Wednesday 24 April 2019

東京の印象




スウェーデンはMalmöの街をプラプラしていたら、
可愛い雑貨屋さんがあったので入ってみると
こんな絵を見つけた。


「東京 大きい靴と花柄」

私自身、未だにこの「大きい靴」に気を止めたことが無くて
共感はできないんだけど、複数人の外国人から
「何で日本人の女の子ってみんなサイズの大きいヒールの靴履いてるの?」
と聞かれたことがあるので、
このデザイナーさんも、そう思ったんだ!と思って
クスッと笑える絵だった。

それをこんな可愛い色合いの絵にするなんて。

東京に戻ったら
何でみんなサイズの大きいヒールの靴を履くのか
観察してみようと思ったりした。







Tuesday 23 April 2019

スイス人とオーストリア人の典型的な会話(らしい)



(左:リヨンの橋、右:ストラスブールの橋)

フランスの川にかかる橋に、多分「橋注意」のサインなんだろうけど、
沢山オーストリアの国旗が付いているのを見て
ウィーンを懐かしみながら
以前チェロの先生がしてくれた話を思い出した。

ある日、レッスンの前に先生とコーヒーを飲みながら
奥さんのレッスンが終わるのを待っている時に
何故かは記憶に無いものの、

私: 「こないだ、ふと思ったんだけど、
私は祖国と同じ、赤と白の国旗の国は好きなんだと思う。
日本、スイス、オーストリア、イングランド、ほらね!」

先生: 「確かに。。他に赤と白の国旗ってどこかあったかな?」

私: 「デンマーク。だから行ったことないけど
きっと私はデンマークが好きだと思う」

先生: 「そう言えば、"スイス人とオーストリア人の
典型的な会話"という小話があるよ」

という会話をしていた。

"師"曰く、以下の様な会話が典型的という小話らしい。


オーストリア人: 「まぁまぁ仲良くやろうよ、お隣なんだし。
お互い山や湖で有名でもあるんだし。」

スイス人: 「スイスの湖の方が"綺麗"だし、スイスの山の方が高い。」
(一緒にするな、という意味らしい)
("綺麗"じゃなくて"大きい"だったかも)

オーストリア人: 「そんなこと言わないで。国旗だって似た感じじゃないか。」

スイス人: 「オーストリアの国旗はマイナスだけど、スイスはプラスだから。」
(一緒にするな、という意味らしい)


本当に小話として有名なのかどうかは分からないけど
それぞれのキャラ設定は間違っていない気がするので笑える。

(もしかすると、オーストリア人が「スイス人が意地悪だ」的な小話を
オーストリアでしてるだけだったりして、とも思ったりして。
実情は全然知らないけど。)


そんなこんなで初めて来てみたデンマークがあまりツボではなく、
前にヘルシンキへ立ち寄った時もあまりツボではなかったので
自分は全くもって北欧キャラじゃないんだわ〜。
と思って来てみたスウェーデンが
(ストックホルムは行ってないけど)結構ツボだった。
という流れから、
「祖国と同じ赤と白の国旗の国は好きである」説が
否定されてしまった。

新説を考えねば〜と、
「S」で始まる国が好きな傾向があるとか?
等と思いながら、シックリくる説に出会えていない現状。

特に今現在、暇な認識は無いんだけど
暇人なんだろうか、自分。

と、自分で自分の考え事の内容の意義に疑問を持ちつつ
無意味な思考を巡らせる日々。








Wednesday 10 April 2019

アンデルセンの故郷 オーデンセでの再会



(左から二番目の小さい黄色い家がアンデルセンの生家)

ハンブルグで楽しかったことの話はさておき、
コペンハーゲンへ到着。

コペンハーゲンの観光はさておき、
幼稚園から中学校まで一緒だった幼馴染に会いに
隣の島オーデンセへ日帰りの旅。

前回会ってから4-5年とか経っていて
その時も10年ぶりとかだったと思うけど
流石に4歳くらいから知っているので
ここで会う面白さもありつつ、普通に話に花が咲く。

友人が仕事中にアンデルセンの生家、幼少期の家、
アンデルセンミュージアムの見学。

https://hcandersensodense.dk/?lang=en#

全部セットになっているチケットをミュージアムにて購入して回る。
このミュージアムが2020年に隈研吾のデザインで
新しくなるらしくニアミス。

受付のおじさんに「クマって知ってる?」と言われ
一瞬、「熊?」となった後、
「あ〜、こっちの”隈”ね」と空中で漢字を書いたものの
おじさんに通じるはずもなく。
「わかんないけどさ〜」と言われた。


アンデルセンにインスピレーションを受けた
画家たちの絵が飾ってあるコーナーに
ダリの描いた白鳥の絵があった(写真中央上)。
彼の世界観にはついて行けないんだけど
彼が真面目な絵を書いた時の繊細な線使いが
結構好きで、ほんと絵うまいな〜と思う。

これまで北欧はヘルシンキ飛行機乗り継ぎの7時間で
街中へ行ったことしかなく
馴染みのない北欧の空の低さと起伏の無い背景に
自然の存在をヒシヒシと感じさせられて
少し怖さを感じるというか、
ソワソワしてしまう。

風の強い日に片方の岸で風に飛ばされたら
道も真っ直ぐだから
反対の岸を通り越して
隣の国まで吹っ飛ばされそうな感じの怖さ。

そんな感想を友人に伝えると
確かに北欧っぽいイメージはないねと言われる。

そんな友人はデンマーク歴が
10年くらいになったそうで
すっかり北欧っぽい雰囲気を醸し出していた。

「三つ子の魂百まで」で変わらない部分と
お互い全く違う形だけど
ヨーロッパで鍛えられた部分と
いずれの部分も分かり合える
心地よい時間だった。


ところで全然違う話だけど
デンマーク語が中国語に聞こえる瞬間が確かに存在すると思うのに
誰ともこの面白味を共有出来ないもどかしさ。

ニュース見てると、ドイツ語っぽい音の中に、
2分に一回位の割合で「中国語か?」と思わせる音が混じっていて
面白い音ヅラ。という新発見。


更に違う話だけど
今回コペンハーゲンについて調べるまで
コペンハーゲンの本来のスペルが「K」で始まることを知らず
若干のショックを受けている。

自分はコーヒーが「K」で始まる国より
「C」で始まる国の方が好きな傾向があると思っていたので
コペンハーゲンが「C」のイメージから
「K」のイメージになってしまった感。

ただ実際の街に来てみると
思ったより茶色い建物が多くて
確かに「C」より「K」っぽいのかもしれないとは思ったけど。

なんか「神戸港」に見えて仕方がなかったりしている。








Monday 8 April 2019

どこへ行っても狭い世間。





今回のフランス訪問の中では期待していたコルマールが
予想以上にツボでは無かったので
もうフランス適当でいいや〜、と思っていたら
ストラスブールがかなりツボだった。

そんなストラスブールで、
飲みに行ってフランス人の青年と隣の席になったので
身の上話をしていた。

青年の「前はどこどこの国で何々をしていて、数ヶ月前に全然別の職種の
短期のプロジェクトの為にストラスブールに来た…」という話を聞きながら
何かその国でのその経歴に聞き覚えがある。と思い、
一応、「前に同じ経歴のフランス人と会ったことあるんだけど。
名前何だっけ…?確か◯◯!」と言ってみたら、
その青年が前いた国での仕事の前任者だったらしい。ということが判明。
(私が青年の前任者に会ったのは更に別の国。そして私の仕事とは無関係の仕事)


大学生の頃、家から一時間位かかるバイト先の友達の地元エリアが
バイト先から小一時間くらい離れている
私の高校の友達の地元エリアと一緒だったので
「◯◯ちゃんって知ってる?」と聞いたら
その二人は中学の時仲良しだったらしく
ビックリ。ということもあったし、


また別の家から一時間半位かかるバイト先の後輩と話していたら
彼は私の幼馴染と大学の同級生ということもあったし


またまた別の家から一時間半位かかるバイト先で先輩から
「幼稚園どこ?」と聞かれて話していたら
何と幼稚園の同級生だった。ということもあった。


全てが近所で起きた話なら有り得るけど
全部家から遠いところで知り合った人と
全く別のところで知り合った人が知り合い。みたいな。

そしてそんな偶然を大学の頃から実感していたので
割とすぐに「誰々って知ってる?」と聞くようになったけど
世間が狭いのはどこの国でも同じだな。と実感したストラスブールの夜だった。


そう言えば、ブダペストで帰国売りに忙しく動き回っていた頃
最寄駅のエスカレーターで下っていたら
上りエスカレーターですれ違ったカップルに見覚えがあって
10秒くらい考えていたら
9年前に上海で同じ大学付属の語学コースに通っていた
デンマーク人と、大学本科に通う中華系のどこかの国の彼女だった。

私の友達のクラスメイトだったので
直接話したのは世間話を数回程度だったものの
一応Facebookとかも交換していたカップル。
10秒考えていたせいで声かけられず、
帰国売りで忙しかったので追いかけられなかったけど
世間だけではなく、世界も狭いんだなぁ〜と
しみじみ考える今日この頃。








Friday 5 April 2019

コルマールでプール。




何故かわからないけど、面白いくらいフランスに興味の無い私。
今回の旅でも、余程フランスに泊まらず
すっ飛ばしてしまおうか迷ったものの
その後の予定と予算の関係で結局
軽く行ったことのあるリヨンと初めて訪れるコルマールと
ストラスブールの3都市を訪問することに。

長旅なので、
たまにはゆっくり何もしない日も必要かなと思い
1日でも時間が余ると聞いていたコルマールで
敢えて3泊してみることに。

とは言え、そんなに疲れてるわけでもなく
3日目は流石に暇だったのでプールを探してみようと思いつき検索。
写真もいい感じで、徒歩15分くらいだったので準備をして出発。

https://www.colmar.fr/piscine-aqualia


外観。


エントランスホール。
窓口のおばさんに「一人。」と言ったら
「5ユーロね。」と言われてカードを渡される。
自動改札的にカードをかざして入場。


入ってすぐ目の前の、この椅子のところで
どうやら靴を脱がなくてはいけなかったみたいだけど
他に誰もおらず、私は気付かず土足で着替えエリアへ。。


ロッカーと着替え室が沢山。
着替え室が鍵付き個室なので
特に男女は分かれておらず。

この着替え室に入ってドアを閉めると
ドアの内側に靴禁止の絵がかいてあり
え、どこからどこが土足厳禁なの?と初めて気付く。


ロッカーは入場カードと同じカードを差し込むと
鍵が回る仕組みになっていて便利。


鍵も初めて見る形式で、
ベルトについている黒いケースに鍵を収納するタイプだった。

(他サイトから写真拝借。実際はもう少し明るい感じ)

プール内部もこんな感じで大きな窓と木の天井がいい感じの
モダンだけど落ち着いた雰囲気。

大きいエリアにプールが2種類あって、
普通に泳ぐ用と、奥は子供用のスライダーとかもあるプール。
(暗いけど写真右奥のギザギザのグルグルがスライダー)

水泳帽は被らなくていいみたいで
被っていたのは私と、もう一人プロっぽいお兄さんだけだった。


備え付けシャンプーとかは無いけど、
シャワーも沢山あって、個室は3つあった。
そして出口付近の壁に備え付けの高さ調整可能なドライヤー。

 大分新しいみたいで、
清潔できれいで、とても良いプールだった。

仕組みとか作りとかサイズ感がジュネーヴのプールそっくりで、
お隣さんなんだな〜。と思った(国が)。

ずーっとウィーンでプールに行きたかったのに
結局行けなかったけど
ウェブの写真を見る限り、こちらはブダペストのプールと
同じ感じの作りだったので
国は違えどやっぱり近隣諸国を見本にしながら
プールとかも作ってんだな〜。
と感じたコルマールのプール体験だった。
(オーストリアとハンガリーは同じ国だったから
ちょっと違うのかもしれないけど)

そして30分しか泳いで無いのに
鎖骨の浮かび具合がかなりスッキリしたので
運動の大切さと、肩に溜まってるらしい老廃物の存在を
改めて感じさせられた1日だった。







Monday 1 April 2019

この人が…




な ん か い 見 て も …
真 木 よ う 子 …

萌蔵、心の俳句 in フランス。

(画像が悪くて、すみません)