Tuesday 31 May 2016

また車をぶつける。からの友情のアイス。


今日も暑かった。
ということで、近所の坂道に車を停めて
お気に入りのアイス屋さんへ。

少しクールダウンして、
さぁ帰ろう。と坂道に戻ると、
私の前に停まっていた車が変わっていて、
出やすい様に車間を広く停めたのに
狭くなっていた。

出られるか否かみたいな感じだったので、
まさかのバックの坂道発進やるかぁ。

と、試みるも坂が急すぎて前進。
車間が更に狭くなったので、
再度バックの坂道発進を試みるも
また前進してしまい、
諦めて擦りながら脱出し、
車を停めて傷確認。

相手も自分も少し擦れている。

相手の車には誰も乗っておらず、
どうしたもんかと思っていたら、
カリフォルニアガールが
タバコ吸いすぎて、しゃがれ声になって
大人になったみたいなネエちゃんが
ビーサン&ガニ股で走って来た。

どうやらネエちゃんの友人が坂の上の家に住んでいて
一部始終を見ていて、電話で呼んだらしい。

と思ったら、
今日は店にいなかったはずの
アイス屋で働いているネエちゃんだった。

向こうは私の顔は覚えておらず、
「私の車に何すんだ、コラァ」風の喋り方だったので、
あぁ、あのアイス屋もう二度と行けないのかも。。

と思いながら、いつものように会社の人に電話。
微妙な英語の話せる人だったけど、
会社の人にハンガリー語で説明してもらったら、
ネェちゃんの気持ちも落ち着いた様子で、
保険用の紙に相談しながら記入していく。

ネェちゃんこういう書類系苦手そうで、
「え〜、何だコレ、こんなん書いたことないから分かんねぇや!」
って感じになっていき、
最後の方「で、ハンガリーで何してんの?仕事?まじで?」
みたいな感じにドンドン話が逸れていく。

ついでだったので、
「あなたあのアイス屋の人だよね?
私好きでよく行くから見かけるよ。
今日も実は今アイス屋行くために車停めて、
食べ終わって帰るところだったんだ」

と言ったら、
「まじかー。あれ私の旦那の店なんだよね。
だから毎日この時間に店に様子を見に来るんだ。
ってか保険の紙が店に行かないと無いから、
ちょっと店の方戻っていい?」

と、店の前のベンチに場所を移動し、
クラスメイトが適当に相談しながら課題を終わらせてる
みたいな雰囲気になっていく。

そんな感じだから、
今まで私がぶつけてきた史上最長に
書類書くのに時間がかかり、
最後は
「あ〜、これでいいんじゃね?
終わったからアイス食べて行きな!」
と、言われる。

「え、いいの?ってか私さっき2玉食べたよ」
と言うと、
「今日一番の大仕事だったでしょ。大変だったんだから
何でも好きなだけ食べなよ!」
と、アイスをご馳走になってしまった。


「車ごめんね、アイスも色々ありがとう。何か書類に問題があったら、
いつでも会社の人に電話してね!」
(決して自分にとは言わない笑)
と言ったら、

「こっちこそ、当て逃げせずに正直に居てくれてありがとう」
と言ってくれた。

どこの国でも
口の悪いギャルって、
フタを開けると
めっちゃいい人。

ということで、
一度はアイス屋に行けない危機かと思いきや、
アイス屋のオーナーと距離が縮まってしまった。

なんか久々にいい出会いだったなぁ〜。
と、車をぶつけたことが完全に美化された出来事だった。











Monday 30 May 2016

I need Spain!!!


自分がスペインに留学してたこと、
もちろん覚えてるけど、
細かい所まで思い出すこともなく過ごしていた先日。

久々にスペインが大好きでたまらなかった時に
これまた大好きだったゲイのスペイン語の先生のこと思い出した。

なんてイケメンだったんだろうという考え事から始まって、
留学してた時とか行く前のこととか思い出していたら、
もう無性にスペイン行きたくて行きたくて、
明日会社行かずに行きたい気持ちで悶々している今日この頃。

スペインの観光キャンペーン?的な広告の
「I need Spain」というキャッチコピーが
正にピタリ賞な気持ち。


なんて上手い広告なんだろう。
他国に住んでるスペイン人って
一時帰国からしばらく経つと、
この言葉を必ず言っている気がする。

その愛国心の強さから
イラッとすることもあって、
自分にはザ・ラテンは少し距離を置いた所から
見てる程度がちょうどいいと思ってたけど、
たまに必要なんだな、あの感じ。

そんな気持ちなのに
明日も神経質な隣のハンガリー人のご機嫌の様子を伺って
15分おきにこの世の終わりみたいな溜息を聞き続けなくてはいけない苦痛。

あー、スペイン行きたっ!






Sunday 29 May 2016

Hungarian Kitchen


ハンガリーに来てすぐのこと、
家探しを手伝ってくれていたエージェントの人が、
家を見て回っていた車の中で、
「どうハンガリーは慣れた?''Hungarian Kitchen''はどう?」
と聞いてきた(英語)。

この''Hungarian Kitchen''という言い回しに、
一瞬、ん?となって、
あぁ、ハンガリー料理のことかぁ。と思ったのが一年ちょっと前。

それ以降も色んなハンガリー人の口から
''Hungarian Kitchen''という言葉を何度も聞かされていて、
きっとハンガリー的英語なんだろうと思っていた。

先週、オーストリアへ旅行した時のこと、
泊まったホテルのおばちゃんが、
''Hungarian Kitchen''も美味しいけどね〜的なことを口にした。

オーストリア人も使うなら、
私が単に知らないだけで、英語が母語の人も使うんだろうか。

と、気になって気になって、
でもアメリカ人の友人は先日帰国してしまったぞ、
と、Google画像検索することにした。

まずは''British Kitchen''の検索結果。


台所ばっかり。

続いて''American Kitchen''の検索結果。


やっぱり台所ばっかり。

ついでにカナダとオーストラリアも。


台所ばっかり。

そして''Hungarian Kitchen''の検索結果。



ハンガリー料理ばっかり!

いや、Googleが全てじゃないけど、
やっぱり何故かハンガリーだけで多用されている言い方なんだ。
と、自分の正当性を意地になって証明しようとする人って
見てる周りが恥ずかしいのは分かるんだけど、
つい調べてしまった。

ついでに、
オーストリア人とハンガリー人が使うなら、
ドイツ語的表現で、それが隣のハンガリーに流れてきたのかも。
ということで、ドイツとオーストリアで検索した結果。


やっぱり台所ばっかり。

こんなの調べてる私ってヒマ人なんだろうな。

どうでもいいけど、
海外の台所って可愛いな。

ただの自己満足調査結果でした。
合ってるか分からないけど。。










Tuesday 10 May 2016

スーツケースの自動暗証番号変更システム


この間、友人が日本から泊まりに来た。
家に着いて早速スーツケースを開けようと
3桁の暗証番号をカチカチ回す友人。

どうやら設定してある番号が
勝手に変わってしまったようで開かない。。

パニックの友人。
先の細い物を探し、開けようと試行錯誤するも
開かない。
数分間めちゃくちゃに番号を回していたら、
全く関係のない番号で開いた。

という出来事があったのが数ヶ月前。

先週旅行で飛行機に乗った私。
リュックが重かったので、
着陸後空港でスーツケースを受け取ったら
中にリュックを入れて、傘を取り出して
街へ向かう気満々。

スーツケースが流れてきて、
いざ開けようと3桁の暗証番号を回す。

と、全くビクともしない。
開くのあの字もなく、
鍵が開かなくなってしまった。

暗証番号は高校生の時から10年位使っているので
今更間違えようもなく。

とりあえず開けるのを諦め、
万が一の為にスーパーでハサミを買って
宿泊先へ向かう。
チェックインまで時間があったので、
途中のカフェで時間を潰している間、
どうしようか悶々。

とりあえず時間があるので、
000から地道に回してみることに。
001、002、003…と無駄と思いながら回し続け、
020番台にさしかかったその時。
カチッと開いた。

回し始めて5分。
こんな短時間で開くなんて奇跡だ。
友人の時と全く同様に
全然関係ない番号で開いた。
それとも20毎位で開く番号が複数存在してるのか。

何だこの自動暗証番号変更システムは。
きっと安物だから、どこかにぶつけられた衝撃で
勝手に番号が変わったのかも。

その後、何の問題もなく、
勝手に変更された番号で鍵が開いている。

皆さんも同様の問題が発生した場合は
諦めずに地道に回し続けて下さい。

きっと割とすぐ開くはずです。








Sunday 8 May 2016

隣のゲジ眉子さん


隣の席のハンガリー人は金髪で、
結構眉毛が薄い。

イメージで言うと
↓これをもっと薄い金髪にした感じ。


それが何故だか月に2回位、
ビックリする位の黒いアイブロウペンシルで
眉毛を描いてくる日がある。

その差をイメージで言うと
正に↓こんな感じ。


カーラは目ヂカラがあって、
元気キャラみたいのが売りなモデルなので、
彼女のゲジは職業柄理解が出来る。

でもうちのハンガリー人は
どちらかと言うと神経質な性格で、
機嫌が悪いとオフィスに響き渡るため息をつく人で
常に表情もちょっと怖いのに、
ゲジ眉毛にしたらダメだよ。
せめてブラウンを使いなよ。
それか一緒にアイメイクすればいいのに
何故眉毛だけガッツリ描いて目はスッピンなんだろう。

と密かに思っているけど言えない。

しっかり眉毛の隣人(私)を毎日見てて
自分も黒い眉毛が欲しくなったのかな。
確かに眉毛ないと幸薄そうだよね。
でもなんで月に2回位だけなんだろう。
↓こういう雰囲気目指してるんだろうか。


と、どうしても話している内容に
集中してあげられない日が
月に2回位ある。











Friday 6 May 2016

プリンに醤油でウニ的な発見


この間夜ご飯で、
サラダとお味噌汁を食べていた。

サラダに胡椒をたっぷりかけたせいで
口の中がヒリヒリ。
お味噌汁が熱くて痛く感じ、
急いで何か口に入れなくては。
と目に入った朝ごはん用のアーモンド。

お味噌汁の後味と、アーモンドの風味が
混ざり合った瞬間、
脂ののったマグロかサーモンを食べた後の
おいしい感じが口の中に広がる。

面白くて何回か試した後、
クルミでもやってみると同じ感じになった。

あまりお上品ではないので、
大きな声では言いたくないけれど、
おいしいお魚が手に入らない内陸のハンガリーで
少し幸せ気分にしてくれる組み合わせを発見。

きっとお味噌汁のカツオと、
ナッツ類の脂質が
脂ののったお魚のように感じられるんだな。
と一人分析しながら
たまにやってしまう今日この頃。

興味のある方は是非。