Monday, 27 August 2018

Ms.の意義に異議。



今の会社に入ったばかりの頃、
うちの会社の人たちが、メールの署名部分の名前の後ろに
自ら(Mr.)とか(Mrs.)とか付けてるので
「自分でMr.って言ってて、何か笑える」
と思っていた。

確かに色んな国の人たちとメールする時に
割と困るのが、性別不明の人にメールする時
日本語みたいに性別関わらず「様」と付ければ済むわけでなく
Googleで画像検索して、多く引っかかった方の性別の敬称を付けてみたりして
英語(というか外国語?)の面倒臭いポイントだったりする。

という状況を考えれば分からなくもないし、
実際英語のネイティブとはビジネスメールを交わすこともなく
私が日本人的感覚で笑えると思ってるだけなのか
実際英語としても笑えるポイントなのかハッキリしていない。

でもうちの会社以外には見かけないので一人違和感を持っていること3年半。
ハンガリーの未解決気になるポイントとして頭の片隅に残っている。

とは言え名刺にも自動的に(Ms.)と入って印刷されて来るので、
そんなもんかと思いながら暫く。

今度はうちの会社の人々の(Ms.)の認識が間違っているのでは、
と一人悶々としている。

と言うのも、既婚者で(Ms.)を使っている人がおらず、
自動的に(Ms.)を使っている人は未婚者のみになっている。
って、それはもう(Miss)と何ら変わり無く、
(Ms.)の意義はどこに行ったのだろう。
そもそもこの人たちはMs.の意味を知っているのかな。
と、気になっていた。

先日、向かいに座っている既婚者の同僚宛にドイツ人がメールしてきた時
同僚の署名には(Mrs.)の記載があるのに、
Ms. XXXXXと宛名が入っていた。

やっぱドイツとか、女性が強いからMs.って使うんだろうな。
ハンガリーは言っても未だその辺少し保守的と言うか、
西に比べると色んな所での平等の概念が遅れ気味だよな。
と一人思考を巡らせながら仕事していた。

そしたらメールを受け取った本人が隣のハンガリー人に、
「この人Ms.って書いてきた」と笑ってツッコミを入れていた。

使い方が時代とずれてるのは、どちらかと言うと貴方なんですけど。。
と、やっぱり社内でのMs.の意義に疑問を感じている日々。

今まで3年半、薄々と感じてきていたけど、
ハンガリー人って割と
「A + B = C」と「A + D = C」の計算は出来ても
この二つの式を解いた後に
あ、「B = D」だな。と気づく系の人が少ない気がする。

と言うことで、
うちの会社ではMs.の存在価値が全く無いにも関わらず
Ms.が多用されいてると言う変な風潮がある。







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