Saturday, 25 February 2017

美髪のマリボル


最近やっと車の運転も慣れてきたので
ハンガリーの外へ車で行く練習をしている。
ということで、先月の週末に一泊で
スロベニアのマリボルという街へ車で行ってみた。

選んだ理由は行けそうな場所にあって
行ったことなかったから。
写真で見たらいい感じだったのに、
行く前日に、あんまきれいじゃないよと言われ、
期待せずに行ってみた。

ちなみに私がいい感じと思った写真はこちら↓(Wikipediaより)

そして実際がこちら↓

まぁ天気の問題だからしょうがない。
キリキリと肌に刺さるマイナス10度位の時期だったから。


何が有名かというと、↑世界で一番古いワインぶどうの木。
確かに古そうな写真があった。
ということでワインも有名の様子。


とにかく寒くて、灰色だったので、
SPARとかカフェで楽しむっていう、やる気のない旅になった。

↓SPARで売ってた可愛いチョコミルク。
スロベニア産の牛乳を使っております。


今回の旅で一番感動したのは、
↓のレストラン。



なんとまぁ、スロベニア料理じゃなくてボスニア料理屋さんっていう(笑)
行く店だいぶ間違えてるけど、
全然期待してなかったからなのか、何なのか、異様に美味しい料理。
伝統料理らしい染みる味。
本当に異様に美味しくて、友達と異様に興奮してしまった。
内装もとても可愛い。
そういえばワインも飲んだけど、
マリボルのワインじゃなくてボスニアのワイン(笑)

http://www.bascarsija.si/en/index.html

今見たらホステルもやっていたみたいで、
どうせならここに泊まれば良かった。
全然スロベニアじゃないけど、
マリボルで一番オススメは間違いなくこのレストランだと思う。




(ジャコメッティに見えてしょうがない、シナゴーグ前の像)



同じ東欧でもやっぱりユーゴスラビア系だから、
全然ハンガリーとは違った東感。
7年前に家族旅行でクロアチア&スロベニアに来た時と、
実際東に住んでいる今、
同じような廃墟や人々の表情に、
全く違った感想を持つ自分の気持ちの変化も興味深かった。

やっぱり観光だけでは何も見えてないんだなぁと。
戦車とかの残骸を見て戦争を意識してはいたけど、
このボロボロの廃墟も、硬い表情のホテルの受付の人も
全部新鮮で面白いと思っていて、
そこまで深い因果関係とか考えていなかった。
住んでると色んな意味で全然面白いことでは無い。
(戦争があったこと自体もそうだけど、自分に襲ってくる影響も含めて)

今は戦争とか共産とか東には色んな影が根深く残っているのを
ヒシヒシというよりは、ビシビシと感じる。
(廃墟の中の瓦礫は気合いとやる気の問題だとは密かに思っているけど)


そして外が寒いのでケーキ食べて終わりという旅(笑)

今回ボスニアレストラン以外に感動したのがマリボルの水。
マイシャンプー&トリートメントを忘れ
ホテルのシャワーの壁に付いてるやる気の無い泡で出てくる
シャンプー兼ボディーソープで髪を洗い、
ボサボサ確定。
と思ってドライヤーしたら、驚きのサラッサラになっていた。

ホテルのやる気の無いシャンプーのせいかと思ったけど、
マイシャンプーを持参していた友達も髪がサラッサラと感動していた。
よくよく見ると街行く人々も髪がサラッサラ。
オーストリア人がウィーンの水質を自慢しているけど、
ウィーンでこんなサラサラ感は無いから、
マリボルの水は相当やばい。
シャワーだけ浴びに毎日通いたいくらいの美髪になった。

ということで、わざわざ遠くから目指して行く街ではなさそうだけど、
行く方がいれば是非ボスニアレストランと美髪のマリボルをお楽しみ下さい。
(多分夏はハイキングとかも良さげ。多分ワイン農家の家に泊まったり出来そう。
多分スキーも出来るっぽい。やる気の無い旅だったから調べきれていない状況。)








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