Sunday, 28 June 2015

ビーサン サバイバル術


最近よく家から30分位テクテクと歩いて
カフェに行って本を読む。

ということで、
今日もテクテク歩くこと20分、
もう少しのところで履いていたビーサンが脱げた。

と思って履きなおそうとしたら、


こ、壊れてる。。


↑本当はこの止め部分があるのに、
どうやら取れちゃった様子。

ということで、
無駄だと分かりつつ
鼻緒(?)部分を2、3回穴にさしてみるも
もちろん一歩歩けば抜けてしまう。

街のど真ん中で歩けなくなってしまった。
ついてなさすぎる。

目の前にお土産屋さんがあったものの、
靴類は全く売っておらず
周りに助けを求めようにも
靴の予備を持ってる人なんかいたら
逆におかしいだろう。

と、ちょっと無理やり歩くものの、
ものすごい不自然な歩き方で
ビーサン引きずってる人みたいだったので
止まって考える。
考えても無意味だけど考える。

ふと周りの地面に目をやると
汚らしい輪ゴムが落ちていた。

おー、これだ!と
ダメもとで巻きつけてみた。


(汚くてすみません。。)

数歩進んでも取れなかったので
10分程歩いてお店が沢山ある通りに行く。

せっかくなので
かわいいビーサンを探してみるも見つからず、
よく考えてみれば
輪ゴムがビクともせずにはまっていることに気付き、
ビーサンは諦めて
ついでに他の通りもプラプラしてみる。

「This is a gift! this is a gift! this is a gift!」
と、店の売り子の兄ちゃんから
人生で初めて「一輪のバラ」をもらってしまった。


ビーサンが壊れなければ
もらえなかったよなぁと思いながら、
カフェで本読んで家に帰る。

最終的に輪ゴムは
家に着くまでの3時間弱
見事にビーサンにしがみ付いてくれていた。

よく考えてみれば
道の真ん中に輪ゴムが落ちてることって
そうそうあることじゃない。

ついてないこともあるけど、
最終的に自分って結構ラッキーだよなぁ。
と思った1日だった。

ということで、
皆さんもビーサン壊れたら
輪ゴムを探してみてください。

きっと家まで連れて帰ってくれます。






Sunday, 21 June 2015

東欧の見栄っパリ




今日のブダペストは、
まだ初夏なのに秋晴れって感じで、
こっちに来て初めて
とっても気持ちいい天気だった。

来たばっかは寒くて暗く、
最近は暑くて空気が溜まってる感じだったから、
空が真っ青なのも、
空気がシャキッとしておいしいのも、
なんか久々で深呼吸たくさんしておいた。

ということで気分良く、
国会議事堂周辺まで足をのばしてみた。

ドナウ川を挟んで反対側に住んでいるので、
毎日姿は拝んでいるけど、
建物のそばに行くのは、
冬にハンガリーに来た直後に見た以来かも。

観光客が沢山いて、
あの冬の暗い雰囲気とは別の所みたい。

と、サラッとのっけた↑の写真。
違和感あり過ぎて撮ったものだけど、
分かるかな。




あと↑の2枚も。

しばらくハンガリーに住んでいると、
道はガタガタで、
草はボーボーかツルッパゲが基本で、
こんなに綺麗に刈られた芝生も、
こんなに綺麗な道路も、
ものすごい違和感で目についてしまうという。
ハンガリーマジック。


↑こちら、通常の道路。
色も高さも形もチグハグ。


歩道も亀裂だらけで雑草生えてるし、





穴、ヒビ、ホコリのオンパレード♪

でも国会議事堂周辺は、
なんだかパリッとしていた。
金のニオイがするなり。

空港に行く時も思うんだけど、
そういう人目に付きやすい所だけ、
一段階背伸びしてますよね?
(空港は照明が一段階明るいと思う)

国会議事堂行く人も、
空港行く人も、
どうせ街中でガタガタの道路を目にするのに…

そういう国会議事堂、
見ての通り、
ロンドンの国会議事堂がモデルになっている。
だけど、モデルにしておいて、
負けたくないものだから、
確か2フィート(60cm)位だけ
ロンドンのより大きいのだそう。

大きく見せたいっぷりが
小さすぎて笑える。








Saturday, 20 June 2015

爪を噛んだら罰金


会社でニュースのメール配信を購読していて、
いくつかお試しのニュースが送られてきた。

ヨーロッパのニューストピックに
なんとなく目を通していたら、
「サラマンカ」の文字が。

ヨーロッパ全体のニュースに
何とも小さな街が載ったものだと、
昔留学していただけに
ページを開いてみた。

何でも、
車の運転中に爪を噛んでいた運転手が、
「そんなことしてたら、
いざって時にちゃんと対応できないでしょ!」
という理由で80ユーロの罰金を課せられたらしい。

ちょっと笑えると思ったけど、
確かにマニュアルで片手運転は、
よっぽど真っ直ぐで信号のない道でないと難しいかも。
と、たまにパンをかじりながら運転してるもので、
心当たりがある。

ハンガリーにこの罰金項目が入ってきませんように。







Friday, 19 June 2015

ポピー



もう若干終わりかけだけど、
ハンガリー、ポピーが沢山咲いている。
↑車運転中に撮ったから微妙に遠いけど、
こんな感じで一面赤いかと思いきや、


道の横っちょの至る所に普通に咲いている。
タンポポもすごくて、
ハンガリー、雑草?というか道端の花の
勝手な生えぶりがハンパない。

公園でタンポポが一面咲いていた時も、
雑草とは思えぬ綺麗さだった。

木のモサモサぶりも、
なんかブロッコリーみたいだし、
鳥のさえずりも心なしか、
声量が腹式呼吸レベル。

この国、なんか、
全ての生き物の繁殖力がすごそう。

ということで、
ポピーが多いだけに、
ポピーシードを使ったスイーツが沢山あるらしい。

ということを知らずに、
パン・オ・レザンの形のパンの
渦巻きの内側がチョコレートのパンを
買ったつもりが、
食べたら茶色部分が全部ポピーシードで
おえーってなった。

レモンケーキに入ってるやつは大好きだけど、
ほんのり香るからいいものであって、
塊でモリモリ食べるものじゃないよな。
と、個人的には思う。

そんな感じで、
食べる方ではなく、
見る方でもう少し
ポピーの季節を楽しんでみよう。








Sunday, 14 June 2015

密かなる闘志



数週間前からハンガリー語の学校に通い始めた。

会社では使わないし、
日常生活も英語で全然困らないけど、
やっぱり1年以上住むのなら、
学ぶべきと自分の中で思って始めてみた。

こっちで出会った駐在員の人たちが、
何年も住んでるのに全く話せないのを見て、
どうやったらこんなに長く住んでるのに
話せないでいられるんだろう。と、
最初かなりの衝撃を受けたけど、
一緒にしばらく仕事をしてみて、
彼らは私とは全く違う人種だということが分かったので、
気にせず自分は自分の考え方で行こうと思う。


ということで、
完全に場所と建物がいい感じ
ということだけで学校を選び、
やる気満々で申し込みに行ったら、
初級のグループレッスンは3週間前に始まっていて、
次回は2ヶ月後と言われた。

こんなにやる気なのに、
先延ばしには出来ません。と思って、
とりあえずプライベートレッスンで通っている。

先生は、なかなかいい人で、
英語もうまいだけあって、
教え方もいいけど、
一つ気になることがある。

それは、先生が落書きが好きなこと。

プリントの問題を
「じゃあやってみて」
と言われて取りかかった瞬間とか、
チラッと見ると、
既に先生が落書きをしている。

何か質問をされて、
「あれっ、これ先週教えてもらったけど、
なんて言うんだっけ。。」
と先週もらったプリントを探したりすると、
既に先生が落書きをしている。

私もそんなに我慢強い方ではないので、
日本語初級の外国人が
シドロモドロ日本語を話す時とか、
いつの間にか別の考え事をして
あ、聞いてなかった!ってことあるけど、

いくら何でも取りかかるの早すぎて笑える。
常に落書きしたくてしょうがなくて、
我慢してるのかと思える位の素早さ。

日本だったら学校スタッフにクレーム言うかもだけど、
ハンガリーだし、
教えることは教えてるので、
言っても無駄だな。と思っている。

とは言っても、
やっぱり何か気になるので、
最近密かに、
「落書きさせてやらないぞ」という
闘志を燃やしつつ、
何か思い出せなくても
意地でも先生に話しかけている。

分からなくても
話しかける練習にいいかも。
と、ハンガリー語のモチベーションアップに
先生の落書きを阻止したいという
変な意地を利用することにした。








Wednesday, 10 June 2015

ケーキをもらう



先日、職場の別の部署の女の人が
大きな箱を持って回ってきた。

「私今日誕生日だから、作ってきたの。」
と、ケーキをもらった。

実は、これについて、
職場の日本人の先輩から聞いていて、
毎回激甘とかすごい色のケーキが回ってくるので、
最初は我慢して食べていたが、
その後断ってみたら、
毎回ものすごく悲しい顔をされるので、
今は受け取るだけ受け取って、
食べないんだそう。

ということで、
「あ、来た」
と思ったけど、
甘党で更にカスタードクリーム大好きな
私としては美味しそうな見た目。
サイズも小さかったので
3個もらってみた。

土台はどうやらパンで、
その上にカスタードクリーム、
更にココナッツがまぶしてある。

全然激甘じゃなくて、
美味しかった。

次回はどんなのが来るのか
楽しみ。






Monday, 8 June 2015

すいか




大学生の時、
バイト先の人から、
大塚愛の「桃ノ花ビラ」の着メロ(?)を
ダウンロードしたいのに出来ないから
やり方を教えてくれと聞かれた。

当時34歳位の男の人だったけど、
だいぶ可愛らしい曲を欲しがるもんだ
と思ったら、
この曲が主題歌になっていた「すいか」という
ドラマが好きだから欲しかったんだそう。

ということで、勧められて私も見てみた。
ゆるい感じだけど、
クスッと笑えるポイントもあり、
真面目ポイントもあり、
私も好きになり、
「桃ノ花ビラ」も
今でも好きな曲の一つになった。

先日you tubeで別の何かを探していたら、
右に出てくる関連した動画の部分に
「すいか」が出てきて、
懐かしくなり、ついつい見てしまった。

ゆるさと日本の夏の音が懐かしい感じ。

見たことの無い方は、
是非、上のリンクよりお楽しみください。






Sunday, 7 June 2015

ハンガリーの絵本などなど



先日、日本の友達に赤ちゃんが生まれた。

女の子だと言われていたので、
ハンガリーに来る前に赤いウサギがついた靴下をあげた。

結局、逆子だったので帝王切開になったらしく、
開けてびっくり男の子だった。
という連絡が来た。
一同騒然だったらしい。

ということで、改めてお祝いの品を送ろうと、
しばらく考えていたけど、
赤ちゃん用品売り場に行っても、
「これ、ハンガリーっぽい!」
というものがなく、
元々、東欧系の絵本の感じが好きだと言っていた子なので、
「読めないけど、想像力を働かせて読み聞かせてね」
と、絵本を送ることにした。


Alexandraという大き目の本屋さんに行き、
左の二つをチョイス。

満足して歩いていたら、
すぐ近くに別の小さな本屋さんを発見。
何気なく入ってみたら、
売り場面積も品数も断然少ないのに、
品揃えのセンスがよく、
こっちに先に来ればよかった。。
と思った。

Irok Boltja
という本屋。
折り紙の鶴が飾ってあったり、
Zenとか日本関係の本が目についたので、
オーナーが日本好きだと思われ。

ABCを学べる絵本(↑写真一番右)を発見し、
これが一番いいじゃん!と思ったけど、
既に2冊買ったし。と、
しばらく迷った挙句購入した。




と言っても、
ハンガリーのアルファベットだけど(笑)
まぁ、可愛いからいいや。


その後、週末だけのマーケットで
ハンガリーの伝統的な模様を使って赤ちゃんグッズを
作っているアーティストの人にたまたま遭遇。
ブランケットと、
赤ちゃんようこそのポストカードを購入。
すごいタイミングよくてラッキーだった。


見えにくいけど、
紙袋にもハンガリーの模様がプリントされてて
かわいい。

そして、おまけに、
イスタンブールの空港で見つけた、
ドイツのおもちゃ。


全然ハンガリーじゃないけど、
一つで何役もこなす優れもの。

①首がのびる
②胸元におしゃぶり
③一つの足にブーブー音がなるのが入ってる
④別の足にビニール系のガサガサ音がするのが入ってる
⑤何か忘れたけど、別の足にも何か入ってる

ということで、
画期的にも夜20時まで営業している郵便局で
送ったら、割とすぐ届いた。

そんな感じで無事、
男の子用のお祝いが出来た。
頑張れお母さん。






Friday, 5 June 2015

見逃した。。




ウィーンにEurovision開催にあたり
こんな信号機が設置されていたらしい。


たくさんのレインボーフラッグは見かけたけど、
これは見逃した。

こういうの公共の場に設置できる国って
いいなと思った。

ウィーン素敵です。






Tuesday, 2 June 2015

牛乳よ さようなら。。


私は子供の頃、太っていた。

「肥満児キャンプ」という、
おデブの子供しか行けないキャンプに、
一回は落とされたものの、
私より少しおデブの子が参加不可になったため、
補欠で見事参加出来たこともある。
(丸っとした子たちが、ドッヂボールしたり、
豆腐ハンバーグ作ったりするキャンプ(笑))

一番の理由は遺伝。
その次の理由は、多分牛乳。
子供の頃の私は、牛乳に醤油せんべいを
浸して食べるのにはまっていて、
幼馴染が家に遊びに来る時は、
必ず二人で牛乳パック1本空けていた。

ということで、
親には怒られるわ、
小児科の先生には
コップ1杯以上牛乳飲むなと言われるほど、
こよなく牛乳を愛していた。

いつの間にやら
年齢が上がるにつれて、
勝手に痩せて、
多分、今ふつう位。

牛乳もそんなに飲まなく(食べなく?)なった。
とは言っても、
何故か海外生活をすると、
朝にシリアルを食べたくなり、
アールグレイにミルクと砂糖を入れて
飲みたくなる傾向がある。
(日本では炒め物やサラダに緑茶)

前回スイスに3ヶ月いた時も、
例にならって、
海外朝食セットを買っていた。

ところがどっこい、
その3ヶ月間、
異様にお腹にガスが溜まって、
本当にお腹が常に苦しくて、
30秒ごと位に時限爆弾だった。

その時に、
「牛乳は体に悪い」という話と、
「日本人は乳製品を消化する機能が低い」
ということを聞いた。

とは言え、
今まで乳製品でそんなことにならなかったし、
実際牛乳を止めてもガスは溜まっていた。
お金をあまり使いたくなくて、
天気も悪かったし、
家にいてばっかりだったせいだと
自分の中での結論を出した。


日本に帰り、
運動もしていたし、
気づいたら元に戻って、
バタバタっとハンガリーに来て、
そんなこと忘れていた今日この頃。

"Jo Reggelt" (good morningの意味)という
私がはまっているビスケットの、
シリアルバージョンを発見し、
これは食べねばと、
再びシリアル生活を開始。

たったの数日で
再びガスがお腹に戻ってきた。

ちなみに、
ヨーグルトは毎日食べているし、
カフェラテとかで牛乳も摂取している。

でも何故か、
「牛乳」というそのままの状態で摂取すると、
効果覿面な体になってしまったらしい。

ということで、
牛乳とお別れすることにした。

そうなってくると、
最近全くやっていなかった
醤油せんべい牛乳浸しが急に恋しくなる。

この話をすると、
大抵みんなが気持ち悪がるけど、
唯一、「柿の種を食べた後牛乳飲みたくなる気持ちと
一緒でしょ?」と同意してくれた子がいた。

そして私の幼馴染は未だにこの食べ方をたまにするらしい。

そして私も気がつけば、
毎日野菜にクリームチーズと醤油をかけて食べている。

そんなこんなで
気になる方は是非お試しください。
(話が逸れた?)