YouTubeで面白い番組を見つけてしまった。
その名も「修理、魅せます。」
古い写真とか、本とかを職人さんが修理している風景を撮影した
10分間の短い番組。
普段外国人とか日本のゆとり世代の担当さんとかに
「A」と「A'」がいかに違うかを一生懸命説明しては
全く通じない世界で働いている身としては
「0.1g、一滴の違い」って言葉がしみる。
最近思うけど、
ゆとり世代の働き方って正に外国人だな。と。
過労死する位に身を粉にして働く必要は無いけど、
どうせ8時間拘束されるんだったら
出来るだけ楽で雑に終わらせるより
良い結果が出る様に頑張った方が
自分に戻ってくる達成感が違うと思うんだけど。
という考え方は古いのだろうか。
日本に帰る度に
日本人がこれだけ働かなくてはいけないのは、
世の中で言われている生産性の低さとかよりも
支えている社会の機能性のレベルが違うからなんだなぁ。
と実感するんだけど、
みんなが細かな違いに気づける前提で成り立っている
今の複雑な日本の生活を
果たしてゆとり世代が支えていけるのか。
と、最近電車の遅延が多いのは
技術の後継者が上手く育っていないからだという
新聞記事か何かを読んで心底心配になっている。
きっと元々社会があまり上手く機能していないハンガリーの方が
いざ機能性を保てなくなった時の崩れ方は
よっぽどマシなんだろうな〜。と思ったりした。
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