イケメンとゴッツンコ

ハンガリーの道はひどい。

街灯がなかったり、

道にボコボコ穴があいてたり、

白線がうすくて見えなかったり、

道路狭いのに、横がすぐ溝になってたり、

工事の為に進行方向を変えたくせに、

道路に書いてある白い矢印の向きはそのままで、

曲がってから「え！逆走してる！」って思わせたり、

視力が裸眼で両目1.5の私でも、

目をギラギラさせて中央線見てないと、

道がどうなってるのかさっぱり分からず、

そんなんだから、狭い道路を大型トラックが

大幅に車線をはみ出して向かってくる。

という中を、

日本でほぼ運転してなかった上、

オートマで生きてきた人間が、

マニュアルで左ハンドルの車で

知らない街を走っているから、

ナビがあっても道を間違える。

間違えてあせる。

左見て、右見て、前見て、道見て、ナビ見て、

ってやってる間に既に左から車来てるのなんて

気づかなすぎて、

ゴッツンコしました。

ぶつかった車がハザードランプをつけて止まった瞬間、

囚人のような気持ちになって、

自分も車を降りる。

出てきたのは、

なんともイケメンなお兄さん。

とりあえず、ハンガリー語分からないから、

「英語喋れる？」って聞いたら

流暢な人で、

それが分かった途端、

迷ってたパニックとぶつけたパニックで、

「本当にごめんなさい。

まだ来たばっかりで、よく分かんなくて、

今もどうしたらいいか分かんなくて、

分かんないから会社に電話していい？」

と「ヨクワカラナイ」アピールをしてしまった。

結局優しいイケメンと、

会社の人が電話で話をつけてくれた。

私が悪いということで。

後日書類にサインするということで、

その場はイケメンが傷とへこみの写真を取り、

私のパスポートと車のIDの情報を伝え、

握手で解散。

もしこれが英語の分からない人や、

ガラの悪いおやっさんだったらと思うと、

不幸中の幸いだったと思う。

その後、その場から去るために、

やはり自分が運転しなければいけないということに、

生きてくって大変。って思いながら、

「だって道分かんないんだもん。怖かったよー」

と独り言言って、ボロボロ涙を流しながらも、

 80km位出さなきゃいけないプレッシャー。

マニュアル車なんて滅びてしまえば良いのに。

と思う今日この頃です。

食べちゃった。

久々に一人暮らしをすると、

自分の為だけにご飯を作るのって、

こんなにやり甲斐のないものだったかな。

と自分でも意外に料理面倒くさい。

ということで、

今日は気合を入れて、

野菜入れすぎミートソスを作ろうと、

かなりの量のソースを作っていた。

これで暫く同じもの食べても

栄養偏らないぞ。

と思って最後にトマトソースを投入し、

パッとソースの瓶を見たら、

何やら影が。

カビが。

買って数日しか経ってないのに。

冬なのに。

ということで、

心の葛藤15分。

カビなんてものは、

喘息持ちの私が食べるものではない。

でも、数回分の量のミートソース全滅は、

もったいない精神が

許せない。

決めかねてネットに頼る。

絶対食べるべきでない派と、

それ位大丈夫派がいた。

ということで、

間を取って１回分だけ食べることにした。

そんな時に限って美味しく出来るんだ、これが。

残りをどうするか、

迷う。。

Budapest 2

Budapest

モバイル サウナ

バレンタインにも関わらず、

空の具合が写真撮りやすそうだったので、

一人でブダペストの街を歩き回り、

写真をバシャバシャ。

一番見ごたえがある、

くさり橋の所を黙々と歩いていたら、

パンツ一丁のおやっさんが現れた。

こんな観光スポットのど真ん中で、

どこの国にも頭のおかしな人がいるもんだ。

と、その横に目をやると、

車に「MOBILE SAUNA」の文字が。

モバイルサウナ。

なるほど！盲点だった。

車の中がサウナで、

そこからの景色はくさり橋。

おじさん最先端を行っていたのね。

と思った出来事でした。

ガリガリ ハンガリー

ホテル生活２週間目。

朝食付きではあるものの、

朝食の始まる前には会社へ行かなくてはいけないので、

毎日サンドイッチを作ってもらっている。

ハムとチーズ。

毎日、毎日ハムとチーズ。

近くのスーパーに、

すぐに食べられる物が売っていないので、

そのサンドイッチを昼食にして、

朝と夜はアーモンドとシリアルバーという、

とってもヒモジイ生活をしている。

スイス３ヶ月＋ニート４ヶ月でついた７kgが、

なかなかドンドン落ちてきた。

という反動で、
CBAというスーパーのデリみたいなコーナーで、
ライスとカレーみたいなものを頼んだら、
量が半端なく、
頑張って無理やり全部食べたら
お腹壊れちゃった。

ガリガリ街道まっしぐら。

早く家を見つけて自炊せねば。

カウンターで顔面蒼白からの無事到着

日曜日、ヘルシンキ経由で無事ブダペストへ到着。

成田のチケットカウンターで、
自分のシェンゲン協定国への滞在についての認識が、
微妙にずれていたため、
一瞬凍りついて、腹痛が発生したものの、
入国出来たから良しとしよう。

⚪︎ … 今回の滞在でシェンゲン協定国を出発する日から
　遡って180日以内に90日しか滞在できない

× … 今回の滞在でシェンゲン協定国に入国する日から
始まって180日以内に90日しか滞在できない

結局日程のオシリが伸びる程、
180日のカウントも後にずれてくるので、
よく考えると同じ結果になるんだけど。

今回の私の場合、
短期就労許可証のみでビザを持っていなかったため、
実際は帰らない2/11の帰国便のチケットを持っていたのと、
夏に3ヶ月スイスにいたので、
2/11から遡って、スイスにいた期間が被ってしまったこと、

短期就労許可から長期のビザへ書き換えるのに
きっちり3ヶ月かかる間、ビザなしで、
ハンガリーにいなくてはならなかったこと、
等々の細かいことが重なり、
かなりヒヤリハットでした。

そして、出発直前まで「マリメッコリ」と名前勘違いしてたくせに、
ヘルシンキの乗り換えで
marimekkoの鍋つかみとかトレーを買ってしまった。

そんな旅の始まり。