Thursday, 21 May 2015

Ulu Camiiで祈る。



友達が朝のお祈りに、
ブルサの一番大きいモスクへ行くというので、
ついて行った。

朝4:30出発予定。
朝5:00出発。

みんな眠いんです。

友達の友達が、
お酒を一度も口にしたことが無いという、
信仰心が強い人だったから、
シャキーンと起きるのかと思ったら、
3人中一番起きるの遅かった。

ちなみに、
モスクから町中に響き渡るおじさんの歌声は、
お祈り始まるから来てください
の呼びかけであって、
本番の祈りではないらしい。

私はずっと祈りなんだと思っていた。


1399年に完成した、
古くて大きいモスク。


古いだけあって、
色合いが素朴な感じ。

お祈り前に体を清める場所が、
モスクの中にあるという
変わったスタイル。


男性は前の方で祈るので、
一旦友達とお別れ。
女性お祈りエリアに混ざってみる。

すると、どんどん混雑してきて、
後ろで祈っていたオバさんが、
頭を床に付ける度に、
私のお尻に頭突きしている状況。

でも身動き取れなかったから、
頭突き連続技。

私のお尻に遮られて、
あんまりご利益なさそうだったけど、
いいんだろうか。


お祈りが終わり、
友達と合流。

色々説明してもらっている間に、
あちらこちらで
↑のように座っているグループが。



観光客向けに、
グループに一人、
説明してくれる人が付いているのだそう。
古い歴史を持つモスクだけに、
訪れる人がたくさんいるみたい。
朝の5時なのに。



右端に写っている柱の色が
半分ずつ違うのは、
昔電気がなく、
明かりがロウソクだった頃、
モスクの中は煙がモクモクで、
周りもよく見えない状態だった、
その頃の煙で汚れた柱の状態を残しているとのこと。

柱のカリグラフィーは、
99あると言われている神の名等が
書かれているそう。



知らなかったので、
↑の写真だけ他サイトから拝借。

このモスクの屋根は、
20個のドームになっていて、
それは、20個のモスクの代わりに
この大きなモスクを建てたかららしい。

確かに、下から見ると、
今まで見たモスクみたいに
屋根が丸くなくて、
一見物足りない感じ。


その後は、
モスクの裏手にある小さいお店で、
おっさん達に混ざってお茶。


↑小さい机と椅子が並んでいる。


私の友達が、
体が大きいからと、
↑一つだけ大きいサイズのチャイ。

お祈りの後に、
少し宗教についての討論会。

私の友達は、
その友達の中でも信仰心が控えめで、
ものすごく熱く語ってはいたものの、
内容を要約すると、
人間だから悪いことをしてしまうけど、
お祈りをしていたら天国に行ける。
と言っていた。

10年前、
Oxfordの語学学校の図書室で、
スイス人の友達が、
そのトルコ人の友達に、
「ドーナツ食べる?」と聞いたら、
「ラマダン中なんだから、やめてよ〜」
と言っているのを見て、
私は、こんな現代っ子もラマダンするんだ〜と
思っていたのだけど、
別のスペイン人の友達は、
そのトルコ人の友達に、
「ご飯を少し我慢するだけで
天国に行けるとでも思ってるのか」
とツッコミを入れて、
二人で熱く宗教について語り合ったんだそう。

今回一緒にお祈りに行ってみて、
話も聞いてみて、
私が思い描いていたよりも、
結構ゆるい感じの宗教なのかな。
と感じた。

トルコだからなのかもだけど。







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