Wednesday, 14 February 2018

草間彌生 的な教会。




が、ウィーンにあった。という写真。
(後ろに写っている建物は国連)















Saturday, 10 February 2018

ユルすぎる先生の話 〜名前編〜




私にチェロの先生を紹介してくれた人は
先生とたまに演奏で一緒になるので
何度も先生と会ったことがある、という人だった。

最初にその人に会った時
(というか一回しか会ってないけど)、
川沿いのカフェのテラスで、
アップルストゥルーデルをご馳走になりながら、
先生に電話をかけてくれた。

「もしもし?◯◯だけど、知り合いの知り合いの娘さんで
ブダペストに住んでいる子が
ウィーンでチェロを習いたいらしいんだけど…」
的な感じで(ドイツ語だったから想像)、
先生のレッスンの詳細を聞き出してくれていた。

その横で、
私だけ何を言っているか分からないながら、
パートナーの方と聞き耳をたてつつ
電話が始まって5分くらい経った頃、
その人と、パートナーの人が突然苦笑し始めた。

パートナーの人曰く、
この5分位経つまでの間、
先生は自分が誰と電話しているか
分かってなかったらしい。

分かってなかったのに、
自分は初心者にも教えられるし、
週末でも大丈夫だし、
みたいな話をしていたのだそう。

その後、私が直接先生と話す番になり、
トライアルをしよう、ということで電話を切る前に、
「じゃあ◯◯から僕の連絡先を聞いて、
後でメールしてね」と言われた。

言われた通り、
紹介してくれた人に先生の電話番号を聞き、
Whatsappで先生のメールアドレスを聞き、
メールでやり取りをして
トライアルレッスンへ。

トライアルで自己紹介的な話をした時に
「カクカクしかじかで、
ウィーンでチェロを習いたかったところ、
運良く◯◯さんと繋がって、
紹介してもらったんだよ」
と私が言ったら先生は、

「ところで、その◯◯さんのことなんだけど、
その人誰なの?
どうも誰だか分からないんだよね〜。」
…………。

分からなかったとして、
分からない人が紹介してきた人を
よく家に上げてトライアルするなぁ。
と言うか、結局電話で最後まで誰だか分かってなかったのか。
とビックリ。

私もその人を説明できるほど知り合いではないので、
「え〜っと確か苗字は◯◯だったよ。
ほら、日本人のパートナーがいる人。」と言うと、
「え?何て苗字?◯◯?分からないなぁ。誰だろう。」
年齢とか見た目とか思いつくことを何個か言った後、
「あ〜!!!あ〜!わかった、あの子か〜。
確かによく一緒に演奏するんだよ。」
と言われた。

そんな感じなのに、
この人のトライアルまで辿り着けたのは
ある意味奇跡だった気がする。

実は仲良くないんじゃないか。
と密かに思っていたけど、
数ヶ月後に用事があって先生に電話をかけた時、
「そう言えば、今ちょうど◯◯と一緒でこれから演奏なんだよ。
◯◯って覚えてる?ほら、君を紹介してくれた」
ということがあった。

むしろ、先生が、
私が彼の紹介でチェロを習い始めたことを
覚えていたことにビックリした。

その翌々日にレッスンに行って、
「◯◯さん元気だった?」と聞くと、
どうやらその日、
先生の奥さんが、ウィメンズ・オーケストラ
(名前は多分違う)
のコンサートで、
コンサートマスターをやったそうで、
急遽人が足りなかったとかで
先生と先生を紹介してくれた人が演奏したとか何とか。
ウィメンズ オーケストラに男性二人で乗り込む程の
知り合い度なのに認識されていなかったという謎。

この人ユルそうだなぁ〜、と
最初に認識した出来事だった。









Thursday, 8 February 2018

(今更)ヤツも冬装備



去年友達に言われるまで気づかなかったけど
ドナウ川沿いの石の低い塀の上に
いつの間にか、すごく小さいオットセイ的な
ミニチュアの像が設置されていた。

縦横10〜15cmしかないので、
気にして見ていないと気づかない存在。

後ろ姿は愛らしく、
斜めから国会議事堂を切なげに見つめているのだけど、
乗り出して顔を拝んでみると、
なかなか間の抜けたおじさんっぽい顔をしている。


こんな意外な顔なので、
「あの子」というよりは、「ヤツ」って感じ。

家がこの通りから二本入った所にあり、
週末は大体この道を歩いてペスト側へ行き来するので
最低2回はヤツを見かけている。

ヤツの側を通る時は、
通り過ぎる観光客が、
ヤツに気づいて興味津々で写真を撮るのか、
全然気づかれずに素通りされるのか、
何となくチェックするのが習慣になってきた。

たまに、「えっ!何これ!」ってなって、
一人だけど興奮している人がいて
見ていて結構楽しい。

こないだの日曜日、
いつもの様に夕方家に向かって歩いていたら、
ふと、ヤツの頭に黄色い物体が付いているのが目に入る。

遠くから見ると、誰かがタンポポの花でも差して行ったのかな。
という感じだったけど、
近づいてみて、一人ぷぷっと笑ってしまった。


ヤツが帽子被って、マフラーしてる…
こういう下らない遊び心大好き。
この作者が着せたのか、
別人が着せたのか。
そろそろ春ですが、
とにかくナイスです。
夏はサングラスとか掛けちゃってほしい。

因みにヤツは、くさり橋から国会議事堂(反対岸)方向へ
川沿いの道を歩いていると現れます。
(車道からは一本入る。19番トラムの車線脇の
川沿いで観光客が一番多く歩いている道)

そして、そのまま更に国会議事堂(反対岸)方向へ進むと、
Batthyany terの手前位に、
戦争のメモリアルっぽい四角い石碑があって、
その右横に、
同じ作者が設置したと思われる、
ヤツと同じサイズの戦車のミニ像もある。

最近出来たっぽいし、
中々見つからないので、
未だガイドブックに載っていないはずの
ブダペスト穴場訪問スポット。

ブダペストをこれから訪れる方は、
是非、ウォーリーを探す感覚で
ヤツを探してみて下さい。






Tuesday, 6 February 2018

カーリー ケール



こないだドイツへ出張に行った時、
訪問先の会社の人達が、夕食へ連れて行ってくれた。

皆、好き好きに注文をして食べていた中、
相手の会社のドイツ人営業さんが、
お肉料理の下に、得体の知れない黒っぽい
煮込みだか、ソテーだかが敷き詰められているお皿を注文していた。

野菜っぽいけど、黒っ!と思って、
「そのお肉の下に敷かれいているものは何ですか」と質問。
「これはケールだよ。食べてみる?」との回答。

青汁の印象があって、美味しくなさそうなイメージから
食べたことがなかったケール。
折角だから、一口頂戴する。

「あれっ、お好み焼きの味がする!」と驚いた私のコメントに
周りにいた5人の日本人も試食。
「ほんとだ!」と言う人と、
「言いたいことは分かる」と言う人がいた。

これ、本当にお好み焼きの味がしたんだけど、
恐らくそれは、ソースの味付けとの兼ね合いだったんだろう。
何はともあれ、想像していた程まずい食材ではない。
ということを発見した出来事だった。

そうなってくると、
青汁になる程、体に良さげな野菜で、
別に食べられるのであれば、
早速試したくなる、
というもの。

3年間、テスコでほうれん草の横に売られていることを知りながら
無視し続けていたカーリー ケールの袋を購入。


カーリーじゃないケールとの違いは
調べても良く分からなかったけど、
正直、見た目があんまり美味しそうじゃない。


何か白っぽいし、
硬くて水を弾くので
洗えているのかも良く分からない。
茎に至っては、物凄く口に残りそうな
しっかりとした感触。

何を作るか考えずに買ったので、
取り敢えず翌日に、
日本で買ってきたインスタントのパスタソースで
明太子パスタを作る時、
パスタを茹でている熱湯に一緒に入れてみた。


熱湯に入れた途端、
鮮やかな濃い緑に変身。
ほうれん草みたいにクタッとならず、
色も黒くなり過ぎず、
意外といい感じになった。

食べてみたら
全然苦くないし、
茎も丁度良い歯ごたえで
スジとか無かった。
好きかも。

ということで、
ケールにハマる。
そして最近お弁当のおかずとしてハマっているのが、
カーリー ケールと人参の炒め物。


ごま油で、
ニンニクと生姜のみじん切りを炒め、
人参の太めの千切りと、洗ったカーリー ケールを炒める。
塩をパッパと振って、
醤油を少しだけ垂らして完成。
(醤油が多いと苦くなる)

簡単で発色も良く、
ご飯に合う一品。

ネットで調べると、
加熱してはダメということも書いてあるけど、
加熱すると減る栄養素
(糖、脂肪、食物繊維、ビタミンC、E、葉酸、ミネラル系など)と、
増える栄養素
(ビタミンA、B6、Kなど)
があるらしい。

とは言え、
食べないよりは良いだろうし、
何より食感が好みだし、
視覚的にも色鮮やかに映るってことは、
動物的勘で美味しそうと感じるような栄養が
入ってるってことだと勝手に解釈し、
加熱しつつも色々と取り入れていこうと思う。

以前海外で
すき焼きを作った時に
春菊に代わる緑の葉っぱで
ほうれん草かクレソンしか思い付かなかったけど、
次回もし海外ですき焼き作る時は
間違いなくカーリー ケールだな、と思う。

茎の感じが春菊っぽいし、
ほうれん草だと、クタッとなり過ぎて
どこに入っているか分からなかったし、
クレソンって何か春菊の渋いキャラクターを
表現出来ていない感じがする。

ということで、
最近毎週購入中。






Saturday, 3 February 2018

寺島しのぶ からのカフェで出てくる水の話。



しばらく前のこと、
日経オンラインの右の方に、
「寺島しのぶ が語るルフトハンザのシュニッツェル」的な
見出しが出ていた(ちょっと違う言い回しだったと思う)。
ルフトハンザの、ドイツからザルツブルグ便の機内食で出てきた
シュニッツェルが心に残っている的な話を
寺島しのぶさんがしている記事だった。

そこで、今更ながら、
ウィンナー シュニッツェルとか、
ウィンナー コーヒーとか、
言葉の前に「ウィンナー」が付いたら
「ウィーン風の」とか「ウィーンの」
とかっていう意味というのは知ってたけど、
ソーセージの「ウィンナー」が
同じウィンナーから来ていることに初めて気がついた。
盲点というか、オツムが弱いというか、
そのまんまなのに、何で気付かなかったんだろう。

日本でウィーン風のソーセージが
あんなに普通に出回っているのかと
改めて考えると面白い感じがして、
一人今更感動してしまった。
タコさんもオーストリア人だったのかぁ。と。

でも、そもそもウィンナーってどんなソーセージか
実際知らないよな。と思い、wikipediaで調べる。
細めで羊の腸を使用しているらしい。
何となく、長さが短くて小さいやつは
ウィンナーって言うのかと思っていたけど、違ったらしい。

と、下の方の関連記事みたいなところに、
ウィンナー コーヒーへのリンクがあった。
ちょうど夏に友人と、
自分が思うウィンナー コーヒーとメランジェの定義について
議論し合っていたのを思い出して、もう一回開いてみる。
(ハンガリーのメランジェには、これでもか、という位の量の
ハチミツがグラスの底に既に入って出てくることが多い)

そこからリンクと言うリンクへ飛び、
「ウィーン包囲」とは何ぞや、
(トルコ軍がウィーンに攻めて来た時のこと。知らなかった)
というところから、
ウィーンへトルコが与えた影響みたいな記事を読んだ。


そこで、
ウィーンのカフェ文化が
この時にトルコ軍が置いていったコーヒー豆から
来ていることを知る。
そしてその豆でポーランド人のおじさんが、
(Jerzy Franciszek Kulczyckiという名前の人らしいけど、
呼び辛すぎて、おじさんと呼ぶことにした)
Hof zur Blauen Flascheという最初のカフェを開いたのだそう。
しかもそのおじさんの小さな像がウィーンの街角にあるらしい。
今度絶対見に行く(オタク系ミーハー)。

その後、そのおじさんのカフェが今もあるなら行きたいと
暫く調べてみるも、もう今は無いらしい。
でも、トルコ人がこの歴史に関して書いているブログを見つけた。
その女の人曰く、
ウィーンのカフェでコーヒーを頼むと、
グラスに入った水が添えられて出てくるのは
この時のトルコの影響なのだそう。

実はハンガリーに来てすぐの頃から、
ハンガリーやオーストリアのカフェで
カフェラテを頼むと
水が無料で付いてくることが気になっていた。
欧州では頼まない限り水は出て来ないものと
認識していたから、違和感があった。
何となくウィーンは水が良いという印象はあるけど
かと言って、頼んでないものを
サービスで出すところも違和感。
セルフサービスのサーバーで水が無料とかなら
まだ分かるけど。

ハンガリーでそうするのは、
恐らくオーストリアの影響として、
もしかして、日本と関係があったりして。
と一人妄想を膨らませていたのだけど、
トルコが関係あるとは思いもしなかった。
これまた盲点。
(日本のは、やっぱり単純に日本は水に
恵まれてるからかなと思っている)

ということで、
寺島しのぶから
思いがけず3年越しの疑問が解けてしまった。
トルコだったのか〜。
みたいな。
何かしっくりくる背景。

そんな面白い発見ばっかりの
Wikipediaサーフィンが楽しくて仕方ない。
と、友人に興奮しながら話していたら
「へ〜!何か歩くWikipediaみたいだね。
Wikipedia面白いからよく読むけど、
そこまで追求はしないかも。
時間が沢山あるんだね〜!」
と、本人に全く悪気は無さそうだったし、
友人は確かに忙しい人だけど、
私のヒマな生活について
痛恨の一言を頂戴した
そんな小話。







Tuesday, 30 January 2018

34歳的ダイエット。



年末、日本に一時帰国中、人間ドックに行った。
そもそもブダペストの家に体重計が無いので
本当に久々の体重測定。

恐ろしいことに、
3年前にブダペストに来てから
10kgも増えていた。

そして先日届いた結果が、
「脂肪肝」
フォワグラの国に来て、
見事にフォアグラになった。

確かに、最近写真に写った自分を見ると、
特に斜めからの角度が
ものすごく恰幅のいい人になっている。

プールに通ってるから
肩周りに筋肉付いたのかも、
と、楽観視していた結果がこれ。
緊急ダイエットせねば。

ただ、車通勤だと、どうしても
気合を入れて運動しないと
毎日全く筋肉使っていない。
前職が自宅から1時間半の職場で
立ったり座ったりの接客業だったのと比べれば
10kg増も納得の結果。

週一のプールでは限界があるということだ。
ということで、
去年の始めやっていた
ダイエットを再開しようかと考え中。

週2プール+週1ホットヨガ

これ、面白い位効果が出る。
30代ともなると、
食べる量減らすとかでは
あまり効果が無いけど、
この二つの組み合わせは結構すごい。

先ずホットヨガがすごい。
一回行っただけで、ジーンズ緩くなるし、
横じゃなくて、腰の後ろのクビレが出る。
肌もしっとりするし、
プールでは落ちない背中のお肉に
結構効く。

しかもホットヨガ行った、その足でプールに行くと、
本当に魚になったかと思う位、
水の抵抗を全く感じず、
いつまでも泳いでられる感じ。

プールに関しては、
ネットでダイエットに効果のある泳ぎ方を調べ、
ゆっくりでいいので、30分は一回も足をつかずに
泳ぎ続ける。

クロールの方が運動量が多いけど、
疲れて長く泳げなくなる可能性もあるので、
平泳ぎでも、長〜く泳ぐことが
脂肪燃焼に良いらしい。

ということで、
最初10分位は平泳ぎで
水が軽く感じてきたら20分位クロールにしている。

気分的には全く辛くないし、
水の中だと気持ち良く、
考え事も出来るし、無心にもなれて、
精神的にも良い。
と言っても30分後に足をつくと
意外とちゃんと息が上がっている。

とは言っても去年ホットヨガを辞めたのには理由があって、
単純に精神力が必要で、メゲやすかったのと、
心臓がバクバクし過ぎて、体に悪そうだったから。
ネットで調べても、
やっぱり自律神経的な問題点が指摘されていた。

う〜ん、と考えるけど、
やっぱり効果が直ぐ出て欲しいので、
痩せやすくなるまでホットヨガに行き、
プールの回数を増やしてキープすることにしようかな。
You Tubeとか見ながら家で頑張ればいいんだろうけど、
他人の視線というプレッシャーが無いと直ぐに面倒になってしまう。

ということで、
脂肪肝にも自律神経にも
全く危機感無さそうな、
緩々ダイエットの開始宣言。









Monday, 22 January 2018

ドイツの結婚式


スペインに留学していた時に
通っていた語学学校で、
一緒にインターンをしていた
ドイツ人の友人が去年の夏に結婚した。

ということで、
ドイツはKarlsruheに
今はプラハに住んでいる、アメリカ人の共通の友人と
結婚式へ行ってきた。
(夏休みの話だけど…笑)

ブダペストからWizz airで結婚式当日の朝に
Karlsruheの更に南のBaden-Baden空港に着いたあと、
バスを乗り継いで、
ホテルのあるEttlingenというKarlsruheの南側の
小さな街はスルーして、
Karlsruheの北にある
Weingartenという小さな街にある教会へ。
という何とも交通の便が悪い場所。

最初は「知人に車で迎えに行ってもらうから〜。
教会で着替えられるかも聞いておくから
あなたは何も調べなくていいからね!」
って言ってたのに、
最後は余裕が無くなったらしく、前々日の夜に
着替える所もホテルに寄る時間も無いから、
空港のトイレで着替えて
結婚式用のドレス姿で
自力でバスを乗り継いで来いと、
丸投げしてくるっていう
スパルタな友人。

そして天気予報は雨。
ロングドレスで雨でスーツケースはあり得無い。
と、思考を巡らせること暫く。
Google map上では、教会のすぐ近くに
感じのいいホテルが2軒ある。

ということで、
切実な感じを出しながら、
泊まらないのに失礼だけど、
お金払ってもいいから
着替える場所を貸して下さいと
行く前日にメール。
快諾。
ビバ田舎の優しさ。

ということで、
空港からスーツケースを引きずり
ホテルを目指す。

(ほんとに何もない所の空港)

(バスを乗り換えした何もない駅)

(休暇中だから着替える部屋貸せないと
親切に休暇中に返信くれたホテル①)

(結局無料で着替えさせてくれた、親切なホテル②)

(着替えた部屋)

(着替えたホテルの目の前にある、会場の教会)

(バレンシアで買ったドレスと、色が被った式のしおり)

(とっても素敵な教会の中と主役の後ろ姿)
(式の後は教会の後ろの方で、シャンパンとフィンガーフード)

(教会の前にあった可愛い家)

(教会から新郎の親戚の車に乗せてもらい、近くのイベントホールへ。
コーヒーと選び放題のカップケーキ)

(イベントホールの上の階でディナービュッフェとカクテルバー)

(円卓のメンバーは、友人のアメリカ人と、新郎の音大時代の友人たち)
(パズルの裏に用意された絵の具で、ゲストが一人一人絵を描いて、
最後は合わせて一枚の絵に。という凝った演出。)

(ディナーの間、好き好きに写真を撮って貼るボード)

(今回泊まったホテルの前の道。本当に何もない所だった)

友人は、ドイツの田舎のいいとこの一人娘。という感じで、
スペインにいた時から、お嬢様っぽかったけど、
式も物凄いこだわりが詰まっていて
参加した方も楽しかった。

ディナーテーブルの上の
メニュー表を立てる木ですら、
自分たちで森に切りに行ったらしい。
でも生の木が湿っぽくて
式前日までお母さんがオーブンで乾燥させたりとか
手作りなのに手作りの域を超えていた。

旦那さんが音楽一家出身で、
本人も学校で音楽を教えている。
ということもあって、式の入場から最後のパーティーまで
全部音楽は家族と友人の生演奏。
参加者も音楽の先生とか、プロの演奏家とか、
華やかな会だった。

そして、式自体はドイツ語だったので
何言ってるか分からなかったけど、
二人の神父(そのうち一人は女性)が
代わる代わる司会をしていて、
変わってるなぁ〜、と思っていたら、
新郎がカトリックで、
新婦がプロテスタント。
ということで、それぞれの神父が
両方のやり方で式を進めていたらしい。

確かに途中、
女性の方が、「起立」と言った瞬間、
男性の方が、「今は着席です」と訂正し、
新郎新婦が立ったり座ったりして
会場が笑いに包まれる瞬間があった。

11時位から式が始まって、
最後のダンスパーティーが終わったのが翌朝4時。
その間ずーっと飲んで食べて喋っていた。っていう。
長かったけど、良い1日だった。

今回、色々と悩んだ結果、
ウィーンで見つけた、アンティークのシルバーに
メッセージが入ったイギリスのメーカーの
バターナイフ(Spread Loveと書いてある)と、
対のフォーク(Mr.のとMrs.の)をプレゼントすることにした。


でもラッピングがショボかったので、
自分で空箱を買い、中に結婚式っぽいハートの紙を敷き、
外側を派手にメッセージ用のアルファベットのスポンジで
名前等で飾ってみた。

そして試験管っぽいメッセージ入れを見つけたので、
友人が好きなオレンジ色のメッセージカードを中に入れる。
東欧で揃えた割には上出来ということにしよう。
と、自己満足している。

今年の春にはスペイン人の友人の結婚式に
Madridへ行く予定。
トルコ、ドイツと来てスペインの結婚式がどんな感じで
それぞれどう違うのか、
今から楽しみ。