Monday, 12 October 2015

パプリカと出汁



知らなかったのは私だけなんだろうか。
最近、出汁の味付けの料理にパプリカを入れるのに
はまっている。

この組み合わせ、異様に合う。

最初、パプリカの匂いをかいだ時に
ふと、鰹節と合うイメージがわき、
浅漬けの素と鰹節とパプリカという組み合わせをしたら
はまってしまった。

昔から、色々試してみたいタチなのだけれど、
ちょっとずれていることが多い。

パンに練乳が合うのなら、
ご飯にも合うだろうと思い、
オニギリの具を練乳にしたら
ものすごいマズかったこともあったっけ。

この微妙なチャレンジ精神は
間違いなく母親から来ていて、
昔母が作った、ワカサギの唐揚げ入りカレーが
めっちゃまずかった。

確かに鶏だったら唐揚げカレーおいしいけど。
ワカサギは無いわ。

ということで、
自分の妄想力に
全く期待していなかった
パプリカと出汁。

珍しく当たりでした。

皆さんも是非。

***写真の甘くないハンガリーのパプリカの話なので
カラフルなパプリカは試したことありません。





Sunday, 4 October 2015

ホコテンの産物


週末は大体くさり橋を歩いて
ペスト側へ散歩するこの頃。
たまにイベントで橋が歩行者天国になっているところに出くわす。

ということで、
この間ちょうどいい時間に
歩行者天国に出くわした。

私が思う「くさり橋を一番満喫できるポイント」は
車で橋を渡る時。


このライオンにガオーっと見下される感じが
何とも言えずいい感じ。

普段は自分で運転しているので
写真を撮れないし、
歩いていても車がいるので
これまた写真が撮れない。

こんないい機会はないわと
バシャバシャ写真を撮ってみた。

その産物がこちら↓↓↓
普段とは違う角度から
くさり橋をお楽しみください。

















Saturday, 3 October 2015

呼吸器科の専門医へ行く。



さて、ホームドクターに行って
呼吸器科の専門医のアポは取ってもらった。
(直訳すると肺臓学科?)

どこにあるのかとgoogle mapで
行き方のイメージトレーニングをすることに。




何でしょう、この隔離されてそうな感じ…
専門医と言われて、大きな病院か、
クリニック的な様相を想像していたので
大丈夫か?と不安になってきた。

約束の10時より15分ほど早く着き、
恐る恐る中へ。
人気のない薄暗い感じ。
と、小窓の中に体の大きな看護師さんがいた。

ホームドクターが何やら書いてくれたメモを
そのまま渡す。
ハンガリー語でガンガン話されて
さっぱり訳が分からず、
なんか「カード」的な言葉が聞こえたので
健康保険証的なカードを渡してみたら
当たってた。

更にガンガン話されて
「ママ!ママ!」と言われ
一体何語なのか分からず。
「分かんないよ〜」って言ってたら、
奥から小柄な看護師さんが出てきた。

「your mother name!」と言われ
やっと母親の名前を聞かれていたことが判明。

そういえばビザの申請の時も
母親の旧姓を書く欄があったので
ハンガリーでは重要な情報なのだろう。

座って待っていてと言われたので
座って改めて中を見渡してみる。


携帯のカメラで撮ったので
すごい暗いけど、
中は意外といい感じというか、
建物は古いけど小綺麗にしてある感じだった。

電気ではなく自然光なところと
質素な感じが共産って感じだったけど。


これまた全然写ってないけど、
古い体重計が置いてあって
レトロないい感じ。

と、小柄な看護婦さんに呼ばれ
扉の中へ。
小さな小部屋の奥に扉がもう一つ。

何言ってるか分からないので
何していいか分からず。
お互い身振り手振りで
全く噛み合わないこと3分。

肺のレントゲンを撮るために
小部屋で服を脱いで
奥の部屋へ入ってこいと
言っていたらしいことが判明。

小部屋で上半身完全裸の状態になり、
奥の部屋でレントゲン撮影。

その後服を着て
更に別室へ呼ばれる。

今度は体の大きな看護師さんが
肺活量のチェック。

身長と体重を聞かれた。
前日にハンガリー語の学校で
数の言い方を復習したところだったので
問題なく通じてよかった。

その後はハンガリー語だったけど、
看護師さんが息を一緒に吸ったり
勢いよく吐いたりしてくれて
単純に真似っこ。
「もう一回」というのも
前日に学校でクラスメートが言っていたので
意味が分かって運がよかった。

それにしても
この二人の看護師さん
ハンガリーに来て一番サービス精神があった。
優しい。

そしてついに問診の部屋へ。
若い女の先生で、
握手で自己紹介される。
「Do you speak English?」
と聞かれた瞬間、
「あ〜!やっと言葉の通じる人に会えた!!」
と思わず言ってしまった。

すごく穏やかで物腰の柔らかい先生。
色々丁寧に聞いてくれた。

これまた電気のついていない部屋で
自然光の薄暗い感じの中
かなり旧型のパソコンに
先生が私の喘息の歴史を入力。
その場で処方箋をプリントアウトしてくれる。

日本で使っていたシムビーコートはあったものの
アレルギー抑制の薬はハンガリーで認可されておらず
似ている薬を出してもらうことに。

ハンガリーでは
喘息の人は症状の有無に限らず
3ヶ月に1回診察に来るのだそう。

「日本では症状が出た時か
薬が欲しい時しか行っていなかったよ。」
と言ったら、
「日本では違うのね。」
と言われた。

無料で3ヶ月に1回診てもらえるのは
有難いけれど、
私はそんなに重症ではないので
そんなにしょっ中行かないと思われ。

次回この病院に行きたい時は
ホームドクターを通す必要はなく、
直接この病院に予約の電話をすればいいそう。

ということで、
先生にお礼を告げて退室。
看護師さんたちに挨拶して外へ。

処方箋があればどこの薬局でも薬をもらえるとのことで
帰りに薬局に行ってみる。
3ヶ月分のアレルギーの薬のうち、
2ヶ月分しか在庫がないとのことで、
2箱(1箱28個入り)のみでお会計。

260,00 ft

ハンガリーでは、「 . 」と「 , 」が逆なのは知っているけど
一瞬戸惑うこのお値段。
2ヶ月分の薬が260ft!(130円弱)。
安すぎてびっくり。


早速、毎晩一錠飲んでいて
初日から効いてる感じ。

ちなみに薬局で薬の在庫がない時は
頼めばすぐに取り寄せてくれるらしい。

最初はどうなることかと思ったけど
最終的にはいい先生と看護師さんの
病院に出会えてよかった。
これで今後喘息が出ても大丈夫と思うと
何だかとっても安心した。

後は婦人科と歯医者かな。
と思うけど、
年末に日本に帰ろうと思うので
今年はとりあえず日本で診てもらおうかな。
と考え中。

少しずつ
ハンガリー生活開拓中。







Tuesday, 29 September 2015

「知的であるかどうかは、五つの態度でわかる」



「知的であるかどうかは、五つの態度でわかる」

友人がfacebookでシェアしていた記事。

私が最近毎日思っていたことと
ドンピシャだったので、
ものすごく共感。

自分が多少人より頭がいいからと言って、
他人を見下したり、
自分の意見が常に正しいと押し付けたり、
相手の理解度に合わせて自分の説明の仕方を
変えられない人というのは
本当に頭がいい人ではないと思う。

これはお金持ちにも言えることで、
日本で働いていた時に実際目の当たりにしてきたこと。

少しだけ人よりお金持ちな人は、
その少しを利用して
他人を見下したような態度を取る人が多く、
本当にお金持ちの人ほど
誰とでも対等に話している。

常に自分が優位に立っていることを誇示する人は
本当に周りから見ていて大人気ないなと思うし
実際全く優位に立ててないと思う。

そしてそんな人に限って自分が見えていないので
他人がしたことに対して文句を言っている内容と
全く同じことを自分もやっていたりする。

という感じの人に振り回される日々。
最初はトイレに涙を拭きに行くこともしょっ中で
もうノイローゼになるのではないかと思ったけど
最近は口で返事して心で無視する技を身につけた。

そんな中で読んだこの記事。
ものすごく励みになる。
嫌な人もいるけれど、
そんな人は反面教師にして
私は同じ思いを人にさせないように
努力していこうと改めて思った。

負けるな自分。
と、周りに状況を理解してくれる人がいないので
自分で自分を励ます日々。







Sunday, 27 September 2015

ブダペストのホームドクター


喘息で地味に苦しい日々。
薬がなくなってしまったので、
入手せねば。

ということで、
ハンガリーで初めて病院へ行くことに。

会社の日本人に聞いてみたら、
必ず最初にホームドクターに行ってからでないと
他の病院には行かれないと知り、
「私のホームドクターって誰?」ってことになった。

ホームドクターの存在は知っていたけど、
どういう仕組みか知らないし、
実際海外で病院へ行ったことあるのは
スペインに留学していた時1回だけで
留学用の保険だったので勝手が違った。

サラマンカの病院の受付で、
「国民保険的なものに入っていない人は
症状関係なく一律100ユーロ」的なことを言われ
ただの発熱で100ユーロ払わされ、

最初に下調べ的な検査をする看護師さんを
お医者さんと勘違いして症状を力説してしまったら、
「うん、うん、辛いね、分かるよ、分かる」
って感じで大きく頷いたリアクションしてくれた。
そんな思い出。

考えても分からないので
会社の人事に手順を聞いてみた。

カンパニードクターなるものもいて、
その人をホームドクターにしてもいいけど、
家から遠いので、
家から近い所で選んだ方がいいのでは。とのこと。

ホームドクターは一人しか選べないけど、
もし会社で具合悪くなったら、
カンパニードクターに診てもらうことも可能だそう。

ということで、
今回は家から近い所を教えてもらった。

診療所(?)の住所と、
そこにいる6人の先生の名前をもらう。
家の住所ごとに行く診療所は既に決まっているらしく、
6人のうち好きな人を選んでいいと言われたので、
女の人がいる時間を狙って行くことに。
英語が話せる先生だということも確認してもらった。


(診療所の地味な入り口)

中は至ってシンプルで、
廊下に5つの扉が並んでいて、
扉の脇に椅子が並んでいた。


扉にそれぞれ先生の名前が書いてあったので
自分が行きたい先生の扉の横に座ってみる。

しばらくして、
隣の先生の扉の横には8人待っている人がいるのに
自分の先生の扉の横には私の他におじさんが一人しかいないことに気づく。

さては隣の先生の方が腕がいいな。
と思ったけど、女の先生がよかったので、
待ってみた。

開始時間が来ても何も起こらず。
15分経って、先生が出勤してきた。
でも10分経っても何も起こらず。
更に15分経って、看護師的な人が出てきた。

私:「英語わかる?」

看護師:「分からないけど、先生は分かるよ」

私:「初めてなんだけど、どうしたらいい?
  みんな適当に椅子に座ってるけど、
   どうやって自分の番って分かるの?」

看護師:「⚪︎×ハンガリー語⚪︎×」

この時点で、周りのハンガリー人から
かなりジロジロ見られていた私たち。
隣で待っていたおじさんが、
会話が噛み合わなくなっているのを見て
英語で通訳してくれた。

おじさん:「どこの通りに住んでるかって聞いてるんだよ」

私:「この通りだよ」

看護師は先生と何か確認する為に部屋に入っていく。

おじさん:「順番は簡単で、僕が1番で君が2番だよ」

ということで、待つこと数分。
また看護師が出てきた。

看護師:「⚪︎×ハンガリー語⚪︎×」

おじさん:「この通りのこっち側かあっち側のどっちに住んでるの?」

私:「こっち側だよ。会社の人が調べてくれたから
この診療所で間違いないはずだよ」

看護師:「⚪︎×ハンガリー語⚪︎×」

おじさん:「この通りのこっち側の何番に住んでるの?」

私:「⚪︎番だよ」

看護師は再び部屋に入っていき
更に待つことに。

おじさんが呼ばれて診察。
出てきたと思ったら、
私の所へやって来た。

おじさん:「君の住所の先生は違う先生だから。
今日の午後にしか来ないから、
その時間に来てだって。」

私:「えっ、何で?この先生じゃダメなの?」

おじさん:「知らないけど、そういうシステムなんだよ。
じゃ、そういうことだから」

と、おじさんは帰って行った。
よくよく扉の先生の名前を見てみると、
下にハンガリー語と、いくつかの住所が書かれていた。
おじさんが私の先生と言って指差した先生の名前の下に
家の住所があった。

どうやら通りの両側に一つずつ診療所があり、
その診療所の中の自分の番地担当の先生がホームドクターらしい。

ということで、
隣の8人待ちの先生は、腕がいいのではなくて
単純にその番地に病人が多いだけだった。

午後再び診療所へ行き、
違う扉の先生へ。

呼ばれて中に入ったら、
おじいちゃん先生だった。
そして看護師も先生も英語話さず。。

念のため会社のハンガリー人が書いてくれた
「花粉症でアレルギー反応が出て
喘息になったので薬がほしい」
というメモと、
いつもの薬の英語名を見せて、
AsthmaとPollenを連呼してみた。

先生と看護師が話し合い。
先生が何やらノートで調べ始めた。

先生おじいちゃんのくせに、
ピンクと紫のカップケーキに
チェリーが乗ってる絵のノートを使っていて 、
何そのギャップ!と心の中で笑った。
可愛すぎる。

どこかに電話をかけたと思ったら、
何やら情報を書き出したメモを渡される。
住所と電話番号と翌日の日付と10時と書かれていて、
喘息専門的なことを言われたので、
よくわからないけど
「明日この場所へ行けってこと?」と英語で聞いたら
よくわかってないんだろうけど
「そうだよ」とハンガリー語で返ってきた。

わかってないのに分かり合えるって
人間ってすごいな。

ということで
どうせ専門医に行くなら
何故1時間も待たされて
ホームドクターに来なくてはいけないのか
無駄な気がしてしょうがないけど、
とりあえずホームドクターについて
学ぶことができた1日だった。

そして、全然英語の通じないホームドクターなので
やっぱりハンガリー語を学ばねばならないと実感。

専門医の話はまた後ほど。






Sunday, 20 September 2015

にっくき秋花粉


「にっくき」って「憎っくき」って書くらしい。
ということを今知った。

という話はさて置き、
喘息持ちの私は、ブタクサの花粉なるものに
見事にやられている。

窓を開けて運転してたりすると、
急に空気が吸い込みにくくなり、
苦しい。

ハンガリーに来る前、
喘息でお世話になっている先生に
「出来るだけたくさん薬を処方してください」
と言ったら、
「アレルギー体質の人というのは、環境が変わると治るんだけどね。
飛んでるものが変わるから」
と言われたので、すっかり安心しきっていて、
確かに春は大丈夫だった。

日本でも花粉では大した喘息にはならない。

しかし、このブタクサなるもの、
ものすごい威力。

空気の中に小さなイガ栗でもいるのか?
という感じで
呼吸する度に空気に攻撃されている気分。

秋が一番好きな季節だったので
大分ハンガリーの秋に期待していたのに、
全く清々しくなくて笑える。

職場の人が、
ドイツへ旅行して出会ったハンガリー人に
今ハンガリーに住んでいると言ったら
「お前すごい頑張ってるな!」って言われたんだそう。

はっきり何とは言えないけど、
モヤッと生き辛い国なんです。
こんな国初めて。

そんな国でも、
他に選択肢がある中でわざわざ選んで来ている人もいて、
きっとその人たちには私にはまだ見えていない
ハンガリーの魅力が見えてるんだろう。

早く見たい、それ。
切実に。








Wednesday, 2 September 2015

フランス語が分かる方へ(分からなくても面白いけど)




宮崎県小林市のCM。
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面白すぎる!!!

フランス語が分かる方は
注意してきいてみて下さい。

分からない方は
字幕を見ながら
お楽しみください。