Thursday 11 January 2018

ウィーンでチェロを習う ②




春だけどまだ肌寒かった3月末のウィーンで、
お二人にお会いする。

想定はしていたけど、
「ブダペストも音楽の都であり、
チェロに関して言えばブダペストでもいい先生がいるはず。
オーストリアはチェロでそんなに有名じゃないよ。
最初はとても大事だから初心者は身近な先生に間を空けずに通って
何度も修正をしてもらった方がいい。」と言われた。

ただ、私が西を必要としている状況や、
月に2回は通うつもりという話等をしたところ、
「初心者は最初の先生次第で台無しになることもあるし、
最初にいい先生に習うことも大事かもね」と言って少し間を置いた後、
フリーで演奏する時にたまに一緒になるチェリストが先生もしている。
ということで、その場で電話をかけてくれた。

私は全くの初心者で、楽器もないし、楽器もさっぱり分かってないし
ブダペストに住んでるけど、ウィーンで月に2回チェロを習いたい。
と伝えると、
やっぱり同様にブダペストにもいい先生がいるはずな話をされ、
同様に状況を説明した。
そうしたら、
初心者に教えるのも問題ないし、
楽器を探すのも手伝ってくれるし、
1回1時間50ユーロで、
1時間を大幅に超えてしまったらその分料金発生で良ければ
教えてあげるから、取り敢えずトライアルする?
という話になった。

事前に日本のヤマハ音楽教室のチェロレッスンが
30分で4千円というのを見ていたのと、
オケに所属せずにフリーで生計を立てている人に
その値段で習えるのはすごい。とパートナーの方に言われ、
取り敢えずトライアルレッスンをすることに。

ただ、未だその先生に習うと決まっていないし
楽器も探さなくてはいけないので、
ウィーン国立音大の掲示板の所へも連れて行ってもらった。
そこには楽器を買い換える生徒が出している楽器売りますの掲示や
音大生が空き時間にチェロ教えますの掲示があった。

楽器に関しては、もし次にもっと良い楽器が欲しいとか、
もういらないと思った時に
安すぎると売れないこともあるし、
最低EUR 3,000以上のものが良いのではないかとのこと。

取り敢えず何個か掲示を写真に撮って、解散。
と思いきや、
「未だ家に帰りたくない」とのことで、
私の運転で(今考えると恐ろしい。。)
ウィーンの街を見下ろせる丘の上へ観光に。
ちょっと散歩をした後に
お二人を帰り道にあったメトロの駅で降ろし、
お礼を言ってお別れ。

…③へ続く。





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