Sunday 20 December 2015

エルメスのクリスマスビデオ




なんかいい感じに可愛い。
クリスマスまであと少しだなぁ。





Tuesday 8 December 2015

中国人の謎


腐っても中国語学科卒なもので、
何かと中国人の行動が目についてしまう。

高校での週1回の中国語の授業を入れると
かれこれ16年程の付き合いなのに
元々興味がないせいで、
全然話せないという
お粗末な結末。

そんな中、最近仕事で毎日中国に電話している。
とは言っても、
日本人と、日本語の話せる中国人が担当で、
中国語で仕事しているわけではなく、
中国語が求められる仕事もしていない。

ただ、たまに担当が席を外している時に
日本語も英語もダメダメな中国人が電話に出る。

そんな時はカタコトながら
「楊さんいますか?」
「あ〜、いないですかぁ」
「あとどれ位で戻りますか?」
「じゃあまた後でかけます。ありがとう。さようなら。」
と頑張って話してみて、
案外通じるので楽しんでいる。
16年もやってて、こんなチンケな内容が通じることに
喜びをおぼえている自分にも笑える。
どんだけ低レベルなんだろう。

ということで、
相手も勿論中国語で返事しているけど、
私が中国語で話すことに全く反応しない。
毎日電話かけてくる日本人女性は私しかおらず、
時差の関係でいつも同じ時間にかけているので
私ということはバレていて、
ハンガリーから電話しているのもバレているのに、
中国語を話して当たり前のような反応。
全くもって中国に特化している会社ではないのに。

昔、道端で中国人がいきなり中国語で話しかけてきて
道聞いてるんだろうなぁ〜、でも詳細分からないなぁ〜、
と思っていたら
「中国語分かる?」
と中国語で聞かれた。

「分からない」
と中国語で答えたら、

「あ、そうかぁ」
と普通に中国語で返ってきた。

中国語が分からない人は
その質問内容も分からないはずで、
中国語で返事するはずもないのに、
そこには全く反応しない。

この思考回路が不思議でしょうがない。
中国語は「皆話せて当たり前の言語」みたいな。
きっと何も考えてないんだろうけど、
どうやったらそんなに何も考えずに過ごせるのか、
謎。

ということで、
何も考えてない人が
何を考えて喋っているのか
という考えてもしょうがないことを
考えてしまって
脳みそがムズムズしている今日この頃。






Thursday 26 November 2015

厄年とツキ



もうすぐ厄年も終わろうとしている。
(気が早い?)

辛かった。
辛かったのが厄年のせいか分からないけど
辛い一年だった。

そんでもって天気が悪かった週末。
月一の来訪者もやって来て、
何時間寝るんだ私。
ってくらい寝てしまった土曜日。

こんなんじゃイカン!と
週末恒例のカフェ読書へ。
と家を出てカフェに到着するも、
こんな雨のドンヨリした日に
安っちいカフェには行きたくない。
と気分屋なことを思い立ち、
ずっと気になっていたカフェに
今日こそ行ってやろうと
来た道を引き返す。

くさり橋に差し掛かり、
雨の中必死に上を見上げて
橋の写真を撮る人々を横目に
根暗丸出しに下を向いて歩く。
(寒かったので)

と、皆が橋を見上げているせいで
誰にも気づかれずに私を待っていた
2,000ft札が落ちていた。

金欠なのに安いカフェに行かなかった
罪悪感から一転。
今日はタダで高いカフェに行けるでないか。

ということで、


チョコレートケーキを頼んでしまった。
と思ったら、
チョコソースのかかった白いケーキが出てきた。
店員さん、チョコレートケーキって言ったのに。

クレープのことをパンケーキって呼ぶし、
ハンガリー料理のことを[Hungarian kitchen]って呼ぶし
ハンガリー人ってちょっと面白い方向にずれた英語を使う様子。


若干照明が暗かったけど、
最後にイタリアのマンマっぽい
笑顔のポッチャリおばちゃんがいて
なんかいい感じだった。

ということで、
誰が落としたか知らないけど、
カフェ代+おつりをゴチになりました。

厄年だけど、最終的には
やっぱりツイてるんだよなぁ。
と、思った今日この頃。

2,000ft (1,000円弱)で幸せになれるなんて
金持ちへの道のりは遠いな。





Monday 23 November 2015

Ossiceを探せ


仕事で、ドイツに電話をかけた。
会社の電話番号しか分からなかったので、
担当者を聞き出して、
その人のe-mailアドレスを聞き
詳細をメールしたい。という流れ。

事情を説明したら、
担当と言われる男性が電話に出る。

アドレス教えて。と言い、
メモを取る。
スペリングではなく、
サラッと言われたので、
会社の名前に聞こえ、
「会社の名前@XXOOってこと?」
と確認。
「Yes, yes!」
と言われ、そのまま話を続ける。

話の中で、アドレスは自分の名前だと言い出した男性。
またスペリングではなく、
サラッと言ってきたので、
「ごめん、ドイツの名前分からないけど。。」
と言ったのに、
単純に声が大きくなっただけで、
連呼されても全然名前が聞き取れない。

最終的にサラッとスペルを言われ、
こっちから「XXOOで合ってる?」と確認。
「Yes, yes!」
と言われ、電話を切る。

何にでもYesと言うので
かなり不審に思いつつもメールを書く。
案の定宛先が間違っていて戻って来る。

再度電話をかけ、
事情を話したら、取り次いでくれた人が同じで
「あぁ、XXOOね」とまた男性につないでくれた。

今度は一文字ずつ「X for OO」と言ってくれたので
男性の名前が「Ossice」であることが判明。
念のためもう一度確認をしようと、
咄嗟に閃いた!と思い、
「Officeのfをsに変えてOssiceってこと?」
と聞いてみた。

ここまで、周りで一部始終を聞いていた会社の人が
笑い始める。
Ossiceさんは、Officeと言われた衝撃からか、
10秒程固まった後、
「Yes, yes. It should be OK.」と言ってきた。
いや、こっちは必死だったもんで、
Office呼ばわりして申し訳なかったけど
しょうがなかった。

電話を切って、
周りの人たちに「Officeはないわ〜」
と笑われながら、再度メールをする。
念のため、会社のHPからグループメールをコピーし
CCへ入れたのに、両方届かず。

ということは、システムの問題かと思い、
再度電話をかける。
今度は違う人が出て
事情を説明し「Ossiceさんと話したい」
と言っても、誰か分からないと言う。

詳細を話すと「あぁ〜、その内容ならSaschaね!」と言われるも
確実にSaschaとは聞き間違えていない。
とりあえずSaschaさんがいる部署のマネージャーに繋いでもらい、
「こういった内容でOssiceさんと話したい」
と言うも、
「Ossiceは知らないけど、その内容ならSaschaだよ」と言われ
結局Saschaさんに対応してもらった。

あんなに頑張ったのに、
Ossiceは一体誰だったんだ。

と思って、
googleでOssiceと言う名前を調べてみた。

「Office」。。
Googleにまで予測検索でOffice呼ばわりされる
Ossiceさん。

私のアホな閃きも、強ちおかしくなかったと、
Googleに勇気付けられる私。

黒人系の名前のようで(確かじゃないけど)、
存在しないわけではないらしい。
ということで、
結局誰か分からなかったけど、
Ossiceさん、電話で対応してくれて
ありがとう。





Saturday 14 November 2015

出た!




半信半疑だったけど、
本当に芽が出た。


四つ葉ではなく双葉だけど。
若干カイワレ大根を髣髴とさせるような。。


今のところクローバーがニョキニョキ伸びていて、
こちらもしばらく経って昨日からモヤシの様な芽が
メキメキ成長中。


残るはガーベラ。
芽が出てるっぽい気配はするけど、
まだ時間がかかりそう。

毎朝霧吹きで水やったり、
朝出かける時は外に出して、
夜寒いのでしまったり、
意外と植物の世話楽しい。

うまく花が咲きます様に。
もっと沢山買ってくればよかった。






Sunday 8 November 2015

国の星座


私は星座に割と興味がある。

自分は射手座ど真ん中の性格をしていると思っているし、
月星座である天秤座と気が合うとも思っている。

この間知り合ったハンガリー人の女の人が
星座に興味のある射手座で、
なかなか話が盛り上がった。

実は私がハンガリーに来てから
会う人会う人射手座で、

「なんかハンガリー射手座多くない?」
とその人に言ったら、

「ハンガリーは射手座だからかな。
それぞれの国にも星座があるんだよ」
と教えてくれた。

何それ、面白そう。
と思ってネットで検索。
ほんとにハンガリー射手座の国だった。
国民は射手座に見えないけど。

ということで国別の星座は下記参照。

牡羊座:イギリス、フランス、ドイツ、デンマーク
牡牛座:アイルランド、イラン、スイス、ギリシャ
ふたご座:アメリカ、ベルギー、エジプト
蟹座:オランダ、スコットランド、北西アフリカ、パラグアイ、ニュージーランド
しし座:イタリア、ルーマニア、チェコ、スロバキア、南フランス、レバノン
乙女座:ギリシャ、西インド、トルコ、ブラジル、ヨルダン
天秤座:オーストリア、日本、アルゼンチン、カナダ、チベット、中国
さそり座:モロッコ、ノルウェー、アルジェリア、シリア、韓国、ウルグアイ
射手座:スペイン、オーストラリア、ハンガリー、南アフリカ、ユーゴスラビア、サウジアラビア
山羊座:インド、メキシコ、アフガニスタン、ブルガリア、アルバニア
水瓶座:ロシア、スウェーデン、ポーランド、イスラエル、イラン
魚座:ポルトガル、地中海の島、サハラ砂漠


なんかあんまりしっくりこないような。。
中国が天秤座(笑)

そうは言っても
ハンガリーに射手座が多いんだから
何かしらあるっぽい。

これから気にしてみよう。




Saturday 7 November 2015

ミニ家庭菜園



気の利いた小さな鉢植えを探していたけど
お花屋さんが開いている時間がなかなか忙しく
実現していなかった今日この頃。


ドイツの本屋に↑
こんな家庭菜園キットが売っていて
これは便利と買ってみる。
種類がものすごく多くて
本当はもっと欲しかったけど
一応種なので検疫ひっかかったりして
と心配になったのと
意外と高かったので3種類だけにした。

封を開けると、
肥料の混ざった土と
種が入った袋が入っていて
自分で土に種を植える。

久々に土の匂いをかいで
何だかいい気分。

2−3週間かかるらしいけど
本当に芽が出るのだろうか。
すごく楽しみ。




Tuesday 3 November 2015

ドイツの大学の学食


Heidelbergで大学の学食に連れて行ってもらった。


遠慮して1枚しか写真撮らなかったけど、
もっと撮ればよかった。

内装がおしゃれで、
絵が沢山かざってあったり、
赤い中2階的な場所がバーの上にあったり、
ヨーロッパっぽかった。

でも仕組みは日本とあまり変わらず。
トレーと食器とって
ビュッフェ形式で好きなものを
お皿に盛っていく。
最後にレジで重さを計り
重さによって金額を払う。

学生は専用のカードに機械で入金して
それで払っていたけど
現金でも大丈夫だった。

サラダの種類が多く、
グーラッシュもあった。
国際フェア的なメニューで
フランス、トルコ、ハンガリー、ギリシャ料理
が置いてある。
とは言っても学食なので、
フランス料理=チーズカツレツ
なんだけど。

安いので近所の子供連れがご飯食べに来ていたり
若い男の子が色んなおかずを一つのお皿に山盛りにしていたり、
食べ終わったら自分で残飯とゴミを捨て、ベルトコンベアに乗せるという
日本と同じことをドイツ人がやっていて
ちょっと笑えた。



外にも食べる席があり
フリマもやっていた。
大分、学生がただ要らないものを置いている感があったけど。

残念ながら住所が分からないけど
ドイツ語がわかる人ならたどり着けるはず。
たまにはこんな食事もいいもんだ。







Sunday 1 November 2015

何気に初ドイツ(Frankfurt, Heidelberg, Karlsruhe)


何気に初めてドイツに行って来た。
こんな大国を長年スルーしているなんて。

一番チケットが安かったという理由で
フランクフルトに行き先決定。


特に何が見たいわけでもなかったので、
普通にプラっとしよう程度に考えていた中、
ふと、スペイン時代一緒にインターンをしていたドイツ人で
一番仲良かった子が
南ドイツ出身ということを思い出し、
久々に連絡を取る。

スペイン時代はコンスタンツで大学に行っていたけど、
今や中学で数学と政治の先生をしているとのこと。
Karlsruheに新たな彼氏と住んでるということで、
中間のHeidelbergで会うことに。

4年ぶりだったけど、話し始めると全く違和感なく。
とは言ったものの、
朝10時の電車で着いて、夜10時の電車で帰るプランだったので
小さなHeidelbergではすることがなくなってしまい、
結局友人の車で30分走りKarlsruheにたどり着く。
友達の家、洗車(流石ドイツのクオリティ笑)、ドイツビールで有名なレストランに
連れて行ってもらい、なかなか充実の旅になった。

<Karlsruhe>




<ビールの有名なレストラン>


(モルツが衣のトンカツ)

(ソーセージの一種とモルツのマスタード&プレッツェル)


Karlsruheは「カールの亡くなった場所」という意味だそうで、
私の友達は、「カールのお風呂」という意味の名前の街で
仕事をしているらしい。
カール有名人。

前の彼と7年付き合っていて、
誰もが結婚すると思っていたのに
大学卒業後、彼の仕事がベルリンになり
彼が仕事を優先するので
今の彼との距離が縮まってしまい
元彼を振ったんだそう。

別れたと聞いてとてもびっくりしたけど、
今の彼もいい人そうだったので
まぁいいのかな。
元彼すごくいい人だったので
ちょっと可哀想だけど。

そんなこんなで期待していなかった割に
すごくいい旅になった。








豚肉のクリーム煮からのヨーグルトカレー


寒くなってきたので、
豚肉のクリーム煮でも作ろうかと、
珍しくクリームを買ってみた。

にんにく、玉ねぎ、豚肉、マッシュルーム、パプリカ
を適当に適量に切って炒めて塩胡椒して、
パセリ入れて、クリーム投入。

と思ったら、
クリームではなく無糖ヨーグルト出現。。
あんなに迷って買ったのに、
間違ってた。。
言葉の壁。

ここまで作って
お腹はクリーム煮を期待しているのに、
ヨーグルトの酸味がほのかに香ってきて
がっかりどころでなくがっかり。

どうしたもんかと考えること1分。

ヨーグルトと肉=トルコっぽい
トルコっぽい=トルコで買ったスパイスが使えるっぽい

ということで
ヨーグルト全部投入。
トルコで買った、
カレー、クミン、レッドパプリカ、オットマンスパイス
というパウダーを適当に入れて、
醤油でコク追加。

ヨーグルトが分離したので写真ではお見せ出来ないけど、
かなりおいしいものが出来上がった。

偶然の産物です。
意外と簡単でおいしいので皆さんも是非。
多分スパイスはそっち系なら何でも様になる味になるはず。




Monday 12 October 2015

パプリカと出汁



知らなかったのは私だけなんだろうか。
最近、出汁の味付けの料理にパプリカを入れるのに
はまっている。

この組み合わせ、異様に合う。

最初、パプリカの匂いをかいだ時に
ふと、鰹節と合うイメージがわき、
浅漬けの素と鰹節とパプリカという組み合わせをしたら
はまってしまった。

昔から、色々試してみたいタチなのだけれど、
ちょっとずれていることが多い。

パンに練乳が合うのなら、
ご飯にも合うだろうと思い、
オニギリの具を練乳にしたら
ものすごいマズかったこともあったっけ。

この微妙なチャレンジ精神は
間違いなく母親から来ていて、
昔母が作った、ワカサギの唐揚げ入りカレーが
めっちゃまずかった。

確かに鶏だったら唐揚げカレーおいしいけど。
ワカサギは無いわ。

ということで、
自分の妄想力に
全く期待していなかった
パプリカと出汁。

珍しく当たりでした。

皆さんも是非。

***写真の甘くないハンガリーのパプリカの話なので
カラフルなパプリカは試したことありません。





Sunday 4 October 2015

ホコテンの産物


週末は大体くさり橋を歩いて
ペスト側へ散歩するこの頃。
たまにイベントで橋が歩行者天国になっているところに出くわす。

ということで、
この間ちょうどいい時間に
歩行者天国に出くわした。

私が思う「くさり橋を一番満喫できるポイント」は
車で橋を渡る時。


このライオンにガオーっと見下される感じが
何とも言えずいい感じ。

普段は自分で運転しているので
写真を撮れないし、
歩いていても車がいるので
これまた写真が撮れない。

こんないい機会はないわと
バシャバシャ写真を撮ってみた。

その産物がこちら↓↓↓
普段とは違う角度から
くさり橋をお楽しみください。

















Saturday 3 October 2015

呼吸器科の専門医へ行く。



さて、ホームドクターに行って
呼吸器科の専門医のアポは取ってもらった。
(直訳すると肺臓学科?)

どこにあるのかとgoogle mapで
行き方のイメージトレーニングをすることに。




何でしょう、この隔離されてそうな感じ…
専門医と言われて、大きな病院か、
クリニック的な様相を想像していたので
大丈夫か?と不安になってきた。

約束の10時より15分ほど早く着き、
恐る恐る中へ。
人気のない薄暗い感じ。
と、小窓の中に体の大きな看護師さんがいた。

ホームドクターが何やら書いてくれたメモを
そのまま渡す。
ハンガリー語でガンガン話されて
さっぱり訳が分からず、
なんか「カード」的な言葉が聞こえたので
健康保険証的なカードを渡してみたら
当たってた。

更にガンガン話されて
「ママ!ママ!」と言われ
一体何語なのか分からず。
「分かんないよ〜」って言ってたら、
奥から小柄な看護師さんが出てきた。

「your mother name!」と言われ
やっと母親の名前を聞かれていたことが判明。

そういえばビザの申請の時も
母親の旧姓を書く欄があったので
ハンガリーでは重要な情報なのだろう。

座って待っていてと言われたので
座って改めて中を見渡してみる。


携帯のカメラで撮ったので
すごい暗いけど、
中は意外といい感じというか、
建物は古いけど小綺麗にしてある感じだった。

電気ではなく自然光なところと
質素な感じが共産って感じだったけど。


これまた全然写ってないけど、
古い体重計が置いてあって
レトロないい感じ。

と、小柄な看護婦さんに呼ばれ
扉の中へ。
小さな小部屋の奥に扉がもう一つ。

何言ってるか分からないので
何していいか分からず。
お互い身振り手振りで
全く噛み合わないこと3分。

肺のレントゲンを撮るために
小部屋で服を脱いで
奥の部屋へ入ってこいと
言っていたらしいことが判明。

小部屋で上半身完全裸の状態になり、
奥の部屋でレントゲン撮影。

その後服を着て
更に別室へ呼ばれる。

今度は体の大きな看護師さんが
肺活量のチェック。

身長と体重を聞かれた。
前日にハンガリー語の学校で
数の言い方を復習したところだったので
問題なく通じてよかった。

その後はハンガリー語だったけど、
看護師さんが息を一緒に吸ったり
勢いよく吐いたりしてくれて
単純に真似っこ。
「もう一回」というのも
前日に学校でクラスメートが言っていたので
意味が分かって運がよかった。

それにしても
この二人の看護師さん
ハンガリーに来て一番サービス精神があった。
優しい。

そしてついに問診の部屋へ。
若い女の先生で、
握手で自己紹介される。
「Do you speak English?」
と聞かれた瞬間、
「あ〜!やっと言葉の通じる人に会えた!!」
と思わず言ってしまった。

すごく穏やかで物腰の柔らかい先生。
色々丁寧に聞いてくれた。

これまた電気のついていない部屋で
自然光の薄暗い感じの中
かなり旧型のパソコンに
先生が私の喘息の歴史を入力。
その場で処方箋をプリントアウトしてくれる。

日本で使っていたシムビーコートはあったものの
アレルギー抑制の薬はハンガリーで認可されておらず
似ている薬を出してもらうことに。

ハンガリーでは
喘息の人は症状の有無に限らず
3ヶ月に1回診察に来るのだそう。

「日本では症状が出た時か
薬が欲しい時しか行っていなかったよ。」
と言ったら、
「日本では違うのね。」
と言われた。

無料で3ヶ月に1回診てもらえるのは
有難いけれど、
私はそんなに重症ではないので
そんなにしょっ中行かないと思われ。

次回この病院に行きたい時は
ホームドクターを通す必要はなく、
直接この病院に予約の電話をすればいいそう。

ということで、
先生にお礼を告げて退室。
看護師さんたちに挨拶して外へ。

処方箋があればどこの薬局でも薬をもらえるとのことで
帰りに薬局に行ってみる。
3ヶ月分のアレルギーの薬のうち、
2ヶ月分しか在庫がないとのことで、
2箱(1箱28個入り)のみでお会計。

260,00 ft

ハンガリーでは、「 . 」と「 , 」が逆なのは知っているけど
一瞬戸惑うこのお値段。
2ヶ月分の薬が260ft!(130円弱)。
安すぎてびっくり。


早速、毎晩一錠飲んでいて
初日から効いてる感じ。

ちなみに薬局で薬の在庫がない時は
頼めばすぐに取り寄せてくれるらしい。

最初はどうなることかと思ったけど
最終的にはいい先生と看護師さんの
病院に出会えてよかった。
これで今後喘息が出ても大丈夫と思うと
何だかとっても安心した。

後は婦人科と歯医者かな。
と思うけど、
年末に日本に帰ろうと思うので
今年はとりあえず日本で診てもらおうかな。
と考え中。

少しずつ
ハンガリー生活開拓中。







Tuesday 29 September 2015

「知的であるかどうかは、五つの態度でわかる」



「知的であるかどうかは、五つの態度でわかる」

友人がfacebookでシェアしていた記事。

私が最近毎日思っていたことと
ドンピシャだったので、
ものすごく共感。

自分が多少人より頭がいいからと言って、
他人を見下したり、
自分の意見が常に正しいと押し付けたり、
相手の理解度に合わせて自分の説明の仕方を
変えられない人というのは
本当に頭がいい人ではないと思う。

これはお金持ちにも言えることで、
日本で働いていた時に実際目の当たりにしてきたこと。

少しだけ人よりお金持ちな人は、
その少しを利用して
他人を見下したような態度を取る人が多く、
本当にお金持ちの人ほど
誰とでも対等に話している。

常に自分が優位に立っていることを誇示する人は
本当に周りから見ていて大人気ないなと思うし
実際全く優位に立ててないと思う。

そしてそんな人に限って自分が見えていないので
他人がしたことに対して文句を言っている内容と
全く同じことを自分もやっていたりする。

という感じの人に振り回される日々。
最初はトイレに涙を拭きに行くこともしょっ中で
もうノイローゼになるのではないかと思ったけど
最近は口で返事して心で無視する技を身につけた。

そんな中で読んだこの記事。
ものすごく励みになる。
嫌な人もいるけれど、
そんな人は反面教師にして
私は同じ思いを人にさせないように
努力していこうと改めて思った。

負けるな自分。
と、周りに状況を理解してくれる人がいないので
自分で自分を励ます日々。







Sunday 27 September 2015

ブダペストのホームドクター


喘息で地味に苦しい日々。
薬がなくなってしまったので、
入手せねば。

ということで、
ハンガリーで初めて病院へ行くことに。

会社の日本人に聞いてみたら、
必ず最初にホームドクターに行ってからでないと
他の病院には行かれないと知り、
「私のホームドクターって誰?」ってことになった。

ホームドクターの存在は知っていたけど、
どういう仕組みか知らないし、
実際海外で病院へ行ったことあるのは
スペインに留学していた時1回だけで
留学用の保険だったので勝手が違った。

サラマンカの病院の受付で、
「国民保険的なものに入っていない人は
症状関係なく一律100ユーロ」的なことを言われ
ただの発熱で100ユーロ払わされ、

最初に下調べ的な検査をする看護師さんを
お医者さんと勘違いして症状を力説してしまったら、
「うん、うん、辛いね、分かるよ、分かる」
って感じで大きく頷いたリアクションしてくれた。
そんな思い出。

考えても分からないので
会社の人事に手順を聞いてみた。

カンパニードクターなるものもいて、
その人をホームドクターにしてもいいけど、
家から遠いので、
家から近い所で選んだ方がいいのでは。とのこと。

ホームドクターは一人しか選べないけど、
もし会社で具合悪くなったら、
カンパニードクターに診てもらうことも可能だそう。

ということで、
今回は家から近い所を教えてもらった。

診療所(?)の住所と、
そこにいる6人の先生の名前をもらう。
家の住所ごとに行く診療所は既に決まっているらしく、
6人のうち好きな人を選んでいいと言われたので、
女の人がいる時間を狙って行くことに。
英語が話せる先生だということも確認してもらった。


(診療所の地味な入り口)

中は至ってシンプルで、
廊下に5つの扉が並んでいて、
扉の脇に椅子が並んでいた。


扉にそれぞれ先生の名前が書いてあったので
自分が行きたい先生の扉の横に座ってみる。

しばらくして、
隣の先生の扉の横には8人待っている人がいるのに
自分の先生の扉の横には私の他におじさんが一人しかいないことに気づく。

さては隣の先生の方が腕がいいな。
と思ったけど、女の先生がよかったので、
待ってみた。

開始時間が来ても何も起こらず。
15分経って、先生が出勤してきた。
でも10分経っても何も起こらず。
更に15分経って、看護師的な人が出てきた。

私:「英語わかる?」

看護師:「分からないけど、先生は分かるよ」

私:「初めてなんだけど、どうしたらいい?
  みんな適当に椅子に座ってるけど、
   どうやって自分の番って分かるの?」

看護師:「⚪︎×ハンガリー語⚪︎×」

この時点で、周りのハンガリー人から
かなりジロジロ見られていた私たち。
隣で待っていたおじさんが、
会話が噛み合わなくなっているのを見て
英語で通訳してくれた。

おじさん:「どこの通りに住んでるかって聞いてるんだよ」

私:「この通りだよ」

看護師は先生と何か確認する為に部屋に入っていく。

おじさん:「順番は簡単で、僕が1番で君が2番だよ」

ということで、待つこと数分。
また看護師が出てきた。

看護師:「⚪︎×ハンガリー語⚪︎×」

おじさん:「この通りのこっち側かあっち側のどっちに住んでるの?」

私:「こっち側だよ。会社の人が調べてくれたから
この診療所で間違いないはずだよ」

看護師:「⚪︎×ハンガリー語⚪︎×」

おじさん:「この通りのこっち側の何番に住んでるの?」

私:「⚪︎番だよ」

看護師は再び部屋に入っていき
更に待つことに。

おじさんが呼ばれて診察。
出てきたと思ったら、
私の所へやって来た。

おじさん:「君の住所の先生は違う先生だから。
今日の午後にしか来ないから、
その時間に来てだって。」

私:「えっ、何で?この先生じゃダメなの?」

おじさん:「知らないけど、そういうシステムなんだよ。
じゃ、そういうことだから」

と、おじさんは帰って行った。
よくよく扉の先生の名前を見てみると、
下にハンガリー語と、いくつかの住所が書かれていた。
おじさんが私の先生と言って指差した先生の名前の下に
家の住所があった。

どうやら通りの両側に一つずつ診療所があり、
その診療所の中の自分の番地担当の先生がホームドクターらしい。

ということで、
隣の8人待ちの先生は、腕がいいのではなくて
単純にその番地に病人が多いだけだった。

午後再び診療所へ行き、
違う扉の先生へ。

呼ばれて中に入ったら、
おじいちゃん先生だった。
そして看護師も先生も英語話さず。。

念のため会社のハンガリー人が書いてくれた
「花粉症でアレルギー反応が出て
喘息になったので薬がほしい」
というメモと、
いつもの薬の英語名を見せて、
AsthmaとPollenを連呼してみた。

先生と看護師が話し合い。
先生が何やらノートで調べ始めた。

先生おじいちゃんのくせに、
ピンクと紫のカップケーキに
チェリーが乗ってる絵のノートを使っていて 、
何そのギャップ!と心の中で笑った。
可愛すぎる。

どこかに電話をかけたと思ったら、
何やら情報を書き出したメモを渡される。
住所と電話番号と翌日の日付と10時と書かれていて、
喘息専門的なことを言われたので、
よくわからないけど
「明日この場所へ行けってこと?」と英語で聞いたら
よくわかってないんだろうけど
「そうだよ」とハンガリー語で返ってきた。

わかってないのに分かり合えるって
人間ってすごいな。

ということで
どうせ専門医に行くなら
何故1時間も待たされて
ホームドクターに来なくてはいけないのか
無駄な気がしてしょうがないけど、
とりあえずホームドクターについて
学ぶことができた1日だった。

そして、全然英語の通じないホームドクターなので
やっぱりハンガリー語を学ばねばならないと実感。

専門医の話はまた後ほど。






Sunday 20 September 2015

にっくき秋花粉


「にっくき」って「憎っくき」って書くらしい。
ということを今知った。

という話はさて置き、
喘息持ちの私は、ブタクサの花粉なるものに
見事にやられている。

窓を開けて運転してたりすると、
急に空気が吸い込みにくくなり、
苦しい。

ハンガリーに来る前、
喘息でお世話になっている先生に
「出来るだけたくさん薬を処方してください」
と言ったら、
「アレルギー体質の人というのは、環境が変わると治るんだけどね。
飛んでるものが変わるから」
と言われたので、すっかり安心しきっていて、
確かに春は大丈夫だった。

日本でも花粉では大した喘息にはならない。

しかし、このブタクサなるもの、
ものすごい威力。

空気の中に小さなイガ栗でもいるのか?
という感じで
呼吸する度に空気に攻撃されている気分。

秋が一番好きな季節だったので
大分ハンガリーの秋に期待していたのに、
全く清々しくなくて笑える。

職場の人が、
ドイツへ旅行して出会ったハンガリー人に
今ハンガリーに住んでいると言ったら
「お前すごい頑張ってるな!」って言われたんだそう。

はっきり何とは言えないけど、
モヤッと生き辛い国なんです。
こんな国初めて。

そんな国でも、
他に選択肢がある中でわざわざ選んで来ている人もいて、
きっとその人たちには私にはまだ見えていない
ハンガリーの魅力が見えてるんだろう。

早く見たい、それ。
切実に。








Wednesday 2 September 2015

フランス語が分かる方へ(分からなくても面白いけど)




宮崎県小林市のCM。
友達がFacebookでシェアしてたけど、
面白すぎる!!!

フランス語が分かる方は
注意してきいてみて下さい。

分からない方は
字幕を見ながら
お楽しみください。






Sunday 23 August 2015

ブダペストのスリ VS スイスの牛


7月後半に母がハンガリーに来てから、
8月頭にスペインから友達が来て、
入れ替わりで日本から友達が来て、
そのままチューリッヒに旅行して、
友達とパリで合流して、
又々チューリッヒに寄って、
帰って来ました。

なんか1ヶ月近くずっと観光していたので、
仕事のこととか、
遠い世界のことのように記憶が薄い。

ということで、
西の明るさを充電し、
気分ルンルンの
帰宅途中の地下鉄でのこと。

エスカレーターの手すりに
リュックの紐が擦れている感覚。

どっかに挟まってるのか?と
パッと後ろを見ると、
真後ろの小太りが急に
不自然に反対側に体を乗り出し、
その後ろにいる友達と話している様子。

なんか怪しいなぁと思って
エスカレーターを降りた後リュックを確認すると
ファスナーが7割開いていた。

やられたー!と思って
ものすごく怒りが込み上げてきたけど、
言葉が分からないので、
後ろを振り返って睨みつけるしかないチキン。

基本、簡単には取り出せないノートパソコン以外
貴重品はリュックには入れないので
大丈夫なのは知っているけど
せっかく旅行でリフレッシュした気分だったのに
悶々ととても嫌な気分。
本当に今思い出してもムカムカする。

バルセロナのスリ未遂もそうだったけど、
私が遭遇するのは基本2人組男性。
皆さんもお気をつけて。

とは言え、
多分小太りもビックリしたであろう、
私のリュックの中。


手触りがよくて我慢できず
チューリッヒ空港で買った牛(笑)

だいぶ無理やり突っ込んだので、
ファスナー開けても開けても牛しか出てこない。
っていう。

アジア人だからって誰でもお金持ってると思うなよ!
と、体を張ってスリから守ってくれた牛に
既に愛着が湧いている。







Tuesday 4 August 2015

ハワイアン相撲取り。。。



アメリカ人の友人が
Painting Partyなるものを開催するとのことで、
参加してみた。

前ハワイに住んでいたということで、
テーマはハワイ。

好きなハワイの写真を選んで、
その子に教わりながら絵を描いていくイベント。

パイナップル ベースのカクテルに、
ハワイではホームパーティーの定番らしい寿司。

レイを身につけながらハワイアンBGMで
気分良く絵を描いていた。

途中、BGMの歌詞で「アケボノ」って
聞こえた気がして、
でも気のせいだと思っていたら、

「コニシキ」って聞こえた気がして、
でも気のせいだと思っていたら、

「ムサシマル」って聞こえたので、
これはもうお相撲さんの名前でしょう。
と確信し、つっこみを入れる。

友人によると、
ハワイは本当に日本のものだらけらしく、
そんな中からのこの歌なんだそう。

お相撲さん達をこんなにゆるいハワイアンにしてしまうなんて。
とてもいい!と思って曲名を教えてもらった。

「Tengoku Kara Kaminari」

しばらくハマってみようと思う。

そんなこんなで出来上がった絵がこちら。


言われなきゃ夕暮れの海と
分かってもらえない感じに仕上がった。。

次回はもう少し上達出来るよう頑張ろう。