Tuesday, 23 June 2020

住めないけど。。




VOGUEのビデオを偶然見つけ、見てたら止まらなくなってしまった。

ニコール・キッドマンとか、
レディーガガとか、
リッキーマーティンとか、
カーラとか、
テイラースウィフトとか、
セレブのお宅拝見みたいなのが沢山。

住めないけど、
見てて気持ちいい程の贅だわ。







Wednesday, 3 June 2020

ジャパニーズ ポロ子



私は生まれも育ちも東京で、
とは言え田舎の方なので、
田んぼや緑と住宅街に囲まれて育った。

でも、生まれてから31年間は
カメムシというものを見たことがなかった。

初めてカメムシを見たのは、
ブダペストの自宅で、
掃除しても掃除しても出てくるし、
(改装しているけど共産時代の古いアパート)
よく、ポックリ逝ってしまわれているのを見かけるので、
心の中で「ご臨終ムシ」と呼んでいた。

暫くして、
ブダペストで会った日本人の友人に
それがカメムシだと聞いて初めて
「ご臨終さん」がカメムシだと知り、
その後、職場のハンガリー人と話していて
それがハンガリー語で
何とも可愛らしく「ポロシュカ」という名前だと知った。

知ったからには「ご臨終ムシ」はめでたく、
「ポロちゃん」とか「ポロ子」と呼ばれるようになった。
(私からだけだけど)

昨日、久々に会社に行って、
家について鞄を見てみたら、
懐かしい形の物体が鞄に付いているのが目に入った。
そう、日本人のポロ子。

私は虫が嫌いなので、本当は気持ち悪いんだけど、
なんか懐かしいのと、日本で初めて見たのと、
一人で笑いながらティッシュで優しく包んでお別れ。

ハンガリーではアジアから入ってきて大繁殖したらしく、
会社の壁とか一面ポロちゃんだらけで
結構グロい感じだったな、と一年ぶりに思い出した。

ハンガリー人は窓開けるのが好きで、
常にオフィス内にポロ子が二人くらい飛んでいた。
(オフィスは極めて清潔です)

日本人の上司が、
割とみんな真剣に仕事している時に
いきなり紙を丸めて作った棒で
床や机を「バンっ」と叩くので
周りが「あのおじさん何やってるの?」的に固まっていると、
どうやらニュースで
「ポロシュカの対策としては、ひたすら退治していくしかない。」
的な専門家のコメントを聞いたらしく、
上司自ら体現することにしたらしかった。

ハンガリー人もポロ子は気持ち悪いと思っているらしく
そんな話もよく出たけど、
キリスト教だからか、やっぱり生き物に対しては感覚が違うようで
上司の冷酷な叩き方に、ドン引きしている雰囲気が漂っていた。

漂っていたと言えば、
よくポロ子の香りはパクチーと言われているけど、
私がその上司が残虐したポロ子の香りらしきものを感じた時、
これまた言い方が悪いけど、どちらかと言うと
「不治の病にかかった病人の匂い」だと思った。

そんなこんなで、
昨今のハンガリーに滞在している/していた人にとって
ポロ子とは切っても切れない存在であり、
常に何かしらの話題を提供してくれる存在だったなと
ジャパニーズ ポロ子の、ハンガリー ポロ子に比べると
ひっそりとした存在感を目撃して実感した。












Monday, 1 June 2020

気に入ったものが廃盤になる件。



気づけば5月も終わり。
ということは、日本に帰ってきて丁度丸1年経った。

あんなにブーブー言ってたColmarも
こうして遠い異国から写真を見てみると、
中々キレイだったんだなぁと思ったり。
(別にもう行かないと思うけど)

そんなこんなで、
やっとのことハンガリー人と働くアリ地獄から解放されたのに
日本の職場で組んでた人が、どうやら発達障害の気があったようで
会社に着くとまぶたが痙攣して止まらない現象と胃痛に苛まれ、
ブログも書くことがないままに時が過ぎました。

ありがたいことに
発達障害っぽい方は4ヶ月前に退職されましたが、
いまだに後始末が必要なことがチラホラ。

そしてイタリア人の社長が、
日本人とイタリア人の悪い所だけ組み合わせたみたいな人で、
最近白髪が増えてきたけれど、
やっぱり最初から私はオフィスワークの人間じゃなかったんだな。
と、最後から2番目の転職をすべく、
学校に通い始めることに。


そして、そんな話がしたかったのではなく、
今日スーパーに行ったら、
帰国してからずっと気に入って使っていた柔軟剤が
廃盤?になるそうで在庫のみ安売りされていた。

外国で売ってそうな懐かしい香り(ダウニーとは違う)で、
確かに日本の柔軟剤っぽい香りじゃなかったんだけど、
それが個性という名の「売り」だと思っていたんだけど、
新シリーズは、何の変哲もない白地にピンクの花柄パッケージで
カワイイ系の香りになっていた。

昔から、私がハマって買うものは
割と廃盤?になることが多い。

大学生の時にハマっていた、マウントレーニアのイチゴオレとか。
タリーズのイングリッシュトフィークッキーとか。
ハンガリーの職場近くの田舎カフェのクッキーとか。

「美味しすぎる!」と、毎日バカみたいに買っていると、
友人が何かにつけてプレゼントしてくれる位
いつも買ってるのに、
大体しばらくすると廃盤になる。


最近びっくりしたのは、
その発達障害っぽい人からのストレスによる胃痛持ちだった時から、
朝駅近くの成城石井にて、ドイツの炭酸水を毎日買っていたのに、
コロナによる在宅勤務で私が買わなくなったからなのか、
一回パソコンの調子が悪くて久々に出勤したら
もう売っていなかった。

そんな、たった一人の客が買うか買わないかで
取り扱いが変わるものなのか?

なんでいつも私が気に入っている商品が目の敵にされるんだか。
かれこれ10ヶ月も毎朝買ってたのに。
たかだか2ヶ月しか経ってないのに。

確かに、好きになる物が変わっている傾向にあるけど、
だったら最初から私が好きになる前に商品化しなきゃいいのに。
ハマらせといて失望させる、このテクニック。。

と、また訪れた馴染みあるこの心の寂しさを少しでも後回しにするべく、
在庫限りの柔軟剤を抱えられるだけ買い溜め。

このご時世、消毒液でもマスクでもハンドソープでもなく、
廃盤になる位、人気のない柔軟剤なので、
一人何個でも買えるという。

ドイツの水は、他の炭酸水より泡が細かくて、
胃痛にはピッタリだったけど、
よく考えれば、胃痛と目の痙攣は治ったので
また、別の飲み物にハマろうと思う。


そんな感じで
別に何でこれを機に一年近くぶりにブログを書こうと思ったのか
分からないレベルの心のぼやき。