Sunday 26 October 2014

CERNについて書いてみる



CERN (欧州原子核研究機構) に行ってきました。
セルンと呼んでいたけど、サーンって言わないと大体通じないです。
たまたま予約済みの組に空きが出たので行きたい人いませんか?
っていうのを見つけて見学ツアーに参加しました。

普通はサイトからツアーを予約します。↓↓↓
てっきり↑の丸い建物を見学するのかと思いきや、
道路を挟んだ反対側の受付がある建物で、
CERNの説明ビデオを見てから、
用意されたバスに乗ってフランス側に移動し、
LHC(世界最大の加速器)を見学しました。
ガイドさんというか、本当の物理学者さんが
色々説明しながら周ってくれて、
(と言ってもイタリア訛りがひどすぎて全員不完全燃焼)
バスで戻って解散。
丸い建物の中は毎時15分に英語、45分に仏語のビデオが見られたり、
ちょっとした展示が無料で見られるようになっていました。


球体がそれぞれ展示になっています。
タッチパネルになっているものや、
実際に何か入っているものがありました。


そして壁がスクリーンになっていて、
短いビデオが見られます。


色が変わってとってもきれいでした。
座ってみてる人もいた。


ここの他にも、受付のある建物の地下に無料の展示がありました。
そっちはCERNというより物理学全般の展示が多かった気がします。

…ということで、物理に全く興味のない私が
分かった範囲でCERNのこと書いておこうと思います。
(ダラダラと長いですが)


CERNとは…ヨーロッパのCERNメンバー国が運営している、
世界最大の素粒子物理学の研究所。

↑↑↑の写真の通り、
私たち(宇宙)はどこから来たのか、
一体何者なのか、
ということに関して、
加速器でビッグバン直後の宇宙の状態を
再現し、宇宙がどう誕生したのかを
研究しているそう。


↑↑↑
世界最大(最長?)の加速器LHCの実物大模型。
全長27kmのこの筒(?)がドーナツ型に
スイスとフランスの下に埋まっており、
ここに、小さめの加速器で加速した陽子を、
反対方向へ向かう様に入れ、
衝突させて、どうなるのかを
調べているそう。


↑小さい輪で加速した陽子をLHCへ。という図。
今回 私が行ったのは、LHCbの部分。

何でもこれの直線状版を日本に建設しようという
話があるんだとか。
地震大国の地下にこれまた原子 系の施設を
建設しようだなんて、
どれだけ自虐的なんだろう。

しかも何かを加速する時には距離がいるので、
円形であればグルグルさせればいいけど、
直線だとどうするのか興味深いな。
ってCERNの人が言ってた。
(グルグルさせるなら小さな円でいいかと思いきや
どんどん加速されるとカーブを廻りきれないので、
それなりの大きさのカーブを作るため27kmあるらしい)

アメリカは同系統の研究は金銭的問題で
断念したそうで、
日本もその建設費用で、
既にある問題を解決したらどうだろう。
と個人的には思う。


陽子が↑こういう感じで衝突して、
飛び散ったものをキャッチして、
データをPCに取り込み、
何が起こっているか調べている。


↑膨大な情報量になるので、
こんなに沢山のPCで情報を分析してるそう。




この板が何枚も重なっているところを通って、
そこから繋がっている線を通り、
情報がPCに集まると私は解釈しました。







ちなみに予習のためと思って
「天使と悪魔」の映画を見たのですが、
CERNは冒頭にチラッと写るだけだった。。
CERNは研究内容も全て公開しているからか、
一応それっぽいセキュリティもあったけど、
↑↑こんな感じで仰々しくなかった。
職員の人は瞳孔で通過できるみたいだったけど、
動きと反応の鈍さにちょっとガッカリ。



流石オープンな機関らしく、
こんな所にも入れた。
機械の調子を見る所だそう。
加速器稼働中は常に人がいるけど、
今は動いてないから無人だった。


その片隅にはLHCオープンのお祝いの時に開けた
シャンパンボトルがずっと放置されていました(笑)

と、そんな感じでした。

ちなみにURLの頭についている、
WWW(World Wide Web)も、
ここで働いていた人が、
色んなレポートを書面に起こすのが面倒で、
仲間内で情報共有するために
ちょっと作ってみた程度のものだったらしい。

なんか、やってる内容のスケールの大きさと、
それに伴ってない自由な雰囲気が
かっこよかった、CERN。





ってことで、
相変わらずミーハー丸出しで、
マグカップとバッグを購入。
CERNのロゴもそうだけど、
反対側の数式が妙に輝いて見えてます。


↑日本人の功績についても書いてあって、
一緒のツアーだったラオス人に、
「自分の国の人がこんなところで功績を
讃えられてるなんて、誇りだよね」
って言われて、ちょっと嬉しかった。

私も高校の物理の授業の時、
先生が居眠りしている生徒に対して
「物理攻撃っ!!」
と言いながら、
人差し指で「ブツリ」と
生徒を起こしていたこと以外にも
何か記憶に残しておける位
勉強しとけばよかったな、物理。


そんでもって夜のMeyrinにポコッと浮かぶ
夜のCERNは素敵です。





Saturday 11 October 2014

オーガニック化粧品のその後と小林製薬のススメ




夏位にブログに書いた、オーガニック化粧品について。


お隣の奥さんにレシピの紙もらって、
見当たらないなぁって思ってたら、
出て来た!!

ということで、↑↑↑のサイトで、
オーガニック化粧品の作り方がのっています。
と言ってもフランス語だけみたい。
多分、上の方の紫のバーの、
RECETTESって所をクリックして、
自分の作りたい系のレシピが探せるもよう。
材料も買えるみたいですね。

肝心の肌の調子は、
めちゃめちゃいいです。
オーガニック特有のハーブっぽい香りがするので、
(と言ってもすぐ消える)
苦手な人はダメかもですが、
吹き出物とか乾燥とかハリとか、
全体的に調子よくて、
使って数日で実感しました。

私は子供の頃に重度のアトピーで、
大人になって治ったものの、
基本はすごい敏感肌で、
ロクシタンとかも肌に合わないのですが、
さすがに手で作るといいみたい。

きっとどんなにナチュラルですと言ってても、
所詮お店で売るとなると、
そこそこ強い防腐剤とか保存料とか入れるはずなので、
そのせいなんじゃないかと思ってます。

このレシピにも保存的な物を入れるのですが、
と言っても数週間しか持たない程度なので、
強くないのがいいのかと思われ。

上海に留学してた時に、
水道水のニオイがなかなかきつく、
トイレ掃除してもすぐ黒ずんじゃう位に
水のレベルが微妙だったのですが、
何故か肌の調子はいいよねって友達と言ってて、
やっぱ日本は薬とかで消毒しすぎなのかなって話で
結論付けたのを思い出しました。

ずっとオーガニック使ってる奥さんの肌は、
シワもシミもなくて綺麗で、
流石に肌が元々強いからなのかなと思ってたけど、
半年位使い続けたら、
私の敏感肌でも基礎肌力的なものが上がりそうな雰囲気。

そんなの作ってられないわ!って人には、
全然自然派じゃないけど、
小林製薬のケシミンクリーム&アットノンをオススメします。
顔に塗っちゃいけないそうですが、
うっすら塗ってたら、肌綺麗になったねって
1ヶ月しないくらいで言われました。

アットノンに関して言えば、
ニキビつぶしちゃった後に塗ると、
すぐにカサブタみたいになって、
あっという間にポロって取れます。

昔、そっち系の大学院に行ってた知り合いが、
小林製薬イチオシだったのですが、
私もイチオシします。

これから海外行く人も、
さすがに日本の化粧水ずっと分持っていけなくても、
小林さん所の製品なら小さくて持っていきやすいかも。
お値段もビックリしないし。

と言っても、あくまで顔に塗っちゃいけないので、
自己責任でチャレンジしてみて下さい。
あくまで個人の感想なので、
私は責任とりませーん。





Lumosity




Lumosity、楽しティ。

いわゆる頭脳系のゲームで、
無料登録で1日10-15分位で、
何種類かのゲームをやって、脳みそ活性化。
って感じです。

数独とか好きな人は好きじゃないかな。
記憶系とかスピード系とか問題解決とか、
色々考えられたゲームで、なかなか楽しくて、
ここ数ヶ月ほぼ毎日続いてます。
是非、頭の運動に。




ジュネーブって



こんな形だったんですね。


五稜郭ならぬ…21〜2稜郭(?)
なんかかわいい。

って思って今調べたら本当に五稜郭と同じ築城方式だった。
星形要塞と呼ぶイタリア発祥の方式だそうな。
ミケランジェロが採用して世界に広まったらしい。
要塞の角が丸形だと死角が出来るからという理由で
尖らせてあるらしく、かわいいだけじゃなかった。
時代を考えれば当たり前か。
でも見た目にもちょっとこだわってると思われる辺り、
やっぱイタリア人だわ。と思った。
長野県にも小さい星形の城があるなんて全然知らなかった。

なんで埋めちゃったんだろう。
残ってたらもっと雰囲気のある街だったろうに。
Jet d'eauより断然インパクトあるのに。
もったいない。
復活しないかな。