Sunday 25 November 2018

PMSのイライラを一瞬で消したかもしれない動画。


ハンガリーに来る前、
PMSと言えば、理由もなく物凄く落ちて
根暗になって悲しくなるのが恒例だった。

ただ、悲しくなっても
あ、PMSで悲しいのか。と気づくと
大体大丈夫になっている程度の酷くない症状だった。

ハンガリーに来てから暫く経って、
ハンガリー人の働き方にウンザリし始めてから
PMSは毎月、悲しみではなく、
ハンガリー人の働き方に対する猛烈な怒り
という形でやって来るようになった。

しかもPMSじゃない時からイラっとしていることなので
PMSで怒りが倍増していると分かっても
一向に消えてくれない猛烈な怒りを抱えながら
1週間程過ごす羽目になる。

一昨日くらいから、
同じチームのハンガリー人の働き方に対する
猛烈な怒りがこみ上げて来て、
昨日の夜は明け方まで怒りで
どうにもこうにも寝付けない程だった。

今朝、よく考えてみたらPMSか。
と気づいたんだけど
そう分かっても怒りが収まらない。

今日土曜日だったので
最近気に入っているカフェで
苫米地英人の本を読みながら
負のオーラに足を引っ張られてはいかん。と、
頭がスッキリして来た感覚はあったのに、
結局家に帰って来たら
考えるのをやめようと努力しても
どうしても怒りが収まらずにいた。

怒りに身を任せながら近所迷惑な音で
チェロをギコギコ弾いてみても
怒りが頭から離れずに全く集中出来ない。

その後You Tubeでポジティブな人が喋っている
動画を見てみたけど全然集中出来ず、
なんかPMSに効く系の癒し音楽でも探してみようと
「music for pms」で検索してみたら
写真の雰囲気でクリックした動画が
音楽ではなく雑音(周波?)を永遠に流しているだけの
↓↓↓の動画だった。


何だ、雑音か。
と思って15秒くらい後に他の映像に移ろうとした瞬間
怒りがピッタリ収まった。

怒りが収まったと言うか、
さっきまであれ程考えないようにしても考えてしまっていた
ハンガリー人の働きぶりが今度は考えようとしても
頭がピッタリその記憶をほじくることを辞めてしまった感覚。
記憶が出てこないので怒りが出て来ない。みたいな。

何だこれ!!すごい!!
気のせいかもしれないけど本当に怒りが収まった。
まるで風の谷のナウシカの王蟲がピッタリ止まる瞬間さながら。

いや、でも何だこれ。
気持ち悪いくらい収まった。
気持ち悪いけど気分いい。
赤ちゃんがテレビの砂嵐で泣き止むのと同じ仕組みかしら。
母親のお腹の中の音と同類なのかしら。
私もまだまだ赤ん坊レベルってことかしら。
お見事。

とは言えたまたまかもしれないから
来月も試してみようと今から楽しみ。
と、怒りが感動と楽しみモードに切り替わった土曜日の夜。








Wednesday 14 November 2018

気合のÖBB




この間、ÖBB(オーストリアの国鉄)を利用して旅に出たら
途中で急な修理の工事が入ったそうで
「迂回ルート + 途中で乗り換えさせられる + 2時間強の遅延」
という状況になった。

ただでさえ長旅で、お尻も頭も痛いのに
もうヘロヘロになりながら到着した後で
チケット買う時に登録してたYahooメールのアカウントに
これでもか!という位に大量の予定変更メールがÖBBから
送られていたことに気がつく。

Yahooメールの1ページ当たりの表示件数が25件で
19ページにわたりÖBBからのメールしか表示されてなかったので
475件のメールが1日に送られて来たってことだ。


だいぶ前にハンガリーのバス会社のバスで
ウィーンからブダペストに帰る時
バス停に行ったらバスが全然来なくて
Yahooメールを開けたら当日の早朝に
バス停変更のメールが1通だけ入っていて
気づかなかったことがあった。

同じくメールに気づかずバス停にいたドイツ人の男の子と
そんな直前に変更するなら電話の一本でも入れなされ、と
ブダペスト帰ったら一緒にクレームしよう!と
連絡先を交換し、励まし合ってお別れ。
(彼はハンガリー人の彼女と一緒に別のエリアへ移動して行った)

夜の19時からホテル探しをするものの
クリスマス直前の週末でどこも満室。

たまたま入ったホテルのフロントのおじさんが
笑顔はないのに、とてもプロフェッショナルな人で
頼んでもないのに近くのホテルに電話をかけまくってくれた。

「一年で一番忙しい位の週末ですから、どこも満室です、マダム」
と言われながら待つこと暫く、
近くのホテルが空いているとのこと。

「但し検索しただけのホテルですから、私も実際どんなホテルかは
分かりませんが、宜しいですか、マダム」
と聞かれ、他の選択肢は無いので予約をお願いする。

お礼を言って宿泊先のホテルへ。
到着してみると、古めで暗めのフロントから
アラブ系のおじさんが出て来た。

チェックインをする為にパスポートを見せたら
「僕は昔、日本人の彼女がいたんだ」と昔の女の話を聞かされる。

やっとこさ話が終わり、部屋に入ってみると、
一年で一番位に忙しい週末に空室があるのが納得出来る
とても簡易なお部屋。

部屋を予約してくれたフロントのおじさんが
一言コメントをしてくれた意味が分かった。

でも野宿よりは天国。と思って翌朝朝食へ行ってみると
こんな豪華な朝食見たことないぞ位に
色んな種類の朝食ビュッフェでビックリ。
スモークサーモンから、モーツァルトクーゲルまで
よくわからないけど、アラブっぽい。
部屋のショボさと朝食の豪華さのアンバランスが意味不明。
と思いながら朝食をモリモリ食べて
結局鉄道にてブダペストへ帰宅した。


そんなことを思い出しながら
気合が違うぜオーストリア国鉄。と思ったり、
チケット買う時に、携帯にアプリが入ってて着信音の出る
メールアドレスを登録しなくて心底よかったな、と思ったり。

あのプロフェッショナルなフロントのおじさんがいたホテル、
いつか御礼がてら宿泊して貢献しなくては、と思いつつ
そう言えば結局利用したことがないと
思い出された出来事だった。
泊まらねば。

助けてくれたホテル→ https://www.hotelaustria-wien.at/en/

(朝食豪華なホテルも探したけど、記憶が曖昧で見つからなかった)