今日も暑かった。
ということで、近所の坂道に車を停めて
お気に入りのアイス屋さんへ。
少しクールダウンして、
さぁ帰ろう。と坂道に戻ると、
私の前に停まっていた車が変わっていて、
出やすい様に車間を広く停めたのに
狭くなっていた。
出られるか否かみたいな感じだったので、
まさかのバックの坂道発進やるかぁ。
と、試みるも坂が急すぎて前進。
車間が更に狭くなったので、
再度バックの坂道発進を試みるも
また前進してしまい、
諦めて擦りながら脱出し、
車を停めて傷確認。
相手も自分も少し擦れている。
相手の車には誰も乗っておらず、
どうしたもんかと思っていたら、
カリフォルニアガールが
タバコ吸いすぎて、しゃがれ声になって
大人になったみたいなネエちゃんが
ビーサン&ガニ股で走って来た。
どうやらネエちゃんの友人が坂の上の家に住んでいて
一部始終を見ていて、電話で呼んだらしい。
と思ったら、
今日は店にいなかったはずの
アイス屋で働いているネエちゃんだった。
向こうは私の顔は覚えておらず、
「私の車に何すんだ、コラァ」風の喋り方だったので、
あぁ、あのアイス屋もう二度と行けないのかも。。
と思いながら、いつものように会社の人に電話。
微妙な英語の話せる人だったけど、
会社の人にハンガリー語で説明してもらったら、
ネェちゃんの気持ちも落ち着いた様子で、
保険用の紙に相談しながら記入していく。
ネェちゃんこういう書類系苦手そうで、
「え〜、何だコレ、こんなん書いたことないから分かんねぇや!」
って感じになっていき、
最後の方「で、ハンガリーで何してんの?仕事?まじで?」
みたいな感じにドンドン話が逸れていく。
ついでだったので、
「あなたあのアイス屋の人だよね?
私好きでよく行くから見かけるよ。
今日も実は今アイス屋行くために車停めて、
食べ終わって帰るところだったんだ」
と言ったら、
「まじかー。あれ私の旦那の店なんだよね。
だから毎日この時間に店に様子を見に来るんだ。
ってか保険の紙が店に行かないと無いから、
ちょっと店の方戻っていい?」
と、店の前のベンチに場所を移動し、
クラスメイトが適当に相談しながら課題を終わらせてる
みたいな雰囲気になっていく。
そんな感じだから、
今まで私がぶつけてきた史上最長に
書類書くのに時間がかかり、
最後は
「あ〜、これでいいんじゃね?
終わったからアイス食べて行きな!」
と、言われる。
「え、いいの?ってか私さっき2玉食べたよ」
と言うと、
「今日一番の大仕事だったでしょ。大変だったんだから
何でも好きなだけ食べなよ!」
と、アイスをご馳走になってしまった。
「車ごめんね、アイスも色々ありがとう。何か書類に問題があったら、
いつでも会社の人に電話してね!」
(決して自分にとは言わない笑)
と言ったら、
「こっちこそ、当て逃げせずに正直に居てくれてありがとう」
と言ってくれた。
どこの国でも
口の悪いギャルって、
フタを開けると
めっちゃいい人。
ということで、
一度はアイス屋に行けない危機かと思いきや、
アイス屋のオーナーと距離が縮まってしまった。
なんか久々にいい出会いだったなぁ〜。
と、車をぶつけたことが完全に美化された出来事だった。
No comments:
Post a Comment