Saturday 16 April 2016

サプライズ泥棒




金曜日、朝会社に着いたら
隣のハンガリー人の席に
謎の大きな封筒↑が置かれていた。

何だろうと不審がる本人と、
興味深々の周り。
どうやら他部署のハンガリー人が置いていったらしい。
「私いつもサプライズプレゼントが欲しかったの!」
と喜びつつも、
その他部署のハンガリー人からプレゼントをもらうとは
考えられない様子で、恐る恐る封筒を開けていた。

と、出てきたのはこれ↓↓↓


それを見た途端、隣のハンガリー人が
「これあなた宛だわ!」
と私に見せてくる。
1kgのクルミ。


ちょうど月曜に、隣のハンガリー人と
健康対策について雑談していた。
彼女は甲状腺が腫れやすいらしく、
クルミが体に良いと力説。

会社のハンガリー人男性の家で
大量のクルミが収穫されたけど、
ただ庭に植わっているだけの木から採れたので
どうしようもなく困っていて、
1kg 1,500HUF (591-750円)で買ったという話。

普段朝食にしているアーモンドが、
500g  2,500HUF位するので、
それは激安!と思い、
次回頼む時は私の分も。と頼んでおいた分の
殻割りが終わった様子。

当のハンガリー人男性は休暇中だったのに、
わざわざ近所に住む別部署のハンガリー人経由で
隣のハンガリー人宛に私のクルミを届けてくれたそう。

彼の義母が家にずっといるので、
最近はずっと殻割りしてるらしい。
kg単位で色んな人に売れるだけのクルミが採れる庭って
どんな庭なんだろう。
どちらにしろwin winのいい関係。
あと1kg位もらえないだろうか。と企んでいる。

ということで、
「せっかくのサプライズプレゼント疑惑が私宛の荷物でごめんよ」
と言ったら
「いいの、開ける瞬間楽しかったから」
と言ってきた隣のハンガリー人。
小さいことで気分の変化の激しい人なので、
きっと本心はがっかりしたに違いない。
今度サプライズプレゼントをしてあげよう。
と、どう実行しようか考え中。







Thursday 14 April 2016

駄菓子の思い出


駄菓子を買わない家で育ったもので、
うまい棒ももらって食べたことはあっても自分で買ったことは無く、
駄菓子に対して皆んなが持っているような思い出があまりない。

ただ唯一、友達に連れられて数回駄菓子屋に行った時に
手に取っていたのが、これ↓


この小さい四角が並んでる感じと、
爪楊枝でチマチマ食べる感じが
なんか気に入っていただけの理由だけど。

最近とある街で石畳を見た瞬間、
この駄菓子のことを思い出した。
↓↓↓


そっくり。
久々に駄菓子について懐かしい気持ちになった
珍しい出来事だった。
というだけの話。








Tuesday 12 April 2016

最強の組み合わせからの負のスパイラル


シリアルを食べなくなってから
朝食メニューを試行錯誤して、
最近は素焼きのアーモンドとヨーグルト
という健康的っぽいメニューで落ち着いていた。

そんな中、知り合いにおいしい蜂蜜を頂き、
↓↓↓を買ってみた。


スウェーデンのラスク的な,
パンを焼いて乾燥させたやつ。
これがおいしいのなんのって、
しばらく朝食が楽しくなったのもつかの間、
おいしい蜂蜜がなくなってしまった。

そうなるとパンが余る
nutellaを買ってしまう
パンがなくなりnutellaが余る
パンを買ってしまう
nutellaがなくなりパンが余る
TESCOで塩キャラメルペースト↓を買ってしまう


おいしい!

このパンとキャラメルが美味しすぎるものの
朝食が健康的でなくなっていく…

という負のスパイラルにはまってしまった。
もうすぐキャラメルが無くなるけど、
パンが余るので、
またキャラメルを買ってしまうのか、自分。

という葛藤。







Saturday 9 April 2016

ピュアな気持ち


   

↑↑↑
この東京メトロおたくのハンガリー人が
知り合いの知り合いということで、
「世界ニッポン行きたい人グランプリ」を
初めて観た。
こんなに純粋な気持ちで日本のこと好きって言ってくれる人を
久しぶりに見て、妙に感動して号泣してしまった。
その他、かるたをやるフランス人の女の子とか、
舞妓さんが好きなポーランド人の女の子とか、
全部見て毎回号泣。

自分が最初にヨーロッパに住みたいと思った時の気持ちとか
久々に思い出した。
現実的なこととか抜きで、純粋に好きと言えるものがあるって
やっぱり素敵だし強いなと思った。

会社のハンガリー人達は、
特に日本が好きで私の会社で働いているというよりは
近所の安定した会社的な感じで働いているだけなので、
正直日本人は面倒くさがられていることが多い。

細かい部分の確認をしたら、
「ほんっと日本人だよね」と本気で面倒くさがられたり、

会社を辞めるハンガリー人は、会社に残るハンガリー人に向けて
「辛抱強く、頑張って耐えるんだよ!」
と言って去って行ったり、

言い出したらキリがないけど、
国際企業の中の日本人としてではなく、
ハンガリーなのに日系企業の一員として
日本のやり方を通さなくてはいけないので
私の会社は割と人種で大きな壁がある。

そんな環境なので、
自分も純粋な気持ちでハンガリー人を見ていない部分もあって、
留学とかで来ていたら、きっとハンガリーもいい国なんだろうけど
好きになれていないことが更に罪悪感だったりする。

仕事をしている以上、ある程度現実を見なくてはいけないけど、
純粋な気持ちだけは忘れないように
この動画たまに見よう(笑)










Sunday 3 April 2016

BIOのかほり


どうでもいいのですが、
「かおり」を「かほり」と書くのは
間違いらしいですね。
「かおり」の旧仮名は「かをり」だそうです。

そんな話はさておき、
帰り道にあって気になっていた
BIOのお店に行ってみた。


民家の並びに紛れていて
毎日目の前を通っていたのに最近になるまで気付かず。
ある日ふと見たら
何とも暖かみのある照明と、
沢山物が置いてありそうな雰囲気で
行ってみたいと思っていたものの、
「車は急には止まれない」
という状況を何度も繰り返し
ようやく先日近くに車を止めることに成功。

普段車で通る道をテクテク歩くと
全然視点が違って面白い。
車だと、ぶつけない目線で前の車とか
道の端ばっかり見なくてはいけないので
つまらないものです。

思ったより小さく、BIOクサイ店内には、
地元の常連客がギュウギュウに入っていた。
外から見る限り、空っぽの店内に
お洒落な帽子とメガネをかけたおじいさんが
微笑みながらパイプ煙草吸って座っているイメージだったけど。

中は意外と普通のBIOショップ。
スーパーで買えそうな物も多く、
そんなもんかぁと思っていたところ、
こんなパッケージを発見↓↓↓


何かすごい良さそう。
同じパッケージが棚2段分位ずらっと置いてあって
ラベルをみたところ
「Majorannae herba」「 Rosmarini folium」
等書いてある。
マジョラムとローズマリーってことは
ハーブ各種って感じかぁと
他の名前も解読しようと思ったけど
さっぱりだった。

ということでマジョラムとローズマリーを買ってみた。
50g 270HUF

店主のおばさんが、何ともBIOショップな人で、
神々しい微笑みを浮かべながら、
「あなた毎日ヨガと瞑想してますね?」系の
ソフトな話し声で優しかった。

そんでもって、よく考えてみたら
マジョラムもローズマリーも普段使っていないので、
このおばあちゃんのやつが
他と比べていいのか悪いのか分からない。。という。

まぁパッケージが可愛いからいいんだけど。
そんな感じで楽しい寄り道だった。
またたまに覗いてみよう。