりも。

ハンガリーのトマトが、
中々無味なので、
異様に感動して、
モリモリ食べてしまった。

トルコはご飯がほんとに美味しかった。




ものすごい賑わっていて、



眺めもよく、


外も中も大盛況。

途中近くの席に、
昔大活躍したらしいトルコのサッカー選手のおじさんも
一人で食べに来ていた。

日本でもこういう場所があったら楽しそう。
朝から友達とワイワイするのもいいもんだ。